エキノコックス症とは
エキノコックス症とは、エキノコックスが主に肝臓に寄生して起こる病気です。世界の中では主に北半球で発生しており、日本では北海道を中心としてみられる病気です。感染率は他の病気に比べればずっと低いのですが、感染してから自覚症状がでるまでに数年から10数年かかり、気づかない内に悪化してしまいます。
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感染
- 卵が体内で幼虫になり寄生。
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第一期(潜伏期)
- 数年から10数年位無症状の時期が続きます。
肝機能は正常域です。
血清検査でしばしば陽性。
腹部超音波検査、CT検査などで肝臓の病巣が認められます。 -
第二期(進行期)
- 5年から10数年位経過。
初めのうち、肝機能は正常域です。
肝腫大に伴う上腹部の膨満・不快感などの不定症状がでます。 -
第三期(完成期)
- 肝機能障害がおこります。
腹部症状の増強、発熱、黄疸などの症状がでます。
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