令和8年度釧路市民貢献賞受賞者の決定について(令和8年9月11日掲載)

ページ番号1006013  更新日 2026年9月11日

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令和8年度釧路市民貢献賞受賞者が決定しました。

産業部門

写真:筥嵜 昌晴 様


筥嵜 昌晴 様 (86歳) 昭和15年3月11日生

 筥嵜 昌晴 氏は、昭和33年より家業である酪農業に従事される傍ら、半世紀近い47年の長きにわたり森林組合の要職を歴任され、釧路市音別地区の林業・林産業の振興を支えてこられました。
 筥嵜氏は地域からの信頼や人望が厚く、30代の若さにして音別町森林組合の理事に就任し、在任中は市街地である音別駅前にカラマツ製材工場を稼働させ、昭和45年の尺別炭鉱閉山に伴い失業した労働者の雇用確保に尽力されました。
 その後、平成9年に小径木を活用するための製材工場を稼働させたことで、地元未利用材の有効活用と、木材に付加価値を与えることが可能となり、森林所有者の所得向上と地域雇用の促進に繋がりました。
 また、音別町森林組合及び白糠町森林組合が合併し設立された、くしろ西森林組合においては、平成15年から理事、平成19年から代表理事組合長を務められ、秀でた指導力と経営感覚によって安定した経営に向け精力的に活動されました。一例として、伐期を迎えた森林の伐採後の確実な再造林を進めるべく、森林組合独自の助成金を制度化することで、釧路市音別地区民有林においては100%の再造林率を実現し、持続可能な林業の振興に大きく貢献されました。
 関連団体においては、釧路地区森林組合振興会会長を通算4年務められ、この間、釧路管内の植栽現場におけるエゾシカによる食害の声を取りまとめ、全道の森林組合振興会長と協力のうえ、国や北海道に対してエゾシカ被害対策補助金の新設を要望し、現在の森林整備補助金メニューの創設に繋げるといった活動にも尽力されました。
 以上の通り、釧路市の林業・林産業の発展と地域経済の振興に寄与された筥嵜氏の功績は極めて大きいものです。
 

社会部門

写真:杉元 紘一 様


杉元 紘一 様 (85歳) 昭和16年4月8日生

 杉元 紘一 氏は、昭和48年に釧路市医師会に入会し、平成7年に理事、平成13年に副会長、平成21年には会長に就任し、会長としての任期中には、釧路市医師会看護専門学校長も兼任し、看護師の育成に積極的に取り組んでこられました。この活動を通じて、釧路管内外の医療機関に多くの看護師を輩出し、地域医療の継続に大きく貢献されました。
 また、平成21年には、釧路市医師会の公益法人から一般社団法人への移行という非常に厳しい転換期を迎えましたが、杉元氏はこの困難な時期を統括し、医師会の円滑な運営に大きな功績を残されました。これらの活動が評価され、平成23年には北海道医師会賞を受賞されています。
 会長退任後の平成29年4月からは、釧路市夜間急病センター長に就任し、退任までの間、施設の維持管理をはじめ、夜間における釧路市内および釧路管内住民への救急医療の提供に寄与し、長年にわたり地域医療の第一線で活躍されています。
 このほか、医療法人社団サンライブ杉元内科医院を設立後、医院に多目的ホールを併設し、地域住民の交流の場として、各種コンサート、後援会、研修会等を開催することにより、地域における文化活動の活性化に寄与し、多くの方々に文化的な交流の場を提供されています。さらに、平成29年4月に設立された「柳町公園桜基金」に対して継続的な支援を行い、釧路市柳町公園の桜の名所化を目指して、桜の育成活動を続けてこられました。この活動により、令和4年には緑いっぱい市民運動世話人会特別貢献賞を受賞されています。
 以上のとおり、地域医療のみならず、街づくりや文化活動の発展に積極的に取り組み、活動を継続してきた功績は誠に顕著なものがあります。
 

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