水揚げ日本一 釧路港

ページ番号1016125  更新日 2025年3月6日

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概要

釧路港は、令和5年及び令和6年に2年連続で水揚げ量が日本一を記録しました。令和5年に日本一を記録したのは、平成3年以来32年ぶりの結果です。なお、令和5年以前にも釧路港は水揚げ量日本一を記録しており、昭和44年から昭和52年までの9年間と、昭和54年から平成3年までの13年間が、これに該当します。詳しくは、「釧路市の水産」(統計資料)をご覧ください。

令和5年 水揚げ量 上位5港

順位

港の場所

都道府県名

トン数

1位

釧路

北海道

189,416トン

2位

銚子

千葉県

188,965トン

3位

境港

鳥取県

120,109トン

4位

焼津

静岡県

112,568トン

5位

長崎

長崎県

109,878トン

 

令和6年 水揚げ量 上位5港

順位

港の場所

都道府県名

トン数

1位

釧路

北海道

173,659トン

2位

銚子

千葉県

146,548トン

3位

境港

鳥取県

123,184トン

4位

焼津

静岡県

119,196トン

5位

長崎

長崎県

118,663トン

 

水揚げされる魚

釧路ではイワシやスケトウダラ、マダラ、カレイ類、サンマ、イカなど、一年中たくさんの水産物が水揚げされています。詳しくは、「くしろプライド釧魚(せんぎょ)」のホームページをご覧ください。

令和6年釧路港での水揚げが多かった魚種

  • イワシ
    • 令和6年の釧路港の水揚げ量の8割以上を占めている魚種です。鰯(さかなへんに弱い)と漢字で示すとおり、水揚げ後にすぐに弱ってしまうという特徴がある魚です。道東沖は親潮の影響でプランクトンが豊富なため、釧路市で漁獲されるイワシは他地域よりも脂乗りが非常に良いのが特徴です。魚を乾燥させたうえで砕いて粉状にしたフィッシュミールとして肥料や養殖魚の飼料に活用されるほか、鮮魚として流通するもの、缶詰に加工されるものなどがあります。
  • スケトウダラ
    • マダラと見た目がよく似ていますが、下あごが上あごよりも前に出ていること、下あごのひげがないか極めて小さいことがスケトウダラの特徴です。身は主にかまぼこの原料となるすり身に利用され、卵はタラコや明太子に利用されることが多いです。
  • マダラ
    • 体は全体的に灰色で、背部から体側にまだら模様があることが名前の由来となっています。身は淡泊でフライや鍋の材料としてよく使われ、雄の精巣であるタチ(白子)は高級品です。
イワシの水揚げの写真(イメージ)
イワシの水揚げの写真(イメージです)

2年連続釧路港水揚げ日本一キャンペーン

釧路港が2年連続水揚げ日本一となったことを市内外で広くPRを行い、釧路の水産物への関心と認知度を高め消費拡大に繋げていくことを目的に、「釧路港2年連続水揚げ日本一キャンペーン」を実施していきます。

今後の取り組み予定としては、以下の通りとなります。なお、以下に示すものには、すでに取り組みを実施しているものも含まれています。

  • 公共施設等の市内主要施設及び小売店、飲食店等への釧路港の水揚げ日本一をデザインした「のぼり」「ミニのぼり」の設置
  • デジタルサイネージによる周知
  • 印刷物等へのロゴマークの掲載
  • 令和7年夏に開催予定の「第78回くしろ港まつり」におけるPR

釧路市内等において、下の写真のような「のぼり」や「水揚げ日本一釧路港」のロゴマークを見つけた際には、ぜひ釧路の水産物や水産加工品を購入し味わっていただければ幸いです。

釧路市水産資料展示室「マリン・トポスくしろ」の入口に、水揚げ日本一の旗が設置されている写真

日本一の水揚げを見られる場所

釧路港における水揚げ風景は、くしろ水産センター(釧路市浜町3番18号)の5階にある展望室からご覧いただくことができます。また、同施設3階にあります釧路市水産資料展示室「マリン・トポスくしろ」では、歴史的資料を中心に水産関係の展示を多く揃えており、展示室内では漁法や水揚げについての紹介を含むDVD映像を観ることができます。

展望室から見た写真(イメージ)
展望室から見た写真(イメージです)

※釧路港副港にて水揚げ風景をご覧いただく際は、岸壁や船舶等に近づかず、必ずくしろ水産センター5階の展望室からご覧いただくようお願いいたします。

このページに関するお問い合わせ

水産港湾空港部 水産課 水産係
〒085-0024 北海道釧路市浜町3番18号 くしろ水産センター2階
電話:0154-22-0191 ファクス:0154-22-9395
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。