2010年2月のどうぶつえん日記

ページ番号1001988  更新日 2022年8月25日

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2010年2月18日(木曜日)

影のメールに、はよ日記更新して、と届きましたので、さっそく。

2月7日の冬まつりに、たくさんのお客様にご来園いただき、ありがとうございました。

影はそりすべり大会の時には、そりを押す係をしてましてね。
ホッキョクグマの帽子をかぶりながら。
(どんな帽子かはニュースの宝さがし大会の様子に小さく写ってます)

そりを持ったお子さんが順番にやってくるわけですよ。
1回で数名様にすべっていただきますので、スタート場所では、「はーい、おじさんの方に来てー」と誘導します。

お子さんを誘導しているうちに、別な飼育員から「シロクマのおやじのところねー」と言われたんです。

即座に言い返しましたよ。
「本物のシロクマのおやじに言われたくないわ」って。
(シロクマの担当者は影より遥かに年上ですし)

※「シロクマ」は正式なホッキョクグマの名称ではありませんので、あしからず。
もちろん、アイスのことでもありません。

長い長い前文でしたね。

さて、今回はネタがあまりないので、近々行なわれるイベントの紹介から。

今年1月28日の日記で紹介しました、オタリアの愛称募集が始まりました。

3月31日までですので、かわいい名前をつけてあげてください。
園内レストハウスに応募用紙があります。まだ1歳か2歳の女の子です。

そして、「動物園のひなまつり」が2月28日(日曜日)におこなわれます。

3月3日の桃の節句に合せて、サル山前展示館に卵を使ったおヒナさまを飾ったり耳の日にちなんだイベントやエゾクロテンの愛称発表、ホッキョクグマのデナリのお別れ会を行います。

詳しいことは近々行なわれるイベントの紹介に書いていますけど、デナリのお別れ会もありますので、ホッキョクグマ大好きな方、お忘れなく。
(ちょっとはやいけど、ありがとう、デナリ。)

おまけ。

10日ほど前、事務所の裏にいた時に、エサをつくる場所である調理室側から、鳥が影の方に向かって飛んできました。

またカラスか。

ん?小さい?

速い!!

タカの仲間が影の目の前を横切って、事務所裏を一周して飛んでいきました。
(写真撮っている余裕なし)

野生のタカも、運がよければ見ることができます。
(オオタカは展示館売店前で展示しています)

冬ですから、木の葉がない空間にも動物たちはいますので野鳥を探してみるのも楽しいと思います。

最後に。

新人獣医師が無線でしゃべったあと、影の方を見ました。
「聞こえてますよね?」

「聞こえてるけど、無線機を上下に振っても電波の飛び方、変わらないし」
いつもどおり冷静な影でした。

2010年2月3日(水曜日)

今日は節分、明日は立春ですね。
節分はともかく、立春はまだ釧路には早いと思っている影です。

昨日、海獣(アザラシ・オタリア)の担当者に呼ばれたので、何かな?と思ったらちょうどプール掃除が終わった頃で、ゼニガタアザラシたちが写真のようになっていました。

上の写真ではわからないと思いますが、よーく見てごらんと言われたので、よく見てみると

おわかりになりますか?
担当者いわく、「水がはねてあたる場所にいるので、すだれ状の氷がひげについているんだよね」と。

これは影も初めて見ました。
ゼニガタアザラシのひげは、スクリュー状になっています。
ですので、写真のような氷のつき方をするわけです。
まっすぐに伸びているだけのひげなら、こういう氷のつき方はしないと思います。

ちなみに他のゼニガタアザラシは、ひげに氷がついていませんでした。

そして今日、休園日。

ぬけるような青空!
サル山を占領しようとする飼育係!
こんな感じの説明でよろしいでしょうか?

毎年、この時季恒例、ニホンザルの個体管理のため、全頭の体重測定、一部個体の採血、昨年生まれの子どもに入れ墨とマイクロチップの導入を行いました。

写真のように、マイクロチップを入れています。
入れ墨などの写真は、過去の日記に掲載しているので、今回は省略しますね。

2月に入り、釧路では寒さが一番厳しくなる頃ですが、厳寒の北海道を体験するには、今が一番です。
ソリも滑れて、歩くスキーもできる厳寒の釧路市動物園にご来園下さい。
(晴れていればそんなに寒くないですから)

ラストは、前回日記の最後のコピペですみません。

2月7日は、冬のどうぶつえんまつりです。たくさんのお客様のご来園が予想されます。
駐車スペースの都合上、この日だけは正門を閉鎖し西門のみからのご入園となります。
お間違えのありませんよう、お気をつけ下さい。

詳しい内容は、こちらからご覧下さい。

2010年2月2日(火曜日)

タンチョウを放鳥しました

去る2009年12月27日、阿寒国際ツルセンターにて、タンチョウの放鳥を行いました。

このタンチョウは、2009年3月、厚岸町にて、タンチョウ同士のケンカで負傷したところを保護されました。
それはそれは女同士の熾烈な争いだったそうです。
怪我からも回復し、今回やっと自然に帰ることができました。

放鳥の前に、右足に「098」という黄色い足環を付けています。
給餌場などに現れるかもしれないので、探してみて下さいね。

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