令和4年度 釧路市文化賞・文化奨励賞(令和4年9月3日掲載)
令和4年度釧路市文化賞・文化奨励賞について
令和4年度釧路市文化賞・文化奨励賞受賞者が決定いたしました。
釧路市文化賞

22歳で釧路時代の啄木研究を始められました。文献一冊一冊から独学で調べ、関わった人たちの証言や記録資料を集め、国際啄木学会で発表するほど、新事実を多数発見してこられました。
釧路滞在中の啄木に関してのイメージを払拭し、真実を伝えることで作品の良さを見直してもらいたい一心から、釧路啄木会を2006(平成18)年に設立。他都市と情報交換を行うなど、会長として会の発展に尽力され、国際啄木学会理事や、北海道支部長を歴任し、国際啄木学会釧路大会では実行委員長を務め、普及活動にも熱心に取り組まれてこられました。
啄木について分かり易く身近に感じてもらえるよう、釧路市内外で講座を頻繁に開催し、啄木研究を広く後世に伝え、釧路市における啄木文学の普及・発展に長年貢献されております。
釧路市文化奨励賞

高校卒業後、音楽活動に興味を持たれ、仕事の傍ら「釧路混声合唱団」に入団され、副団長として演奏会の企画・運営にも携わりました。
釧路合唱連盟の設立に尽力され、事務局長や理事長を歴任し運営や企画等を担われ、また全日本合唱連盟北海道支部の副部長も務められ、現在は相談役として連盟を支えられておられます。東京公演の開催や周年記念演奏会でも中心となって運営されました。「釧路男声合唱団」でも入団後6年で代表に選出され、合唱音楽文化の振興に貢献されてこられました。
第九演奏会等では合唱団を取りまとめ、釧路市の合唱音楽文化を語る上で欠かせない存在である一方、釧路市文化団体連絡協議会副会長、釧路地方文化団体連絡協議会副会長として、釧路市の文化芸術全般の普及振興に長年努められております。

1975(昭和50)年に「釧路青少年吹奏楽団」として創立し、1981(昭和56)年に地域に根差した音楽性豊かな市民バンドづくりを目指して「釧路市民吹奏楽団」に名称を変更し、47年という長きに亘り活動を展開されております。
1986(昭和61)年から室内楽コンサートを毎年開催し、釧路市藝術祭には40年連続出演。市民行事の参加や慰労演奏も積極的に行われています。
市民と楽しみ身近に感じる活動を大切にしたいという思いから、子どもから大人まで参加できる三世代生涯学習バンド「市吹リベルバンド」(現くしろリベルバンド)を2001(平成13)年に発足するなど、先進的な取り組みを行ってこられました。
団員の技術向上のみならず、後進の育成にも尽力する等、釧路市の音楽文化普及に長年に亘り努められております。
釧路市文化賞とは
「釧路市文化賞」及び「釧路市文化奨励賞」は、釧路市の文化の発達に貢献した個人又は団体を表彰するため、昭和30年に創設されました。
これまで、芸術(音楽、文学、美術及び芸能)及び科学(自然科学及び人文科学)の分野で釧路市に多大なご貢献をいただいた方々・団体を表彰しています。
釧路市文化賞~個人:53名、団体:13団体(令和4年度現在)
釧路市文化奨励賞~個人:47名、団体:23団体(令和4年度現在)
過去の受賞者
過去3年間の受賞者は表のとおりです(過去の受賞者一覧は下記ファイルをご覧ください)。
年度 |
文化賞 個人 |
文化賞 団体 |
文化奨励賞 個人 |
文化奨励賞 団体 |
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R1年度 |
- |
釧路鳥取かさ踊り保存会 (郷土芸能) |
二橋 潤一 (音楽) |
永久保秀二郎日誌を読む会 (郷土史研究) |
R2年度 |
髙橋 佐吉 (文化振興) |
- |
片桐 茂貴 (文化振興) |
- |
R3年度 |
吾孫子 雄子 (美術) 小林 民子 (文学) |
- |
- |
- |
ダウンロード
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過去の受賞者一覧 (PDF 191.5KB)
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釧路市文化賞条例施行規則 (PDF 101.0KB)
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申請書・推薦書(個人) (Excel 39.0KB)
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申請書・推薦書(団体) (Excel 39.5KB)
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このページに関するお問い合わせ
生涯学習部 生涯学習課 生涯学習係
〒085-0016 北海道釧路市錦町2丁目4番地 釧路フィッシャーマンズワーフMOO4階
電話:0154-31-4579 ファクス:0154-22-9096
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