エキノコックスの感染経路
- エキノコックスの成虫はキツネの腸に寄生して卵をうみ、その卵が糞といっしょに排泄されます。
- この卵を木の芽や草といっしょにネズミが食べると、ネズミの体の中で卵がかえって幼虫となり、肝臓に寄生します。
- この幼虫が寄生しているネズミをキツネが食べると、キツネの腸の中で幼虫は成虫になります。
このようにエキノコックスは、通常、キツネとネズミの間の「食べる」「食べられる」という関係にうまくのって寄生しています。エキノコックスが、キツネとネズミの間でグルグル回っているだけならば人に問題はないのですが、その卵が何らかの機会に人の口に入ると、エキノコックス症を引き起こしてしまいます。
人がエキノコックスに感染するのは、卵が口に入ったときだけで、仮に幼虫が口から入っても感染しません。ですから、人から人にうつることはありません。
このページに関するお問い合わせ
こども保健部 健康推進課 健康づくり係
〒085-8505 北海道釧路市黒金町8丁目2番地 釧路市役所防災庁舎4階
電話:0154-31-4524 ファクス:0154-31-4601
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。