令和6年度釧路市民貢献賞受賞者の決定について(令和6年8月22日掲載)

ページ番号1006013  更新日 2024年9月6日

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令和6年度釧路市民貢献賞受賞者が決定いたしました。

産業部門

写真:栗林 延次 様


栗林 延次 様 (77歳) 昭和21年9月30日生

 栗林 延次 氏は、昭和44年に株式会社三ッ輪商会に入社し、昭和62年に代表取締役社長、平成23年から現在に至るまで代表取締役会長として、道東地域を基盤とし、道内外で事業を展開する同社の経営に従事されています。
特に、代表取締役社長在任時には、ソフトウェア開発や携帯電話販売などの情報通信業やフランチャイズ出店を始めとした飲食業への進出、養豚事業への参入など、多角的に事業を展開されてこられました。
 その秀でた指導力・行動力は各種団体においても求める声が大きく、業界関係団体の他、釧路ロータリークラブ会長やミクロネシア連邦名誉総領事、釧路剣道連盟会長などにも就かれ、奉仕活動や国際交流、スポーツ振興に対する貢献も顕著であり、活躍は多岐に亘っております。
 釧路商工会議所では、平成16年に副会頭に就かれ、2期6年その重責を全うされ、副会頭退任後も現在まで顧問に就任されています。
 副会頭在任時においては、陸上自衛隊駐屯地の存続を求める運動や、釧路根室圏総合体育館(現ウインドヒルスーパーアリーナ)建設に伴う基金協賛会の設立、地域プレミアム商品券(クーちゃん商品券)事業の実施、さらには、釧路港の国際バルク戦略港湾の指定を目指し、所内に特別委員会を設置するなど、当時の山本壽福会頭とともに献身的に活動されました。
 体育館の協賛金においては、目標額を大幅に上回る寄付金を集め、また、国際バルク戦略港湾においても副委員長として中心的役割を担い、商工会議所の枠を超え、地域一体となった機運醸成や署名活動に尽力された結果、署名は想定を上回り、指定を受けるにあたっての礎と大きな要因を築かれました。

 以上のとおり、釧路市並びに地域経済の振興、産業の発展に寄与された栗林氏の功績は極めて大きいものです。
 

社会部門

写真:平間 育子 様


平間 育子 様 (76歳) 昭和23年3月13日生

 平間 育子 氏は、昭和63年3月に釧路市女性団体連絡協議会の前身にあたる釧路市女性の集い協議会に入会以来、副会長、会長を歴任し、地域の男女平等参画を推進する活動をされるとともに、北海道女性団体連絡協議会会長に就任するなど、釧路市のみならず全道の女性団体のリーダーとして、男女平等参画社会づくりに尽力されました。
 平成21年には、釧路市男女平等参画センターの設置に向け、市内外の女性団体の中心となり、市への要請活動や機運醸成を図るため、研修や会合、講演会を開催するなどの取り組みを実施して平成27年の開設に手腕を発揮されました。
 また、女性や子どもの暴力に対しての支援組織としてNPO法人駆け込みシェルター釧路を創立し、理事長に就任され、釧根地域唯一のシェルターとして、DV被害女性の緊急保護と自立支援の活動をはじめ、予防啓発活動や調査研究事業を行ってこられました。
 このほか、小学校の空き教室を利用した釧路市おもちゃライブラリーの運営や釧路再発見事業として周遊ルートマップ作成等の活動が認められ、平成20年に北海道社会貢献賞(男女平等参画社会づくり功労賞)、令和元年には男女共同参画社会づくり功労者内閣総理大臣表彰を授与されたところであります。

 以上のとおり、平間氏は男女平等参画社会の形成に向けた取り組みの中心的な役割を担い、市民生活の向上に寄与した功績は誠に顕著なものがあります。
 

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