2024年3月のどうぶつえん日記
2024年3月27日(水曜日)
春先は冷たくて強い風が良く吹きますね。
こんにちは。
最近、動物紹介的な日記になっていますが動物園が平和な毎日だからなんですよ。
さて、今回はレッサーパンダ。
まずは
コーアイ
2004年6月10日、ズーラシア生まれのメス、コーアイ。
お年なので見に行った時は陽射しに包まれて眠っていました。
シンゲン
2011年6月18日、茶臼山動物園生まれのオス、シンゲン。
午後の入れ替え直前でしたので、早く室内への扉が開かないかな~とウロウロしていました。
アスナロ
2016年6月22日、大島公園動物園生まれのメス、アスナロ。
シンゲンと入れ替え後、リンゴをもらったあとは竹をパクパクしておりました。
リム
2021年7月31日、釧路市動物園生まれのオス、リム。
シンゲンとアスナロの子です。
この日は少し落ち着きがなかったかな?
レラ
2021年7月31日、釧路市動物園生まれのオス、レラ。
リムと双子です。
日記でリムとレラの名前を間違って書いてこっそり直したことがありますが、顔をよく見ると違いがわかりやすいと思います。(今回は間違えていない…はず)
さて、そろそろ4月ですね。
4月といえば、開園時間変更のお知らせです。
★開園時間変更のお知らせ★
4月10日から10月14日までの間は、
開園は午前9時30分
閉園は午後4時30分となります。
また、上記期間は休園日がありませんので、いつでもお越しくださいね♪
おまけ
さすがニホンザル、器用ですこと。
2024年3月22日(金曜日)
春分の日が過ぎ、より太陽の出ている時間が長く感じるようになりました。
こんにちは。
真冬だと早い時には午後4時30分頃で真っ暗でしたからね。
さて、ゼニガタアザラシの紹介を。
アラレ
1989年5月19日、釧路市動物園生まれ。
国内では2番目の高齢です。
国内最高齢の個体とは誕生日が約1ヶ月違います。
まあ
2006年4月25日に保護されてきました。
周りの様子に少し敏感なところがあります。
エリモ
2010年5月5日に保護されてきました。
飼育員からミルクをもらっていたので人に遠慮しないところがありますよ。
そして、アミメキリン。
スカイ
ご存知のとおりコハクのお父さん。
背の高さや顔つきなど、コハクよりも大きいので見比べてみてください。
コハク
悪天候だと外に出ないコハク。
この日記を書いている時も、飼育担当者から「コハク、外に出ないのでお休み」と無線が入っていました。
冬の期間、オオハクチョウは別の場所で飼育していますので立ち寄られる方も少ないと思いますが
ハクチョウ池にある、とりみロッヂの中です。
環境省で使用していたシマフクロウの巣箱などが展示されています。
おや?
画面に何か映っていますね。
どれどれ。
クマタカの隣のケージにてペアで飼育しているシマフクロウの巣内ライブカメラが設置されております。
日記を書いている現在、抱卵中ですので、リアルタイムの映像をぜひご覧になってみてくださいね。
おまけ
野生のタンチョウさん。
園の上空を飛行してうちのタンチョウを驚かせないでくださーい。
2024年3月19日(火曜日)
今年のお彼岸あたりは、また天候が荒れるでしょうか?
こんにちは。
彼岸荒れという言葉がありますが、今冬の釧路はドカ雪的な降雪はなかったはず…なので帳尻合わせが起きなければと思っております。
今回は現在、冬季閉鎖中の西門近くにいるアルパカなどを。
アカコンゴウインコのオス、むすこです。
こちらも冬はほとんど外へ出ていることはないですが元気にしていますよ。
アルパカの手前がエルシー、奥が娘のわたあめです。
お母さんといっしょ。
撮影中はずっと地面で何かを探していたメスのルビー。
メスのトパーズです。
あとで出てくるアンバーのお母さん。
メスのシャーロットです。
前、見えますか?
正門からですと遠いところになりますが、遊園地ゾーンを抜けると近道ですので、ぜひ会いにきてくださいね。
現在、園内レストハウスにて「ホッキョクグマ・ミルク写真展」を開催中です。
ミルクの存在がもたらした温かさや、共に過ごした時間の尊さを、写真を通して感じていただければと思います。ご来園の際は是非レストハウスへ足をお運びください。
おまけ
非公開場所にいるアンバーさん、近すぎ。
2024年3月12日(火曜日)
こんにちは。
釧路を含め日本は地震が多い地域です。
水や食料、モバイルバッテリーなど日頃の備えは大丈夫ですか?
というわけで、この前、観覧車近くにムービングハウスが設置されました。
新たな災害備蓄として環境省の補助金を活用して導入されました。
通常時は園内の休憩所として使用し、災害時にはボランティアの活動支援拠点として、また他都市の災害時には各種防災協定に基づく応援要請に応じてムービングハウスの貸与を行う予定です。
エアコンによる暖房、なんと冷房も!ありますので、どうぞご利用ください。
そして、サル山近くの展示館では
「釧路市動物園における一般傷病鳥獣の保護記録について」という1975年10月1日から2023年9月30日までの記録をまとめたポスターが掲示されました。
また、「だれの足あとでしょう?」という動物の足あとクイズも掲示していますので、ぜひご覧になってみてくださいね。
さて、今回はヤギさんヒツジさんを見ていきますか。
ヤギのマルコです。
ヤギって、目が可愛らしいですよね。
レイとカズもいます。
交互に運動場へ出ていますよ。
今年初の繁殖はメンヨウでした。
2月10日生まれのリラの仔、見えますか?(撮影は2月23日)
まだ小さいので、しばらくはデビューしないと思います。
おまけ
マルコさん、近すぎです!
2024年3月4日(月曜日)
もう3月ですね。こんにちは。
釧路はよそに比べていつも春が遅めですが、今年はどうなるでしょうか?
桜前線はいつものように最後だと思いますけどね。
さて今回はトナカイの全個体紹介を。
まず初めに
これがないと始まりません。
これは耳刻表(じこくひょう)といって、トナカイの耳に切れ込みを入れることで番号を刻み個体管理するためのものです。
それではいきましょう!
この個体はアクアビットといいます。
2018年6月24日、釧路市動物園生まれです。
耳をよく見ると切れ込みがわかると思います。これが耳刻です。
アクアビットは86番なので、右耳には10番70番、足して80番と左耳は2番と4番、足して6番、合計86番となります。
角で見分ける方法もなくはないのですが、これから春にかけて抜け落ちてしまいますし、毎年角の形状が同じではないので現実的ではありません。
メス62番、クエルボです。
飼育中の個体の中では最高齢、2009年5月3日、釧路市動物園生まれです。
歳のせいか少し痩せ気味かも。
メス80番、みずほです。
2013年6月25日、釧路市動物園生まれ。
メス91番、つばめ。
2021年6月1日、釧路市動物園生まれ。
メス93番、フジノ。
2021年7月27日、釧路市動物園生まれ。
小さい時に親をなくしたので途中から人工哺乳で育っているため人懐こいところがあります。
メス95番、スミレ。
2020年5月18日生まれ。
2021年10月27日に当園へやってきました。
メス96番、ピコロ。
2018年5月15日生まれ。
2021年12月3日に当園へやってきました。
メス97番、ラム。
2022年5月3日、釧路市動物園生まれ。
メス98番、スミレの子
2023年5月17日、釧路市動物園生まれ。
まだ当歳(=0歳)なので角はご覧のとおり。
年齢が増えるごとに角の枝が増え大きくなっていきます。
以上がメスの紹介です。
オスは日記をご覧の方にはご存知の方も多いと思いますが
ソックスくんです。
まだ群れとは一緒にしていませんので見えにくい場所にいます。
トナカイ舎の前にも
個体紹介がありますので見比べてみてくださいね。
おまけ
クエルボ
「陽射しと床材がきもちよくって」
このページに関するお問い合わせ
生涯学習部 動物園 管理飼育展示担当
〒085-0204 北海道釧路市阿寒町下仁々志別11番 釧路市動物園
電話:0154-56-2121 ファクス:0154-56-2140
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。