栄養教諭
食生活を取り巻く社会環境は大きく変化し、食生活の多様化が進む中で、朝食をとらないなど児童・生徒の食生活の乱れが指摘されており、児童・生徒が将来にわたって健康に生活していけるよう、栄養や食事のとり方などについて正しい知識に基づいて自ら判断し、食をコントロールしていく「食の自己管理能力」や「望ましい食習慣」を身につけさせることが必要となっています。
このため、食に関する指導(学校における食育)の推進に中核的な役割を担う「栄養教諭」制度が創設され、平成17年度から施行されています。
釧路市では、平成19年度から小学校給食センター(3名)、中学校給食センター(2名)、阿寒町給食センター(1名)に栄養教諭が配置され、食に関する指導と給食管理を一体のものとして行うことにより、地場産物を活用した給食と食に関する指導を実施するなど、教育上高い相乗効果がもたらされています。
学校給食における食育の推進
- 学校における食育
栄養教諭の専門的な知識を活用して、給食時間や学習の時間等において学級担任等と連携しながら食に関する指導を実施し、児童・生徒の健全な食生活の実現と健全な心身の成長を図ります。 - 家庭における食育
給食だよりなどを利用して、正しい食生活や食習慣、伝統的な食文化などの情報を発信し、家庭における食育の一助とします。 - 地域における食育
PTAによる試食会やまちづくり出前講座などに栄養教諭が講師として出向き、学校給食における食育の取り組みについて、地域の保護者等の理解を深めます。
このページに関するお問い合わせ
学校教育部 教育支援課 給食係
〒085-0816 北海道釧路市貝塚3丁目7番22号
電話:0154-41-0564 ファクス:0154-41-0574
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