釧路市社会教育委員会議（平成29年度第2回　平成30年2月6日開催）

会議名

平成29年度第2回釧路市社会教育委員会議

開催日時及び場所

平成30年2月6日（火曜日）午前10時00分／釧路市生涯学習センター801号室

主な議題

1. 次期両計画の最終案について
2. 釧路市社会教育推進計画第4次（平成28年度）実施計画評価結果について
3. 平成30年度各課主要事業計画について
4. 平成30年度研修・会議等の予定

結果

議題3および議題4について質疑あり

発言要旨

1.議題3について

委員
「学校での芸術文化活動への支援を今後とも充実・発展させていただきたい。現在問題なのは活動する人員が減り、指導者が不足であること。小中学校から芸術文化に触れる機会を増やすことは指導者側も活動が活性化する効果もあるため、充実をお願いしたい」
事務局
「何とか拡充していきたい。機会創出も今後も進めていきたい」

委員
「釧路市中央図書館について、一番大切なことは市民参加の促進であり、周知・宣伝等を含めて有効に活用していただきたい」
事務局
「施設活用の促進はこれからの運営次第であり、市民と一丸となって作っていく図書館でありたいと考える。皆様のご協力をいただきながら運営に努力していく。」
委員
「図書館の運営には、他市町村の素晴らしい取組がある。それらを参考にして取り入れながら充実した図書館にしていただきたい」
事務局
「開館前より、使用者や図書館サークル、市内高校図書部員の方々と新図書館を実際に見ながら活用方法を投げかけてきた。今後も先進事例を参考としながら新しい図書館をつくっていきたい」

委員
「釧路市小中学校芸術文化活動支援事業や学校ブックフェスティバルについて、児童の反応も良く、継続実施していただきたい」
委員
「釧路市小中学校芸術文化活動支援事業は昨年度からの事業で、生涯学習と学校教育両面から注目されている事業であるが、従前からの取組が継続して活動につながっており、新しい取組が多くないのが現状である。今後は学校教育とも取組を一つに、地域コーディネーターやコミュニティ・スクールの中での連携、文化団体と学校をつなげる役割を強固にすることで様々なネットワークの中で展開していくこと、今後も拡充していくことを期待する」
事務局
「新しい社会教育推進計画の大きな柱の一つとして学社連携といくことがあり、力を入れて進めていきたいと考える。学校ブックフェスティバルも10校と大幅増として展開していく。今後ともご協力願いたい」

委員
「スポーツ課の主要事業を見ると、釧路外から人を呼び込み活性化していく事業が比較的多くみられるが、地域の人材発掘、指導者の育成をもう少し大きな柱としてとらえて展開していただきたい。スポーツで見ると小中学校を過ぎると市外に出ていく児童も多いと感じており、地域で子ども達がレベル向上を図れる仕組み作りを事業の柱として据えることで、子ども達が市内に留まる機会にもなりえると考えるため、協議いただきたい」
事務局
「もちろん地域スポーツの進行・育成も重要であり、特にアイスホッケー人口の減少により単独校でチームが組めない状況なども承知している。その面では地域のスポーツに関する人材育成も重要だと考えており、引き続き力を入れていきたい」

委員
「国体冬季大会に大変期待している。柳町スピードスケート場の屋根改修工事について現在どうなっているか聞きたい」
事務局
「スピードスケート場の屋内化は競技団体、スケート連盟からの要望であり、国体の準備としては日本スポーツ振興センターの補助金を得て冷凍機やフェンスを改修することになっている。次年度開催の国体として該当する内容ではない」

委員
「博物館に新しくアイヌ関係のスタッフが参られたが、アイヌに関連する取組があれば教えてほしい」
事務局
「新たに学芸員を配置し、博物館業務一連を担うが、当面アイヌ関係がメインとなる。アイヌ関連事業については昨年11月に1ヵ月程度特別展を実施した。今後数々の所蔵品等を活用した常設展示を行い、魅力向上を図っていきたい」

委員
「シマフクロウの繁殖について、今自然界で何羽目なのか」
事務局
「140羽です、1970年代では70羽まで減っていたため、大分増えている」

2.議題4について

委員
「平成30年度は釧路市が管内研修大会の当番となるが、委員の役割分担はないか」
事務局
「多くの委員に大会参加していただき、各町村の委員方々と交流を深めてほしい。内容については今後お知らせする」

担当課係

生涯学習課生涯学習担当