オタリア
鰭脚(ききゃく)目 アシカ科
特徴
飼育個体情報
愛称 | トキ | うるる | トキオ |
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性別 | オス | メス | オス |
出生日 | 2012年7月22日 (姫路市立動物園) |
不明 | 2021年7月19日 (釧路市動物園) |
来園日 | 2016年10月6日 | 2010年1月18日 (ウルグアイ) |
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備考 |
2022年11月2日 (東北サファリパークへ貸与中) |
一般情報
分類
- 目
- 食肉目
- 科
- アシカ科
- 学名(種名)
- Otaria flavescens
- 英名
- South American sealion
形態
- 全長
- オス 2~2.5m メス 平均2m
- 体重
- オス 200~300kg メス 140~150kg
- 性差
- オスはメスの3倍。オスには鬣(たてがみ)がある。首はメスよりも太く筋肉質。
- 外毛特徴
- 毛皮の色は茶色からあ黄色まで。メスはオスよりも色が少し明るい。
分布
南米の海岸:大西洋側はリオデジャネイロから、太平洋側はペルーの南緯5度から、南米大陸先端まで。ガラパゴス諸島やフォークランド諸島での記録もある。
生物学的特性
- 生息環境
- 砂質、砂礫、岩、玉砂利など海岸。潮間帯プールや丸石のある平らな岩棚や崖も利用
- 食性
- 肉食:魚類、頭足類(イカ、タコなど)、甲殻類(カニ、エビなど)。たまにペンギン、ミナミアメリカオットセイ
- 縄張り
- 繁殖期(8月上旬から12月)にハーレムの縄張り防衛
- 繁殖
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- 一夫多妻
- 出生:12月中旬~2月初旬(1月中旬に集中:野生)
(北半球にある動物園の事例は、うんちくに紹介) - 妊娠期間:11.75ヶ月(357日)
- 産仔数:1(出生後体重10-15kg、全長0.8-0.85m)
- 出産後メスは発情する
- 授乳期間 6-12ヶ月まで=離乳(次の仔が生まれるまで)
- 性成熟
- オス 6歳齢 メス 4歳齢(雌雄とも成獣の大きさに達するのはおよそ8歳齢)
- 寿命
- 平均16-20年(野生)、飼育下30年(平均24.8年)
- 行動・生態など
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- メス親は鳴き声で場所を探し、最終的に臭いで個体を確認する。
- 幼獣は約3-4週齢で他のオタリアと一緒に初めて水の中に入る。
うんちく
釧路市動物園でのオタリアの出産について:
オタリアは南半球に暮らす動物です。北半球にある釧路市動物園での出生時期はちょうど6か月後の7月がピークになります。
これまでの記録では、7月に8頭、6月に1頭、8月に1頭です。ただし、2月にも1頭出産の記録もあります。
参考資料
(1)Liu, S. 2000 "Otaria flavescens" (On-line), Animal Diversity Web. Accessed August 21 20016 at
http://animaldiversity.org/accounts/Otaria/flavescens/
University of Michigan Museum of Zoology (ミシガン大学動物博物館)
このページに関するお問い合わせ
生涯学習部 動物園 管理飼育展示担当
〒085-0204 北海道釧路市阿寒町下仁々志別11番 釧路市動物園
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