2011年5月のどうぶつえん日記

ページ番号1001972  更新日 2022年8月25日

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2011年5月13日

ハクトウワシのヒナ(自然ふ化)、成長しています。

写真:ハクトウワシのヒナ


以前にお伝えいたしました、4月9日に自然ふ化したハクトウワシのヒナの話です。
最近はメスのカズエがよく巣から出ているため、園長を始めとする職員から「ヒナは大丈夫?元気に育っているの?」と心配されます。そこで、ふ化後27日目の写真を撮影して見せたところ、以前より大きくなっているので、安心してくれました。
子育ての邪魔になってしまうので、頻繁に巣の中を見ることができず不安になりますが、子育てが上手なペアなので、親に任せて私たちは見守っています。
ヒナの成長を確かめるために、翼をチョットめくってみたところ、その下から黒い羽軸(羽になる元)が生えていました。成長が進むと、背中にも黒い羽軸が生えてきます。
写真ではわかりませんが、嘴が鋭く曲がっています。足も体のわりには大きくなり、爪も鋭くなっています。
このまま順調に成長してほしいと思います。

Y・M

2011年5月6日

「モッチ」の旅立ち(エゾシカ)

去年の6月、2頭のオスのエゾシカの赤ちゃんが相次いで保護されました。
そのうちの1頭、「モッチ」が4月22日、東京の上野動物園へ旅立ちました。
上野へ行っても、応援して下さいね。がんばれ!!モッチ。

写真:モッチ1
旅立ち直前のモッチ:体重33キログラム

大きくなったね!!

写真:モッチ2
保護された時のモッチ:体重4キログラム

こんなに小さかったかな。

さて、もうすぐエゾシカは出産シーズンを迎えます。野外でエゾシカの赤ちゃんがひとりぽつんと座っている所を見つけても、決して連れてこないようにお願いいたします。お母さんシカは必ず赤ちゃんの所に戻ってきますから。そっとその場を離れてあげて下さいね。

写真:エゾシカ
(左から)テンコ、Q、シイ

3頭になっても頑張っているから、みんな会いに来てね!!

H・I

※ エゾシカの赤ちゃんは、生まれてしばらくはひとりで隠れるように座っています。お母さんシカは、一日に何度か赤ちゃんの所に戻ってきてミルクを飲ませます。ひとりで座っていても、決して迷子になった訳ではないのですよ!!
人に育てられたシカは、大きくなっても自然に帰すことができません。人に慣れてしまうと、人間の近くに寄って行ってしまい、道路に出たり、畑を荒らしたり、ちょっと困ったシカになってしまうのです。

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