2007年5月のどうぶつえん日記

ページ番号1002024  更新日 2022年8月25日

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2007年5月29日(火曜日)

(6月6日に一部文章を訂正しています。今日の日記は書きたいんですが・・・間に合ったら書きます!)

例によって、もう真っ暗な時間に更新作業の担当者です。
ニュースにも書きましたが・・・
今日はオシドリがふ化し、フライングケージもにぎやかになってきました。
オシドリは他のカモ類とは違って、木の枝に止まります。
そして樹洞を巣としています。
ケージ内では比較的高い位置にある巣箱を利用し、産卵します。
ふ化したヒナは、ジャンプして、巣箱の外へでます。

写真:フライングケージ内の巣箱の中
(巣箱の中から。手前の白いものはふ化したときの卵の殻です)

写真:フライングケージのヒナ脱出防止の木の板
(木の板で脱出防止)

ヒナが巣箱から出るには、最低でも30cmのジャンプ力が求められます。
巣箱を確認したときには、ヒナが残っていませんでしたから、ふ化してまもなく、飛び越えていったことになります。
右の写真は、元担当者がヒナの脱出防止用に木の板、目の細かい網を張ってくれています。
今日現在、フライングケージ内で自由にさせています。

そして、シマフクロウですね。
3日前、今日と、巣箱から頭が見えるよと聞いたので、記録をと思いケージに行ってみたら、何にも見えない。背伸びしても角度変えても、全然。
とりみロッヂのモニターで確認したら・・・思いっきり巣箱の後ろの方にいました。
これじゃ見えるわけありません。

で、閉園後にもう一度確認にいったら、今度は頭が見える・・・・なんて話ではなく、全身見えてましたから。
(いや、ホントに予想外)

写真:2007年生まれのシマフクロウの巣立ち直前の様子
(左上に父母がおります。)

写真:2007年産シマフクロウがまもなく巣立ちのため巣の入り口に立っている様子
(拡大写真。いつ巣内に戻るかわからないので、焦って撮影してました)

まだ巣立ちではありません。ここから飛び出せば、巣立ちになります。
別な係員が観察を終えて移動すると、幼鳥もじっと係員の方を見ていて、限界までくると、体を乗り出して見ていたそうです。
巣立ちも近いでしょう。

まずはケガをしないで、降りていただきたいものです。

ちなみに私の予想はオス、上に出てきた係員の予想は、メス。
どちらも根拠も何もありません。感だけです。
正解は・・・だいぶんあとに、忘れなければ書きます。

担当者、明日から出張のため動物園HP全般の更新に若干、間があきます。
ご了承下さい。
(釧路にいませんから、どうしようもありません)

2007年5月25日(金曜日)

珍しく明るい時間に入力している、担当者です。
途中で閉園の時間になって、続きは暗くなってから書くことになるでしょうけど・・・。
(動物を収容して、日誌を書いて・・・やっぱり暗くなってからでした)

トップページにも書きましたが、当園のSLコースター(ジェットコースター)について磁粉探傷試験を実施した際に、ごく微細な傷が発見されました。
当園では昨年まで毎年、超音波検査を実施しており異常は発見されておりませんでした。
今回のごく微細な傷の発見により、部材交換が終了し安全が確認されるまでSLコースターの運転を当面中止いたします。
ご了承下さい。
再運行が決まり次第、お知らせいたします。

鳥類が産卵して抱き続けても、ふ化しない卵があります。
それを無精卵といい、ふ化する卵は有精卵といいます。
また有精卵であっても何らかの理由で成長が止まっているものを中止卵、ふ化直前で殻から出られなかったものを死ごもりといいます。

親が懸命に抱いていても、ふ化せずあきらめてしまったときなどに卵を回収して、検卵後に小さく穴をあけて中身を出して確認します。
(開卵といいます)

写真:卵に穴をあけて開いた様子
(これはマガモの無精卵を開卵したものです)

時間がたちすぎると、腐敗が進んでまったくわからなくなりますが、ある程度だと、途中まで成長していた中止卵であったとかが判断できます。
中止卵の中身だと、あまりお見せしたくないような写真になりますので、それは自主規制ってことで。

今日はオオハクチョウのふ化しなかった卵を取り上げて、4月20日の鶴公園・高嶋さんの日記の「今日の自白!」コーナーにでてくる(システム上、タグは使えないのでジャンプさせられません・・・下の方にあります)

ベテランが事務所に戻ってきて・・・・
「いきなり爆発したっ!!!」

そうです、古くなった卵は腐敗しガスを発生させるので、爆発(というか破裂)することがあるのです。
当然、腐敗しているわけですからその臭いも、恐ろしいまでの強烈な悪臭です。
私も今朝、フライングケージで同じような腐敗した卵を回収したのですが、1日2回もその臭いを嗅ぐことになるとは思いませんでした。
が、しかしオオハクチョウの卵を検査するところまで運んだのは私だったので、正直に「助かった!」と思ってますw

話題は変わりますが、タンチョウ観察広場で抱卵していたペアですがふ化予定期間をすぎたため卵を回収しました。
残念ながら無精卵でした。
そしてタンチョウ観察デッキから見ることができるペアは、2回目の抱卵に入りました。
前回は無精卵だったので、今回こそ有精卵であることを期待したいです。

続いて、「ツクシガモ」はフライングケージ内の他のカモ類に比べ、肉食性が強く、ヒナに被害が及ばないよう非公開ケージに移動しました。
そのためご覧になることができません。ご了承下さい。

写真:ツクシガモをフライングケージから非公開ケージへ移動した時の様子


写真:非公開ケージへ移動し落ち着いているツクシガモの様子
(緑に映える、ツクシガモ。写真では5羽ですが、6羽います。もう1羽はすでにプールで遊んでいました。)

いままで隔離室で飼育していたマガモの親子を、開放しました。
ケージ内で隠れている(つもりです)ので、探してみてください。順調に成長しています。

2007年5月20日(日曜日)

前回は夜9時頃に内容を承認して、上位サーバに更新依頼を出して翌日に更新されるだろうなぁと思いながら自宅でHPを確認するとすでに更新されていて驚いた担当者です。
(手作業で更新ですから。何時までいるんでしょう?)

あまりよくない週末の天気予報でした。そのため少な目の来園者数でしたが市内近郊のみならず関東から来ていただいたお客様や2日間連続でご来園されたお客様もいらっしゃいました。
年末年始(12月24日から1月5日)以外は、雨の降る日(ナナは出ていきません・・・)も風の吹く日(大観覧車などが止まります)も開園していますので、いつでもあいている動物園にどうぞお越し下さい。

さて、みなさんお待ちかねの鶴公園、高嶋さんから原稿をいただきましたー。

湯たんぽです

こんにちは鶴公園です。
前回の日記ではHP担当者が「催促のかいあって」と発言しておりましたが最近では「督促」に近くなっております。
このまま書かないと、どうなってしまうのでしょうか?
私の机の引き出しでミルワーム(あとで説明します)でも養殖されてしまうのでしょうか?
不安な日々を過ごしております私です。

まあ不安がるよりも書けばいい訳ですが慌てて書いておりますので内容のほうはいつにも増してスカスカです。
「増して」と「スカスカ」ですので増えているのか減っているのか本人にもわからない状態でございます。さて今回のネタは下の写真でございます。

写真:タンチョウのために使っていた道具


これは何でしょう?

わからない方は3マス戻ってください。
戻ってもわからない方は1回休みでございます。
と申し上げたいところですがありがたい読者の皆様にそんな暴言を吐いてはいけません。

これは「湯たんぽ」です。
変わった形ですがタンチョウのヒナ用の「湯たんぽ」なんです。

上の口からお湯を入れて、下のトンネル状の所にヒナを入れて使います。
そうしますと親の羽に潜っているのと同じように温まる訳です。
暑くなるとトンネル状の出口あたりに出てきますし、寒い時には中に入ります。
つまりトンネル状の部分を出入りしてもらって、温度を調整しているわけです。

で、この湯たんぽですが現在は湯たんぽとして使っていません。
人工育すうを行っていない為であります。
実物を展示室で展示してありますのでご来園された折には是非ご覧下さい。

「今日の自主規制!」のコーナー

上の文中にミルワームという名前が出てきますが、ミルワームと申しますのは甲虫類の幼虫です。
動物の餌としてペットショップ等で売られています。
本当は写真を載せると親切なのですが、私がイヤなのでやめる事にします。
代わりといっては何ですが文章で説明させていただきます。想像してください。
(どうしても写真を見たい方は、検索サイトで探してみてください。)

形は芋虫状で長さが2cm程です。
色は薄茶色のような感じで体に節がたくさんあります。
動きが素早く、ピンセット等で摘みますと「キュッ!キュッ!」と体を激しく左右に振る元気な虫でございます。
芋虫状の割には表面がやや硬めで動物がカミカミいたしますと、何やらこう突然、

(自主規制)

お叱りを受ける前に自粛いたします。
(原文をみてるのでホントに自粛ですね、これは・・・)

それでは「今日の豆知識!」のコーナーを終わります。

2007年5月17日(木曜日)

今日は午後からすっかり雨に打たれてしまったHP担当者です。
釧路でも昨日、桜の開花宣言が出ました。
今年も日本で最後の開花宣言です。遅い春がやってきました。

さて、ニュースにも書きましたが、本日ポリーが韓国へ向けて旅立ちました。

写真:チンパンジー親子
(生後約6ヶ月の「ポリー」と母の「リリー」)

写真:ケージの中のポリー
(担当者から釧路市動物園での最後のおやつをもらうポリー)

前回、ポリーが元気に私に砂などをかけてきた話を書きましたが、この日はうってかわって、すっかりおとなしい(しょげてる)ポリーでした。
お母さんの「リリー」と離れた寂しさ、見慣れないケージの中での不安感などたくさんあったと思います。
それでも担当者の顔を見ると、落ち着いていました。
1日5分でも10分でも接し続けて、ポリーとの信頼関係を築いた結果だと思います。

私が動物園に来たときに先輩によく言われた言葉が、「1日の中で少しでもいいから、動物と接する時間を作るようにしないと。1日たった5分だけ接するにしても、1ヶ月で150分、1年では30時間接することになる。」

今日は改めてこの言葉を思いだしながら、写真を撮影していました。
韓国のエバーランド動物園の仲間と、1日も早く仲良くなって、お父さんになってください。

まだ、お母さんの「リリー」を見には行っていませんが、5年間、一緒に生活をしていた「ポリー」と別れて、寂しい思いをしているはずですので、ご来園の際にはリリーに一声かけてあげてください。

2007年5月14日(月曜日)

エゾヤマザクラ

もうとっくに花びらが散ってしまったところが多いと思いますが、うちの動物園では、やっと少しですが咲きました。

写真:園内のエゾヤマザクラ1


写真:園内のエゾヤマザクラ2


まだ満開ではありませんが今週末にはいい頃合になると思います。左の写真はサル山前です。
桜の近くにジンギスカンコーナーもありますので、どうぞご利用下さい。

ニュースにはこれから書きますが、11日にフライングケージでマガモがふ化しました。
フライングケージ内の黒っぽい小屋の中にいます。
見にくいですが、観覧通路からでも何とかご覧になることができます。
ちなみに、ケージ内の掃除に夢中で、プールで泳いでいる親子に気づかなくて清掃のおじさんに教えてもらいました。
そろそろとは思っていたんですよ。
予想より1日早かったんです。

ほかにも4ヶ所で卵を抱いていますので、順調に進むことを期待しています。

ニュースに、「チンパンジーのポリー、韓国へ旅立ち」の話題を書きましたが、類人猿舎には旅立つポリーのために、お客様にメッセージを寄せていただく布を用意しました。

写真:座っているチンパンジーのポリー
(5月12日のポリー)

写真:韓国へ旅立つポリーへのメッセージ
(たくさんのメッセージ、ありがとうございます)

まだ若干の余裕がありますので、ご来園の際にはぜひ書き込んでください。
近日中には撤去し、韓国へ送る準備をする予定です。

余談ですが、前にも日記に土を投げつけられた話を書きましたが、ポリーにもやられました。
色々と。

写真:チンパンジーのポリーが草を投げようとしている様子


土だけならまだしも、便を持ってきたり挙句の果てにはオシッコをかけようと金網によじ登って、腰を使いオシッコを飛ばしていました。
間一髪、逃げましたが、土を投げるのはお母さんのマネをしたのかな?と想像できますがオシッコかけようとするのは、どこで覚えたんでしょう?

韓国のエバーランド動物園でも元気に過ごしてもらい、将来はお父さんになった報が届くのを期待ですね。

2007年5月12日(土曜日)

最近は、暖かい日々が続いています。
サクラ前線も、もうすぐ動物園にやってくることでしょう。
園内には、エゾヤマザクラがそれなりにあります。
案外、穴場と思っています。
咲いたら、写真をアップしますね。

さて今日は催促のかいがあって、鶴公園の高嶋さんから原稿を寄せていただきましたので、どうぞ。

よくある質問

皆様お久しぶりでございます。鶴公園です。
鶴公園分はしばらく更新がされていませんでした。
何があったのでしょうか?
あったというよりはむしろ無かったと申しますか、まあ、ネタがなかったんですねぇ。
それなら無理に更新しなくてもいいんだよ?とおっしゃられるかも知れませんがそういたしますと鶴公園分そのものが「無かった事」にされそうですので、何か書かないとまずいわけです。
で、困ったときにはお客様に質問された事をここで答えてしまおう!というこのHPをご覧になってる方は、なんとも押し付けがましい感じのネタでございます。

さて、肝心の質問ですが鶴公園には鶴に似た鳥がよく飛来します。
それをご覧になったお客様は、

その鳥が止まっていると…

お客様:「あれ、鶴の子供ですか?」←不安
私:「はい!そうです!」←即答

その鳥が飛んでいると…

お客様:「わぁ!鶴が飛んでるよ!!」←うれしそう
私:「運がいいですね!」←うれしそう

いやあ、いいことすると気分がいいですねぇ!

・・・すみません。上の会話の一部に嘘が混じっていました。
実は上の会話の鳥はアオサギです。

写真:野生のアオサギ
(お客様にはちゃんと説明していますのでご安心ください)

タンチョウの餌を狙って飛んできますがサギどころじゃないです。泥棒です。
もともとは春先に飛来して冬にはいなくなる鳥だったのですが、ここ数年は冬でも園内で過ごしており、タンチョウと同じく年中見られます。
別に見たくはないですけど・・・これで終わりたいところですが、本文より前フリの方が長いとアレなのでタンチョウとアオサギの簡単な見分け方をお知らせして済ませてしまおうと思います。
まず、タンチョウは木には止まれません。(足の構造上物を握ることができません。)
その為、木やフェンスの上にいるツルに似た鳥はサギであることがわかります。
また、タンチョウは飛ぶときには首を伸ばしますが、サギは首をZ(ゼット)形に曲げて飛びます。

と、いうわけで鶴公園におりますツルに似た鳥はアオサギでございます。

「今日の宣伝!」コーナー
今回はアオサギのお話をしましたが釧路市動物園の中にはアオサギのコロニーがあり「タンチョウ観察デッキ」からお客様もご覧になることができます。
写真撮影などはこちらの方がいいかもしれません。
私はそこの写真はもっておりませんが親切な担当者が探して貼ってくださると確信しています!
貼っていなかった場合は担当者のほうへ苦情を入れてください。
貼っていた場合は私にお礼を言ってください。
それでは、「今日の無責任!」のコーナーを終わります。

HP担当(といっても一人しかいません)より。
過去にTOPページの「最近のヒトコマ」や過去の日記、2007年3月11日にアオサギの写真は掲載済みですので、そちらをご覧下さい。
まったくもって、いい写真ではありませんが・・・。
300ミリ以上のの望遠がないと、なかなか難しいです。

2007年5月7日(月曜日)

ゴールデンウィーク期間中は、多数のお客様に御来園いただきました。
誠にありがとうございます。
ゴールデンウィーク中は動物園で更新をかけても上位サーバーでの承認が止まっていると思うので、まとめて書きます。
(順番は私の記憶をたどって書いていますので、順不同です。忘れている話もあるかと・・・)

さて、ニュースとネタがかぶってしまいますが、トナカイとふくろうの森のワシミミズクが誕生しました。

写真:2007年生まれのトナカイ
(トナカイ。ヤギの子よりとても足が長いです。)

写真:フクロウの森で卵を抱いているワシミミズク
(抱卵中のワシミミズク)

前回のヤギ同様、トナカイも、お尻を向けてきます。(たまたまです)
トナカイはとても子煩悩なので、できるだけ遠くから撮影したのですが、ちょっとでも動くと、立ち上がるだけで、すぐにお母さんが反応します。
それぐらい子どもをしっかり守っているということですね。
ワシミミズクは、お母さんがヒナを守っているので、よほど運がいいか、大きくならないと見えないと思います。

今年のキャラクターショーは、3日、4日でした。大人気だったようですね。
5日、6日はちびっこお楽しみステージ。
動物園職員が中心となり、動物ビンゴ大会や、鳴き声クイズを行ないました。

写真:動物ビンゴの台紙
(動物ビンゴ用紙。全部手書きです。)

写真:動物鳴き声クイズの様子
(鳴き声クイズの様子)

動物ビンゴ、運よく当たった方、おめでとうございます。
普通は数字ですが、それでは何のひねりもないので、勤務が終わってから、職員や関係者が毎日ちまちまと書いて作りました。
鳴き声クイズは直前まで内容を知りませんでしたが、1日目はとても難易度が高かったですねぇ。
スピーカーから「ある動物の鳴き声」が流れましたが、「シマフクロウでしょうか?エゾフクロウでしょうか?」
実際にここで音を流せないのが残念なぐらい、とても難しいです。
(フクロウ類は、明るい時間だとあまり鳴かないですからね・・・)

4月30日は展示館前で、昨年生まれの「シマフクロウの命名式」がありました。
(ニュースもそうなんですが、すっかり忘れておりました。命名してくださった方、すみません・・・orz)

写真:2006年に誕生したシマフクロウ オスの「トト」


写真:2006年に誕生したシマフクロウ メスの「メメ」


(過去の日記 2007年1月1日の写真です)

上側の個体がオスの「トト」(自然育すう)、下側の個体はメスの「メメ」(人工育すう)です。
実際のケージでも、左側(アメリカバイソン側)にいるのが、オスの「トト」、その隣がメスの「メメ」です。

そしてパクパクタイムスペシャルも行ないました。

写真:オランウータンのパクパクタイムの様子
(類人猿舎でのパクパクタイムスペシャルの様子。中央はオランウータンのオス、タンゴくんです。)

普段のパクパクタイムは、類人猿舎では行なっていません。
また海獣舎では、ガイドをしながらゼニガタアザラシに給餌体験をしたりなどいつもよりもスペシャル版で行ないました。

「アフリカゾウのナナにエサをあげよう」もゴールデンウィーク期間中は毎日実施しました。
さすがに開園と同時に整理券がなくなってしまいましたが、今年は11月4日までの毎週土曜・日曜日、祝祭日に行なっております。
開園と同時に正門・西門で整理券を配布しておりますので、是非、ナナにエサをあげて、長い鼻に触ってみてください。
ちなみに普段の週末でしたら、整理券が余ることもあるのです。

2007年5月1日(火曜日)

2007年1月~3月までの日記を過去倉庫へ移動しました。
写真はサイズと容量を小さくしてますが、たまってくると重たくなりますからね。
動物園の各ページもそんな理由で、画像はあまり使わないようにしています。
(ちなみに動画は諸般の事情でアップできないんです・・・)

ニュースの方にも書きましたが、チンパンジーの「ポリー」の移動、シマフクロウのヒナ(非公開ケージ)の他界、ヤギの4つ子誕生がありました。
詳細はニュースのページでご覧下さい。
「生命」である以上、生まれる喜び、他界する悲しみは必ずありますから・・・。

明るい話題。本日のヤギの4つ子
(ニュースの写真は生まれた当日の写真です)

写真:2007年に生まれたヤギのこども
(ヨーデルお母さんがこっちを向いてくれませんでした。お尻しか向けてくれません)

4月20日に誕生しました。オス3頭メス1頭です。
担当者が休みの日で代番(休みの人の代わりに担当)は私でした。
朝、動物舎へ行ってみて扉を開けて・・・高い声で「めぇー」って鳴いているんですから、びっくりしたのと、やられたっていう気分でした。
なぜ、やられたと思ったか。
それは・・・あらかじめ生まれているかもしれないってわかっていれば、やっぱり心構えが違います。
決まった数しかいないはずなのに、増えているんですからねぇ。
(ヤギ生まれてたって話をしてたら、別な飼育係が、「生まれそうだ」って言ってたよって・・・先に教えてっ)

4つ子の場合だと、特別大きい子・とても小さい子の差が大きくなることが多いと思いましたが、今回はほとんど同じぐらいの大きさでした。
またミルクを人の手から追加してあげることもありますが、それもなく順調に大きくなっています!

どうしてヤギやメンヨウ(だけではなく、草食獣全般なんでしょうか?)の子どもは、興奮すると4つ足で跳ねて飛びまわるんでしょう?
実に不思議です。

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