2016年10月のどうぶつえん日記

ページ番号1001916  更新日 2022年8月25日

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2016年10月28日(金曜日)初霜

写真:10月28日 園内の様子


最近めっきりと冷え込んできた釧路です。
夜間には氷点下に下がる日もあります。

木々の葉もだいぶ落ちてしまい、紅葉シーズンも終わりに近づきました。
あとは冬がひたひたと迫ってきております。

写真:10月28日 ホッキョクグマ ミルク1

写真:10月28日 ホッキョクグマ ミルク2


午前中、ガス管で遊んでいたミルク。
今日は少し太めのが入っていて、顔を入れたり、前脚を入れたり。

ここのところ、よく寝ている日もありますが、今日はよく遊んでおりました。

写真:アルパカ1


アルパカ舎に寄ってみると、柵越しの逢瀬。
右がネプチューン、左がエルシーです。

少し毛が伸びてきたかな。

写真:アルパカ2


こちらは食事中のルビー。

アルパカ散歩は、午後1時15分から実施しておりますが、11月3日で今季は終了します。
ふわふわの毛を触ってみたい方はお急ぎください!

なお、天候や動物の体調によっては中止のこともありますので、その際はご了承くださいますよう。

写真:ヤギ


総合獣舎にて、エサ入れに群がるヤギ。
子どもがだいぶ大きくなりましたが、まだ親の半分くらいのサイズです。
それでも親に混じって、いっちょまえに餌を食べています。

写真:ヒツジ1


お隣のメンヨウたち。
ちょっと何か違和感があります。

写真:ヒツジ2


そう、こやつです。

写真:ヒツジ3


横から見るとこんな感じ。
上半身はエサ台の上に乗っかっています。

わざわざ乗っからなくても食べられるし、むしろ食べづらいんじゃないかと思うのですが。
まあ、それだけ食べたかったということでしょうか。

写真:10月28日 レッサーパンダ1

写真:10月28日 レッサーパンダ2


レッサーパンダ舎にて、寝ているシンゲンに、キンが近づいていきます。

写真:10月28日 レッサーパンダ3


シンゲン君は特に反応はしませんで。
一度起きましたが、もう一度寝に入ってしまいました。

まあ、仲良くしてください。

写真:10月28日 ホッキョクグマ キロル1


午後になって、キロル。
ちょうど飛び込んだところです。

写真:10月28日 ホッキョクグマ キロル2


パクパクタイムで、リンゴをうまそうにかじります。

写真:10月28日 ホッキョクグマ キロル3


隣から覗き込むミルクに向けて、水中でジャンプ。
ちょっと気にしているようですが、相手はまだお子様なので。
その辺の機微は理解していないと思います。

まあ、気長にやってください。

そんな今日この頃でありました。

2016年10月25日(火曜日)今ぐらいが一番寒さを感じるかもしれない

だんだん冷え込む日が多くなってきました。
動物園事務所でもストーブがつくようになりました。
動物たちの冬支度も順調に進んでおります。

写真:オタリア1


先日来園したオタリアのトキ君ですが、今週からメスたちとの同居が始まっています。

写真:オタリア2

写真:オタリア3


陸上では、あまり一緒にいるところは見ませんが、そのうち馴染んでくると思います。

写真:10月25日 ライオン1


最近、よく吠えているライオンたち。
ゆうひは、最近入れてもらったオレンジ色のブイがお気に入りの様子。
ゴリッと言う、けっこういい音をさせてかじっています。

写真:10月25日 ライオン2


隣の両親はというと。
アキラは腹を出して寝ておりました。
のんびりとした空気の、午前の猛獣舎です。

フクロウの森にて。

写真:シロフクロウ
ケージの隅っこにいたシロフクロウのしらたま君。

ちょっとこの位置は写真に撮りづらいのです。
でもまあ、仕方ありません。そういう日もあります。

写真:ワシミミズク
日を浴びて眠そうなワシミミズク。

写真:エゾフクロウ


今日はケージの上の方に全員居たエゾフクロウたち。
この個体はたぶん、ワシミミズクに里子に出ていたモナカだと思います(違ったらすみません)。

もう十分に大きくなったので、他のエゾフクロウたちと同居させています。

写真:コミミズク
地面にいるコミミズク。

野外では、河川敷や原野でよく見かける冬鳥です。
そろそろ渡ってくる時期になります。

写真:オオコノハズク


一方のこちら、オオコノハズクは、森の鳥で、夏、繁殖しに北海道までわたってきます。
今頃は、越冬のために、暖かい地方に渡っていっている時季です。

動物園では、こうして一年中見ることができますが。
実は、少しずつ生き方に違いがあるのです。

たまにはそんなことも思い出しつつ、観察してみてください。

今日はそんな日でした。

2016年10月19日(水曜日)モ○ラ

今日も良い天気です。
風も弱く、暖かい日でした。

写真:レッサーパンダ舎の紅葉(10月19日)


レッサーパンダのところのモミジが現在こんな感じです。

色づきはいまいちですが、紅葉が進んできました。

写真:10月19日 レッサーパンダ1


そんな中で、のんびりと脚を垂らして寝ているシンゲン君。
レッサーたれパンダ、あるいはたれっさーぱんだとでも云えばいいのでしょうか。

写真:10月19日 レッサーパンダ2
こちらはキン。

ちょうど担当者が獣舎に入っていったので、様子を伺っています。

写真:ミズナラ


サル山前のミズナラの樹。
葉がだいぶ黄色くなってきましたが、枯れて落ちてしまった葉も多くあります。
また、今年はドングリが不作です。

ここ2年くらい豊作でしたので、まあ、今年は不作の年なのでしょう。
ドングリなどの堅果は不作ですが、ナナカマドやマユミなどの漿果、液果は豊作のようですね。
まあ、そういう年もあるのでしょう。

さて、本日は猛獣舎でちょっとした作業がありまして。

写真:10月19日 アムールトラ1


アムールトラのチョコの運動場が移動になりました。
ココアの隣に移っています。

移動したばかりなのでまだ少し落ち着かないようです。

数日後には茶臼山動物園からアサマが来園予定ですので、その受け入れ準備のためです。

写真:10月19日 アムールトラ2


ココアですが、新しいお隣さんに警戒しているようで、少々お怒りです。
まあ、じきに慣れるでしょう。

写真:10月19日 ライオン1

写真:10月19日 ライオン2


そんな、隣の様子は気にせずにいつも通りのんびりしているライオンたち。

まあ、そういうこともあります。

さて。
本日、ちょっと珍しいものが見つかりました。

写真:ヒメヤママユ(オス)

写真:ヒメヤママユ(オス)正面


ヒメヤママユという、ヤママユガの仲間です。
割と大きめの種類で、羽を広げると幅10センチメートルくらいあります。

ちなみに上の写真はオスです。
触角の幅が広いですからね。
正面から見るとなかなかかっこいいと思いますがいかがでしょう。

写真:ヒメヤママユ(メス)

写真:ヒメヤママユ(メス)正面


ちなみにこちらがメス。
触角が細いのがわかると思います。

写真:ヒメヤママユ(卵)


交尾して産卵中のところをちょっと写真を撮らせてもらいました。
この種類は雑食なので、割と色々な植物を食べ、卵を産む場所もあまり選びません。

この時季としては珍しく虫の話でした。

まあ、そういう日もあります。

2016年10月14日(金曜日)小春日和

晴れていて、少し温かな日でした。
ただ、風が吹いたり、ちょっと陰ったりすると寒く感じます。
少しずつ冬に近づいています。

さて、園内の様子はどうだったでしょうか。

写真:レッサーパンダ舎のモミジ(10月14日)


午前中、小獣舎にちょっと寄ってみました。
モミジが色づき始めていますが、例年よりちょっと色が悪いです。
特に、南側がいけません。

おそらく、台風で潮風が届いたためでしょう。
園内全体的に、今のところ紅葉の色づきは芳しくないようです。
まあ、そういう年もあります。

写真:10月14日 レッサーパンダ


シンゲンとキン。ちょっと距離が縮まったかな。
ちなみに下にいるのがキン、上がシンゲンです。

写真:マユミ


紅葉の代わりに園内で目立っているのが、マユミの実です。
昨年より多く実っていて、こんなに園内にあったっけなあ、と思う日々です。

この実は、シジュウカラなどの小鳥や、カラスも食べます。
その分、園内に多く散布されているのでしょう。

まだ葉は緑のまま残っている個体が多いですが、そのうち紅葉が進んできます。

写真:ツルウメモドキ


こちらは猛禽舎に絡みついているツルウメモドキ。
今年も多くの実がなっています。
まだあまり熟していないようで、中のオレンジ色の実は少ししか見えていません。

こちらも鳥たちのエサになります。

写真:タチギボウシ


木道沿いで、タチギボウシが熟してきたようです。
もう少しすると房が割れ、種が中からこぼれてきます。

写真:オオウバユリ1

写真:オオウバユリ2


こちらはオオウバユリ。
タチギボウシと同じくユリ科の植物で、熟すと右の写真のように割れ、中には平たい種が大量に入っています。

同じように、風に揺られることで種がこぼれ、散布されていくのです。
成長して花を咲かせるには約10年かかり、種もすべて発芽するわけではありません。

でも、そうやって彼らは命をつないできたのであります。

日も短くなり、秋が徐々に深まってきました。
晩秋の動物園へ、どうぞお越しください。

おまけ

写真:チンパンジー ゆづる1


今日のゆづる。
なんとなく、生意気そうな顔をしています。
口にくわえているのは、たぶん栗の皮です。

写真:チンパンジー 親子


それでもまだ母ちゃんに甘えていますし。

写真:チンパンジー ゆづる2


遊んでもらってもいます。
人間の子どもがこんなことしたら、肩が外れてしまいそうですが。
チンパンジーですので、問題ありません。

2016年10月13日(木曜日)隣は何をする人ぞ

秋が深くなってきました。
今日は曇っていて、涼しい、というよりも、少々寒い日です。

写真:フンボルトペンギン


プールサイドに並ぶフンボルトペンギンたち。
だんだんと気温が下がってきたからか、あまり泳ぎたくないようです。
まあ、開園直後や、パクパクタイムなどにはよく泳ぎますので、時間帯や状況にもよるのですが。

写真:ダチョウ

写真:シマウマ


相変わらず威嚇に来るダチョウのジョンと、食事中のシマウマ、小夏。

そろそろ冬が近づいてきましたので、雨の日や、あまりに寒い日は、ダチョウやシマウマ、キリンたちは早めに収容することがあります。
健康管理のためですので、ご理解くださいますよう、お願いいたします。

写真:アミメキリン1

写真:アミメキリン2


中のよさそうなキリンたち。
口いっぱいに草をほおばり、もしゃもしゃと食べています。

写真:カナダカワウソ1

写真:カナダカワウソ2


今日は室内で寝ていたカナダカワウソ。
くっついていることもあるし、バラバラの時もあります。
室内ですので、割と安心して腹を出して寝ています。

写真:オタリア1

写真:オタリア2


ちょっと退屈そうな、オタリアのトキ。
隣の様子を気にしているようにも見えます。
まだお見合い中なので、合流はもう少し待ってください。

写真:ゼニガタアザラシ1

写真:ゼニガタアザラシ2


水位が上がる前のプールでも悠々と泳ぐゼニガタアザラシ。

今日はそんな日でした。

おまけ

写真:10月13日 ホッキョクグマ ミルク


ミルクの飛込みがなかなかきれいだったので載せてみました。

写真:10月13日 ホッキョクグマ キロル


今日は見に行けなかったので別の日ですが。
砂浴び中のキロルです。

2016年10月8日(土曜日)寒露

お昼頃から雨がぱらつき、ずいぶんと冷え込みました。
ちょっと早い気もしましたが、防寒着をひっぱりだしてきました。
だんだんと冬に近づいていきます。

暦の上では、24節気の一つである「寒露」になりました。
徐々に冷え込みが始まる季節です。

写真:オオハクチョウとマガモ1

写真:オオハクチョウとマガモ2


ハクチョウ池にて、餌をもらいに来たオオハクチョウと、野生のマガモたち。
そろそろ、ハクチョウたちを陸上のケージに収容する時季が近づいています。
鳥インフルエンザ等の感染を防止するためです。

冬の間はオオハクチョウをご覧いただくことができませんが、鳥たちの健康管理のためですので、ご理解くださいますようお願いいたします。

右の写真の奥にケージが見えていますが、一度あちらに収容してから、越冬用のケージに移ることになります。

写真:シマフクロウのケージ

写真:シマフクロウのトカチ


シマフクロウのケージにて、トカチが巣箱の入り口に止まっていました。
ふだんは、ケージ手前の止まり木や、この巣木のてっぺんをよく使っていますので、ちょっと珍しいと思います。

写真:ヒグマのキチノスケ


ヒグマ舎にて、のんびり歩くキチノスケ。
ちょっと毛が薄い気がしますが、まだ夏毛のようです。冬毛はこれから伸びてきます。

写真:ヒグマのヤマト


こちら、ガラス越しにお客様におやつをねだるヤマト。
ヤマトは少し冬毛が伸びてきているようで、お尻の方の毛が長く見えます。

写真:子ザル1

写真:子ザル2


サル山にて、遊具や取っ組み合いで遊ぶ子ザルたち。
ときどき、周りの個体が仲裁のような感じで、間に入っています。
寒くなってきましたが、元気にしています。

写真:イチイ


イチイの実が熟してきました。

写真:ヤチダモにとまる雪虫


園内で、少し前から雪虫がよく飛ぶようになりました。
霜が降りるような季節になると、どこからともなく飛んできます。
飛んでいるところはなかなか写真に撮れませんので、ヤチダモの樹に下りているところを1枚。

正式な和名はトドノネオオワタムシといい、アブラムシの仲間です。
アイヌ語では一般的に「ウパシキキリ(雪・虫)」と呼ばれます。
ただ、地域によって色々と呼び名が違い、例えば「シシャモキキリ(シシャモ・虫)」「ワランツカキキリ(ハモ・虫)」「ナヌウエンキキリ(カジカ・虫)」などと呼ばれる地域もあったのだとか。
それぞれ、この虫が飛ぶ頃になるとシシャモやハモ(地方名:マアナゴのことを指すらしい)、カジカなどの漁の季節になるという、一つの指標として使われていたわけです。

今年ももう少ししたら冬になり、初雪が降るのでしょう。

来週の10月11日から、動物園は冬時間となります。
開園が10時から、閉園は15時半となります。
お間違えの無いよう、お願いいたします。

寒くなってきましたが、動物たちともども、皆様のお越しをお待ちしております。

おまけ

写真:10月8日 ホッキョクグマのミルク


ミルクが水面に立ちました(すみません、嘘です)

エッグボールに向かってジャンプしたところを撮ったら、なんだか面白かったので。

写真:10月8日 ホッキョクグマのキロル


いつも通り、クロクマに変身中のキロルです。

2016年10月6日(木曜日)雁渡し

晴れたり雨が降ったり、忙しい天気です。

先日お知らせしていましたが、オタリアのオス、トキ君が本日無事に到着しました。

写真:10月6日 オタリア1


搬入直後、先住のメスたちが群がります。
品定めをしているようです。

若い子が入ったからといって、あわてなくてもよさそうなものですが。
まあ、そういうこともあるのでしょう。

写真:10月6日 オタリア2

写真:10月6日 オタリア3


当のご本人は、ホッケを問題なく平らげた後、のんびりしていました。
さすがに長旅で疲れたのでしょうか。

しばらくは隔離用の小さいところで飼育し、お見合いが済んだら、メスたちと合流の予定です。
仲良くしてくれるといいのですが。

オスなので、頭の毛が少しふさふさしています。
まだ4歳なので、大人になるにしたがって、もう少しボリュームが出てくると思います。

北海道ゾーンにて。

写真:エゾモモンガ1

写真:エゾモモンガ2


掃除のタイミングに行きあったので、久々にエゾモモンガに会いました。
おなじ巣箱を使っていて、仲は良好なようです。

写真:エゾリス


お隣のエゾリスは、活発に動き回っていて、なかなか写真が撮れません。
ようやく少し落ち着いてくれたところで1枚。
ただ、午後なので逆光気味です。
耳の毛が少し長くなり、ちょっとずつ冬毛に換わり始めています。

写真:マムシグサ

写真:マユミ


だいぶ色が濃くなったマムシグサ(左)と、割れて中身が出てきたマユミ(右)
秋の彩りがにぎやかになってきました。

写真:オジロワシ

写真:オオワシ


今日はやけに鳴いていたオジロワシ(左)とオオワシ(右)
どちらも、警戒するように上空を向いています。

写真:野生のオジロワシ


見上げてみると、ケージの上空を野生のオジロワシが旋回していました。
そろそろ、彼らの移動も始まる季節です。
まあ、こいつはこの近くに住んでいる個体だと思いますが。

写真:マガモ

写真:オシドリ


フライングケージにて、マガモ(左)やオシドリ(右)のオスが、きれいな繁殖羽に換わってきました。
繁殖期に向けて、きれいな羽衣に衣替えです。

カモたちの恋の季節はこれからが本番です。

写真:シジュウカラガン

写真:ヒシクイ


シジュウカラガン(左)とヒシクイ(右)

ガンの仲間は、このような衣替えはありませんが、羽自体はちゃんと夏に生え変わっています。

ここのところ、上空をガン類の群れ(おそらくヒシクイ)が通過していきます。
カムチャツカ等から渡ってきて、最終的には本州まで冬を越しに行くのです。

この時季は天気が荒れることもありますが、合間を縫って、風に乗って長い距離を渡っていきます。

秋風は昔から様々な名で呼ばれてきました。

台風のように、野の草をなぎ倒す「野分(のわき、のわけ)」
金色の稲穂を揺らす「金風(きんぷう)」
木の葉が舞い落ちる「秋声(しゅうせい)」

そして、雁が渡っていく時季に吹く「雁渡し(かりわたし)」

など、この他にも沢山の呼び名があります。

上空から突如降ってくるガンの声を聴きつつ、そんなことをふと思い出したのでした。

雲隠り鳴くなる雁のゆきて居む 秋田の穂立ち繁くし思ほゆ(万葉集:大伴家持)

2016年10月4日(火曜日)金風

天気は良かったのですが、非常に風の強い日でした。
気が早いことながら、落ち葉がかなり増えています。
台風で海から潮風が届いてしまったようで、枯れてしまった葉が散り始めています。

今日は、ゼニガタアザラシのプール掃除でした。

写真:10月4日 ゼニガタアザラシ1
掃除の終わったプールでごろ寝するセイッチ。

写真:10月4日 ゼニガタアザラシ2


こちらは、エリモが片脚のヒレを広げているところです。
足ひれを広げているところは、あまり見る機会がありませんが、ちゃんと五本の指があるのがわかります。

写真:エゾシカ


エゾシカの冬毛が伸びはじめ、鹿の子模様が薄くなりました。
そろそろ発情シーズンに入りますので、釧路市内でも、笛を吹くようなエゾシカの鳴き声が聞こえ始めています。
移動範囲が広がり、道路にも出てきやすくなりますので、安全運転でお越しください。

写真:ワピチ


運動場の隅っこでのんびり反芻するワピチ。
こちらも冬毛が伸びてきています。

写真:チンパンジーのゆづる1

写真:チンパンジーのゆづる2


類人猿舎にて、だんだんと一人で遊ぶことが増えてきたチンパンジーのゆづる君。

写真:チンパンジーのゆづる3
珍しく、父ちゃんと一緒。

写真:チンパンジーのゆづる4
でもまだ、母ちゃんと一緒が良いようです。
まだまだ甘えんぼです。

写真:トナカイ1

写真:トナカイ2


角の皮がむけてきたトナカイたち。オスは一足先に、メスは今頃剥けはじめます。
オスは発情シーズンになり、気性が少し荒くなりますので、別居しています。
こちらも冬毛が伸びはじめています。

写真:ツリバナ


ツリバナの実が割れ始めました。
オレンジ色の実がぶら下がっています。

写真:キンミズヒキ

写真:ノブキ


キンミズヒキ(左)とノブキ(右)の種。
どちらも、鋭い棘を持っていて、動物の体やヒトの服などについて、遠くに運ばれていきます。
いわゆるひっつき虫です。

秋が徐々に深まってきました。
冬に向けて、少しずつ動物たちも変わっていきます。
ちょっとした発見をしに、動物園までお越しください。

おまけ

写真:10月4日 ホッキョクグマのミルク1

写真:10月4日 ホッキョクグマのミルク2


寝ころがってポリタンクで遊ぶミルク

写真:10月4日 ホッキョクグマのキロル1


お客様から頂いたヘルメットを持つキロル。
向きが逆とか言ってはいけません。

写真:10月4日 ホッキョクグマのキロル2


あとで行ってみると、部屋の前でまんじゅうのように寝ています。
ヘルメットは枕代わりにちゃんと持って行ったようです。

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