家畜伝染病予防対策

釧路市内では酪農や馬産などの家畜飼養が盛んでありますが、家畜の伝染病対策が課題の一つとなっています。近年は、BSE（牛海綿状脳症）や高病原性鳥インフルエンザなどの法定伝染病、また牛サルモネラ症や牛ヨーネ病といった届出伝染病が国内各地で発生しており、その発生予防と万が一の発生時における迅速な対応が求められています。
これらの伝染病予防については、各農場の衛生管理が重要であることから、釧路市家畜畜産物自衛防疫協議会が中心となり予防啓発や予防注射の推進を行っています。また、万が一発生があった場合は、連絡体制の確保や発生箇所の迅速な消毒等などにより被害拡散防止に努めています。