段ボールコンポストにチャレンジしてみませんか?
『生ごみ』の減量について
家庭から出される可燃ごみの約4割を『生ごみ』が占めていることを知っていますか?
よって、この『生ごみ』を減らすことが家庭から出すごみを大幅に削減させるカギとなります。
また、釧路市は一人一日当たりのごみ排出量が道内主要都市でも多い傾向にあることから、家庭でも気軽にできるごみ排出量削減の取り組みのひとつとして、ここでは
(ア)腐葉土+米ぬか
(イ)ピートモス+もみ殻燻炭
を基材として用いた段ボールコンポストによる生ごみ処理の方法について、実践をもとにご紹介いたします。
日々のわずかな手間で家庭のごみを大幅に減らすことができる段ボールコンポストで、ごみのダイエットにチャレンジしてみませんか?
1.用意するもの
ア)段ボール(2重構造) 2~3箱
イ)ガムテープ(紙製)
ウ)新聞紙 2日分くらい
エ)ショベル
オ)台座(発泡ブロック等)2~5個
2.あると便利なもの
ア)促進剤(米ぬか・廃食油)~投入物の分解促進・温度上昇
イ)温度計~基材の温度管理
ウ)着古しのシャツ~コンポストのフタとして使用する(通気性向上、隙間を無くし虫の侵入を防ぐ)
エ)量り~投入する生ごみの計量
オ)破損防止ネット(目の間隔が1センチメートル程度の樹脂製の網)~撹拌時の段ボール内壁や底面の破損防止
カ)BBQ網~コンポストの下(外側)に敷くことにより、底の型崩れを防ぐ(移動の際にも便利)
キ)厚手のビニール袋~虫が湧いた場合の天日干しに使用
3.組み立て
ア)つなぎ目をしっかりふさぐ(持ち手部分も)~隙間があると虫が侵入します
イ)底部に補強のための段ボールを敷きます
ウ)新聞紙(2日分程度)を敷きます
エ)破損防止ネットをセットします(なくても可)
オ)フタをかぶせます(シャツor段ボール、併用可)
カ)設置します
4.基材の種類とそれぞれの特徴
ア)腐葉土:米ぬか=5:3
市販の腐葉土(14リットル)≒3.85キログラム
米ぬか=2.3キログラム
計量=体重計など、あるいは牛乳パックなどで5:3の容積になるよう計量
イ)ピートモス:もみ殻燻炭=3:2
5.毎日のお世話
ア)しっかりかき混ぜる(中に空気を含ませる)~重要です
イ)中心にくぼみを作る
ウ)くぼみに生ごみを投入する
エ)基材をかぶせる(山を作るように)
オ)フタをする
6.分解進捗のサイン
ア)カビの発生
イ)発熱による水蒸気の発生
7.虫の対処法
ア)廃食油や米ぬかを投入し基材の温度を上昇させる
イ) ビニール袋にて密閉(窒息させる)するとともに、天日干しにより基材の温度を上昇させる。
8.引っ越し
箱の型崩れや損傷が目立ってきたら交換しましょう
9.分解状況
ア)分解しにくいもの
根菜類の皮、骨、種子など
イ)分解に時間がかかるもの
ピスタチオの殻、みかんの皮、ブドウの茎、栗の皮など
ウ)細かくすることよって分解しやすくなるもの
果物の皮、卵の殻など
10.熟成について
ア)熟成のタイミング
生ごみを投入してから3か月程度
分解速度が遅くなってきた頃
アンモニア臭が消えなくなってきた頃
イ)熟成の期間
最後の投入物を分解させるため少なくても1か月
(3か月程度が理想)
ウ)熟成方法
3日に一回程度の頻度で撹拌する
乾燥していたら少量の水を加える
段ボールコンポストの作り方と使い方(ポイントガイド付き)
段ボールコンポストの実践結果はコチラ
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このページに関するお問い合わせ
市民環境部 環境事業課 廃棄物対策係
〒085-0001 北海道釧路市古川町28番地 清掃センター
電話:0154-31-4551 ファクス:0154-24-4145
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