令和3年度第3回阿寒地域協議会

ページ番号1008233  更新日 2022年8月25日

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日時・場所

  • 日時 令和4年3月28日(月曜日) 午前10時00分~午前11時45分
  • 場所 阿寒町行政センター 2階会議室

内容

(1)開会

(2)センター長挨拶

(3)説明
議事録署名委員について
会長より石川委員、真野委員が指名され承認される。

  1. 令和4年度予算について
    資料に基づき、地域振興課より説明。
    委員から寄せられた質問・意見等は下記のとおり。
    【委員】
    農林課のシカ柵事業について、具体的にどのようなものを設置するのか伺いたい。また、エゾシカによる食害の実態について教えてほしい。
    【事務局】
    市有林収穫事業の案件ですが、伐採跡地へ植栽したカラマツの柔らかい頂芽がエゾシカにより食べられるため、柵設置等の対応を講じなければ、全体の8~9割の新芽が被害に遭うと想定されます。柵の仕様としては、丸太杭で高さ2m、網を5m間隔で設置する形になります。
    【委員】
    阿寒地区におけるエゾシカ狩猟範囲は、これまで本町地区、徹別地区、阿寒湖畔地区の3部会に分かれていたが、新年度より阿寒地区一帯で有害駆除が可能になると聞いているが。
    【事務局】
    近年は徹別部会のハンターが減少するなど、動きが取れない状況にあることから、阿寒各地区のハンターが全地区において有害駆除に従事できるよう許可することになりました。
  2. 市民意見提出手続(パブリックコメント)の実施状況について
    資料に基づき、地域振興課より説明。
    委員から寄せられた質問・意見等はなし。
  3. 阿寒丹頂の里エリアの今後のあり方について
    資料に基づき、地域振興課より説明。
    委員から寄せられた質問・意見等は下記のとおり。
    【委員】
    RVパークの整備について、設置する場所はどこになるのか。
    【事務局】
    赤いベレー、道の駅敷地内のバス停留所向かい、市道側駐車場をRVパークとして整備します。
    【委員】
    阿寒丹頂の里エリア活性化総合支援業務委託については、エリア全体の事を外部専門家も交え検討を進めることで理解したが、アドバイスを受けるのは釧路市なのか、指定管理者も含めての話になるのか伺いたい。
    【事務局】
    委託契約については、市と船井総研とで行っておりますが、実際の運用上は、指定管理者も含めた中で進めたいと考えております。
  4. 地域おこし協力隊の活動について
    資料に基づき、地域振興課より説明。
    委員から寄せられた質問・意見等は下記のとおり。
    【委員】
    活動報告会等のチラシ代は、何の予算でみているのか。
    【事務局】
    阿寒町地域おこし協力隊の活動経費として計上しており、国の特別交付金対象事業となります。
  5. 阿寒地域における新型コロナワクチン接種状況について」
    保健福祉課より口頭にて説明。
    委員から寄せられた質問・意見等は下記のとおり。
    【委員】
    北海道内のワクチン3回目の接種率は約30%台と聞いているが、釧路市の状況をお聞きしたい。また、3回目以降の接種について、市の方針を伺いたい。
    【事務局】
    釧路市全体での接種率は、3月25日現在35.3%となっております。内訳は、65歳以上が76.7%、60歳以上65歳未満が15.2%、50歳以上59歳未満が14.9%、40歳以上49歳が15.0%、30歳以上39歳が15%、20歳以上29歳が14.8%、12歳以上19歳が1.1%、それ以下の世代については、開始当初なので0%となっております。阿寒地区における接種状況については、住所等の移動等で分析に苦慮しているところですが3回目の接種券発行分で5~6割の方がすでに申込まれていると聞いております。釧路市内でもワクチンについては、モデルナ社製よりファイザー社製の接種を希望する方が多いと聞いており、阿寒地区がファイザー社製の扱いとなるため、釧路市内からも来られる方もいるかと思いますので、接種希望の方は早めに予約していただきたいと思います。
    【委員】
    これまで無料で接種ができているが、今後は個人負担になっていくのか。
    【事務局】
    予防接種は、感染予防だけではなく重症化を防ぐ目的もあります。今後は内服薬の普及等、接種に替わるものが出てくると思いますが、国の指針に基づき道や市町村で進めていく形になります。
  6. (仮称)阿寒アイヌクラフトセンターについて
    阿寒湖アイヌ施策推進室より口頭にて説明。
    委員から寄せられた質問・意見等はなし。
  7. 阿寒高校の現状について
    資料に基づき、学校教育部総務課阿寒教育担当より説明。
    委員から寄せられた質問・意見等は下記のとおり。
    【委員】
    子供の数が減少しているので当然のことだと思うが、卒業生の一人として、厳しいが現実を受け入れなければいけない時期に来ていると感じている。現状の生徒数は学年別で何人でしょうか。
    【事務局】
    新年度の1年生が19名、2年生が17名、3年生が24名となっております。
    【委員】
    今年の阿寒中学校の卒業生は18名で、そのうち阿寒高校に通うのが2名と聞いている。地元の中学生に来てもらいたいという思いはあるが、難しい状況である。地元の子供たちが地元の学校に行かない現状があるが、学びの自由もあり難しいと思うし、小学校、幼稚園の人数も見ると益々縮小していくと思われる。この地域では、小学校から中学校まで一緒なので、子どもとしても高校は違う学校に通いたいという願いもあるのではないか。一方では地元の子供が少ない分、市内や他の地域から来てもらうにしても、総体的に子供が減少しているので非常に厳しいと思う。釧路市内の高校も定員割れしている状況であり、道教委も含め市全体での議論になるのかと思います。阿寒高校存続の問題はこの地域にとっても非常に重要なことであり、釧路市としても道立高校だからという認識ではなく、阿寒地域、そして釧路市の高校であるという思いで、今後も地域協議会などの場で引き続き協議いただきたいと思う。
  8. 阿寒湖温泉(阿寒摩周国立公園内)のゼロカーボンパークの登録について」
    資料に基づき、学校教育部総務課阿寒教育担当より説明。
    委員から寄せられた質問・意見等は下記のとおり。
    【委員】
    阿寒摩周国立公園と表記しているので、この申請の中に弟子屈町は含まれているのか、釧路市単独での登録となるのか。
    【事務局】
    今回は釧路市のみが対象です。

(4)その他

  1. 阿寒地域に関する意見交換
    【委員】
    町内会についてお聞きしたい。コロナウイルス感染によるまん延防止や緊急事態宣言等により様々な活動の制限がされ丸2年が経つが、地域のコミュニティをどう守っていくか悩んでおり、地域として活動が出来なければ、町内会は必要ないという声も聞いている。特に高齢者は制限により外へ出る機会が減り、引きこもりがちになったり認知症が悪化したりする心配もある。今後コミュニティ事業をどう推進していくのか、センターとしての考え方を伺いたい。
    【事務局】
    大変大事なお話だと思っております。今後につきましては、地域の町内会や老人クラブをはじめとする皆様方と行政との間で意見交換し、どういったことができるのかを共に考えながら、まちづくりを推進していきたいと思います。
  2. 次回の日程について(事務局より)
    開催日時については、決まり次第改めてご案内する旨、事務局より説明

(5)閉会

このページに関するお問い合わせ

阿寒町行政センター 地域振興課 地域振興係
〒085-0292 北海道釧路市阿寒町中央1丁目4番1号 阿寒町行政センター2階
電話:0154-66-2122 ファクス:0154-66-3959
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