土木学会選奨土木遺産 「新釧路川」

ページ番号1004450  更新日 2022年9月7日

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新釧路川は岩保木地点において釧路川から分れて、釧路市街地を流下し太平洋へ注ぐ一級河川です。

甚大な被害をもたらした大正9年洪水を契機に、市街地を流れる釧路川を上流域から切り離す新水路の掘削工事が大正10年からはじまりました。
最新鋭システム エキスカベーターを用いた掘削が行われ、また当時では先駆的なコンクリート護岸が採用されました。
この工法はその後、札幌市街地を流れる豊平川などの護岸に採用されています。
昭和6年に新水路が完成して以降、釧路市街地では浸水被害がほとんど発生しておらず地域の安全と発展を支え続けています。

平成26年度 新釧路川は公益社団法人土木学会の「選奨土木遺産」に認定されました。
選奨土木遺産制度は人々の暮らしを支えてきた歴史的な土木施設とその役割を見つめ直し、後世に伝えることを目的に平成12年度に創設されました。

土木学会選奨土木遺産の銘板は、鶴見橋たもとにある「治水記念公園」に設置されます。

写真:銘板
土木学会選奨土木遺産 銘板

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