KUSHIRO BRANDING PROJECTがスタート!【vol.1】
KUSHIRO BRANDING PROJECT
「釧路市の魅力を知ってもらい、たくさんの方に釧路市に来てもらいたい」
こういう想いから、「これぞ、釧路!」と自信を持って私たちが言える釧路市を象徴するイメージやロゴ、キャッチコピーを市民みんなで作っていきます。
そして、大好きな釧路市を市民も企業もみんなでプロモーションしていきましょう。
目次
- KUSHIRO BRANDING PROJECT とは?
- プロジェクトで取り組むこと
- プロジェクトのすすめ方
- スケジュール
1.KUSHIRO BRANDING PROJECT とは?
KUSHIRO BRANDING PROJECTは、たくさんの方々から”選ばれる“釧路市を目指し、ふるさと納税、観光、リモートワーク、長期滞在、そして移住をまとめ、釧路市をブランド化していくプロジェクトです。
釧路市には、たくさんの魅力や価値があります。この中から、心に残る釧路市のイメージや、来訪者等が釧路市を「選びたい」と思う理由を見つけ出し、ロゴやキャッチコピーを作ります。あわせてマーケティング戦略も策定します。市役所だけではなく、市民のみなさんと一緒に作っていきます。


2.プロジェクトで取り組むこと

マーケティング戦略を作ります。
ふるさと納税、観光、長期滞在、移住を連動させて進めるということは、先ほどお話ししました。
ふるさと納税は、釧路市を知ってもらう有効な手段です。ふるさと納税を釧路市を知る「入口」として、これら取組に連続性を持たせ、一体的に取組を進め、釧路市をアピールすることができれば、釧路市はもっと稼げるまちになると考えています。
そして、釧路市に「行きたい」と思う理由、釧路市を「選びたい」と思う理由を作っていきます。
釧路市には、タンチョウやマリモ、涼しさ、おいしい魚など、たくさんの価値があります。このあまたある価値をもとに、釧路市に「行きたい」、釧路市を「選びたい」と思える理由を見つけ出していきます。この理由探しは市民の皆さんと一緒に進めます。あわせて、いつまでも心に残るような釧路市のイメージも作り上げていきます。

ロゴとキャッチコピーを作り、ブランド化していきます。
「行きたい」理由や「選びたい」理由、長期にわたって心に残るイメージは、目に見えるものではありません。ロゴやキャッチコピーという形にデザイン化して見えるようにして、ブランド化を図っていきます。
千葉県流山市の事例を紹介します。
流山市では、交通利便性が高く緑も豊かな住み心地の良いまちをイメージさせるために「都心から一番近い森のまち」といったキャッチコピーを出しました。また、子育て世代が集まる快適な暮らしができるまちを想起させるために「母になるなら、流山市。」というキャッチコピーを打ち出し、ブランド化を進めています。
10年かけて、じっくりプロモーションします。
キャッチコピーを作って発表したら、すぐにたくさんの方々が釧路市にやってくるというわけではありません。
心に残るイメージというのは、じわじわと浸透していくものです。10年かけて浸透させるんだという気持ちでプロモーションを進めます。
ちなみに、人間が行動を起こすまでには、図に示したプロセスを経ると言われています(アイドマの法則)。ブランド化は、主に、注意・興味の部分に影響を与えるものとされています。
3.プロジェクトのすすめ方

では、どのようにプロジェクトを進めるのかを説明していきます。
まずは、マーケティングとデザイン経営の考え方を使います。
マーケティングとは、売れるための仕組みづくりで、具体的には「何」を「誰」に「どう」届けるかということを考えることです。今回のプロジェクトでは、釧路市の価値は何か、それはだれに響くのか、そしてターゲットを決めて、その人にどう届けるかを考えていきます。
そして、企業価値を高めるためにデザインを活用するといったデザイン経営の考え方も取り入れます。これは企業の考え方ですが、釧路市に置き換えて取り組んできます。
これを釧路市役所だけで進めるのは難しいため、研究者や専門家にアドバイザーをお願いし、また共創パートナーとして民間のデザイン会社にも協力をお願いしています。

もちろん、市民の皆さんにも積極的に参加いただきます。
今回のプロジェクトでは、2026年2月から4回にわたって市民ワークショップを開催します。本日のセミナー参加者と、無作為抽出した市民2000名、地域おこし協力隊等へ案内を出し、50名を選出します。
ワークショップに参加できるのは50名だけです。できるだけ多くの市民の皆さんに関わってもらえるよう、市民の皆さんにワークショップで議論する質問を事前に公表し意見やアイデアをいただくことを考えています。
また、だれもが、この議論に入って来られるようにするため、取組内容やワークショップの経過などをわかりやすく公表します。公表場所は、市のホームページだけではなく、エフエムくしろや釧路情報などの民間の媒体で発信し、イオンモール釧路昭和やコープさっぽろ貝塚店などのショッピングセンターにも掲出します。
ロゴやキャッチコピーは、市役所が一方的に決めることはしません。市民の皆さんからご意見をいただき、完成させます。
そして、釧路市全員でプロモーションをしていきます。
なお、本プロジェクトの情報発信に協力してくださるお店や企業等を募集しております。お気軽にご連絡ください。
4.スケジュール

これまでお話しした内容を、スケジュールに落とし込むとこのようになります。
市民の皆さんに関わっていただくポイントがたくさんあることが、このスライドからもわかるかと思います。
市民の皆さんの意見・アイデアを踏まえ、2026年9月にはマーケティング戦略・ロゴ・キャッチコピーを完成させ、2026年10月からプロモーションするためのホームページや動画等を作り、プロモーションをスタートさせます。
釧路市のブランド化やイメージの浸透は、市役所だけでは達成はできません。市民、市内企業の皆さんと一緒に大好きな釧路市をプロモーションしていければと思っています。
KUSHIRO BRANDING PROJECTを通して、みんなで釧路のミライをデザインしていきましょう!
これから、KUSHIRO BRANDING PROJECTの取組や進捗などについて、不定期ですが、発信していきます。次回vol.2では、なぜKUSHIRO BRANDING PROJECTに取り組むのか、その理由について説明したいと思います。
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このページに関するお問い合わせ
マーケティング戦略室 マーケティング戦略係
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