第二期 釧路市観光振興ビジョン中間見直し(令和6年3月)
第二期釧路市観光振興ビジョンの中間見直し
「第二期釧路市観光振興ビジョン(以下、「第二期ビジョン」)」は、「域内循環」「外から稼ぐ」をキーワードに、目標指標を「経済波及効果」とする、2017年度(平成29年度)から2026年度(令和8年度)までの10年間の計画期間で取り組んでいる市の観光振興の指針です。
このたび「第二期ビジョン」は、2020年(令和2年)以降の新型コロナウイルス感染症の拡大の影響など、社会経済環境の変化や旅行・観光の動向を勘案し、観光施策の見直しなど、「計画後期(2024年度(令和6年度)から2026年度(令和8年度))に向けた第二期ビジョンの中間見直し(以下、「中間見直し」)」を2022年度(令和4年度)から2023年度(令和5年度)の2ヵ年で行いました。
主な中間見直しの内容
(1) 中間見直しの背景
第二期ビジョンでは、計画期間を3期に区切って進捗状況の確認、検証・評価を行い、進捗状況や社会経済環境の変化や旅行・観光の動向を勘案して見直しを行うこととしております。2020年(令和2年)以降の新型コロナウイルス感染症の拡大等による影響や、新たに実施した経済波及効果調査の結果をもとに必要な施策の見直しを行なっております。
(2) 中間見直しの方向性
「釧路市まちづくり基本構想」における「域内連関の強化」と連動し、経済波及効果を高める観光施策として、第二期ビジョン策定以降に重要となった新たな視点・キーワード(下記参照)を踏まえ、第二期ビジョンの9つの戦略体系に位置付ける40の施策について主に見直しを行なっております。
- 中間見直しにおける新たな視点・キーワード
1.持続可能な観光まちづくり
(1)サステナブルツーリズム
(2)ワーケーション・テレワーク
(3)観光地DX
2.観光地再生・高付加価値化
(1)アドベンチャートラベル
(2)地域一体となった面的な観光地再生
(3)高付加価値化
3.地場産品の魅力向上
(1)地場産品の魅力向上
(2)販路強化
(3)事業間の交流の活性化
4.安全・安心な観光地づくり
(1)観光レジリエンスの向上
5.観光財源の確保
6.体制(担い手)、労働者の人材不足
(3)釧路市の観光が目指す将来像・目標数値
中間見直しにあたり、第二期ビジョンで定めた釧路市の観光が目指す将来像や目標数値(経済波及効果 基準年次の2倍(約500億) )、9つの戦略体系は変更せずに継承しています。
(4) 釧路市観光の経済波及効果
第二期ビジョンの目標指標としている経済波及効果について、2023年度(令和5年度)に実施した釧路市経済波及効果調査の結果を掲載しました。
- 第二期ビジョンの目標年次と目標数値
目標年次 2017年度(平成29年度)から概ね10年程度
目標数値 経済波及効果 基準年次の2倍(約500億)
※基準年次・・・2009年度(平成21年度)観光消費額211億円、経済波及効果254億円
- 2023年度(令和5年度)釧路市経済波及効果調査結果 ※速報値
経済波及効果 約470億円(観光消費額 約440億円)
ダウンロード
参考(中間見直し前の第二期ビジョン)
PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。
このページに関するお問い合わせ
産業振興部 観光振興室 観光振興係
〒085-8505 北海道釧路市黒金町7丁目5番地 釧路市役所本庁舎3階
電話:0154-31-4549 ファクス:0154-31-4203
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。