2014年5月のどうぶつえん日記
5月23日(金曜日) 今日の動物園
太陽が照り、暖かいものの、風は冷たい一日でした。それでも、自転車で動物園に遠足に来た小学生や、動物に会いに来た園児や他の市民の皆さんでにぎやかな動物園でした。
そんな中、ミルクはおもちゃで大はしゃぎ。それを見ていた小学生たちは大歓声でした。
そんな動物園ですが、今、赤ちゃんが次々と生まれています。生まれているのはトナカイとニホンザル。生まれたばかりの赤ちゃんもいます。
お客様がココアに声をかける中、ココアは園路の方をずっと眺めていました。きっと、様子を見に来るスタッフを待っているのかもしれません。
キリンのコハネちゃんはずいぶんと落ち着いてきました。お外でのんびり過ごしている間に、担当スタッフは中の掃除や食べ物と水の準備。部屋の中にセットしたヤナギの枝はコハネが好きらしく、シャッタードアを開けるとすぐに入ってくるそうです。スカイはその後をゆっくりとついてくるように入ります。中の様子は下の写真のようになっています。
今日はアルパカの毛刈りも行いました。すっきりしたアルパカとまだ毛がふさふさのアルパカがいますので、こちらも見に来てくださいね。
5月18日(日曜日) アムールトラのココアの誕生会を行いました。また、ホッキョクグマのミルクも、今日はとっても元気でした!
アムールトラのココア 誕生会
5月24日はココアが満6歳の誕生日です。24日が土曜日であったことから、多くの市民の皆さまにお祝いいただけたらと、日曜日にあたる今日18日に誕生会を開催いたしました。
今日は200名を超える方々が来園してくださり、ココアの誕生日を祝ってくださいました。お隣の帯広市や札幌市、また遠路東京や大阪等からも来られておりました。感謝に堪えません。
ココアのために立派なケーキをいただきました。また、立派な生花もプレゼントいただきました。ケーキやお花のプレゼント、スタッフ一同、感謝の気持ちでいっぱいです。
今年のスタッフからのココアへのプレゼントは骨付きのお肉で、ココアにはリボンをつけてプレゼントすることにしました。担当の専門員からプレゼントの説明の後、集まった皆様とハッピーバースデイ ツー ユーを歌ってお祝いしました。
さて、掛け声で登場したココアは、しかし、お肉よりもアルミのお盆が気になるらしく、まるでネコのようなしぐさでお盆をひっくり返しました。また、大勢のお客様の前で走り回りました。まるではしゃいでいるかのように・・・・
その後、ココアが生まれた時の元園長とココアを担当しているスタッフが、ココアが生まれてから今までのことを、トークセッションで話しました。ココアたちが釧路市動物園にくれたプレゼント(ココアと接して、私たちが教えられたこと)の話、釧路市民の皆さまのご好意で完成したココア舎、そしてその心がキリンのスカイが釧路市動物園に寄付され、コハネの来年につながっていったこと、云々。
ココアも6歳。大人になりました。トークの中では、脚や股関節の軟骨形成不全という病気があるために、体重を増やさないように餌の量をコントロールし、70キログラムをキープするようにしていること、昨年の定期検診で肝臓の機能を示す数値が上がり、投薬治療を行ったところ、現在その数値が下がって状況が緩和されており、今も投薬を続けながら健康管理していることなど、体調についての報告もいたしました。
その後、バックヤードの公開を行い、普段見ることのできない室内を希望される方に見ていただきました。「とてもきれいに管理されている」とお褒めの言葉をおかけくださったお客様もおりました。
ホッキョクグマのミルクは大はしゃぎ
さて、今日はホッキョクグマのミルクにもプレゼントがありました。黄色い卵型のおもちゃをお客様からいただきました。担当スタッフは、これをミルクに与えたところ、おおはしゃぎ。ココアの誕生会に参加するつもりのお客様の中には、「ミルクがすごくて、離れられない」とおっしゃっていた方もいたそうです。ミルクもやってくれますね。
卵型ボールを持って、二足歩行
ボールを投げてすぐに追いかける
ボールを追ってプールへドボーン!
5月15日(木曜日) アミメキリンのコハネの放飼場慣らし開始しました
昨日の5月14日に東京都羽村市動物公園から無事釧路市動物園に到着したコハネ。中仕切りをくぐってスカイとすぐに一緒になりました。仕方なく、中仕切りを開けて一緒に室内を使えるようにしました。2頭とも落ち着いていたので、そのまま一夜を過ごさせました。
今朝も2頭とも落ち着いていたところから、一緒に放飼場に出すことにしました。出したところ、コハネは好奇心旺盛なのかあたりの様子を見まわして、いろいろと確認していました。落ち着いてくると、スカイと一緒に餌入れから草を食べました。2頭とも仲良くしているので、コハネをスカイと一緒に放飼場に慣らしてみることにしました。
ここで、コハネとスカイの区別の仕方についてお知らせします。スカイ君は角の先端が黒っぽいです。コハネちゃんは左の目の下にハートのマークがあります。羽村市動物公園さんによると、首など体中にハートのマークがいくつかあるそうです。探してみて下さい(釧路市動物園ではまだすべてを見つけ出していません)。
ところで、6月1日(日曜日)にはコハネのお披露目式を行います。コハネが釧路市動物園にやって来たことを祝して、サル山前の広場で縁日や食べものブースを置くなど、楽しいイベントの準備を進めています。
5月14日(水曜日) にぎやかな動物園
今日、お客様からプレゼントされた保存容器の蓋(男鹿水族館などで使用しているものと同じ丈夫なもの)で大喜びのミルク。抱えて離しません。蓋をもって二足歩行でずーっと歩き回っていたそうです。大はしゃぎのミルクを見ていたギャラリーは大喜びと共に感心されていました。本当に可愛らしい子グマですが、体はとっても大きくなっています。人の大人よりもずっと大きいのですが、しぐさが子どもらしい。
さて、今日は、別の大きなニュースもあります。
アミメキリンのスカイのお嫁さん候補である、コハネが到着しました。環境に慣れるまで別々に飼育する予定でいましたが、入室するとすぐに中仕切りを押し上げてスカイのもとへ。仲のよさそうな2頭です。
スカイがコハネの後をついて歩いています。このまま一緒にして環境に慣らすのかどうかは、様子を見ながら判断いたします。
5月13日(火曜日) アミメキリンのコハネを迎える準備を行いました
アミメキリンのコハネが、今朝、移送箱にスムーズに入りました。そして釧路市動物園の獣医師と担当スタッフと共に陸路で港に行き、今夜、フェリーに乗って一路釧路市へ。
釧路市動物園では、コハネを迎えるにあたり、スタッフ達ちが準備を着々に進めました。明日の到着が楽しみです。
5月10日(土曜日) 暖かな日差しの中で、動物たちは・・
天気に恵まれた春の動物園まつりには2万1千人を超える方々に来場していただきました。釧路のスーパーヒーロー「カモメンジャー」ショーには芝生がいっぱいになるくらいの方がステージショーに見入っていただきましたし、プールで遊ぶホッキョクグマのミルクには、大勢の方が歓声を上げながら”応援”していました。遊園地もたくさんの人たちがあつまり、楽しい動物園を満喫していただいたかと思います。
5月10日は、とても暖かな日が差し、キタコブシやサクラ、ニリンソウ(のような)花が咲きだしました。すっかり春。動物たちも、暖かな春を楽しんでいるかのようです。
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