平成22年度 市民団体協働補助金補助事業審査会結果
会議名
平成22年度 市民団体協働補助金補助事業審査会
開催日時及び場所
平成22年7月9日(金曜日)午後0時55分から午後1時50分まで
釧路市役所2階 第3委員会室
主な議題
平成22年度市民団体協働補助金の補助事業の採択
結果
採択事業
- 第2回釧路女相撲大会(釧路女相撲実行委員会) 50,000円補助
- くしろ川リバーサイドフェスタ2010(釧路川リバーサイドフェスタ実行委員会) 180,000円補助
- 釧路の資源(水曜日)を守り、アートという視点で、どう活かしていくか?(釧路Water Art Project) 100,000円補助
- 全日本少年アイスホッケー大会おもてなしプロジェクト事業(全日本少年アイスホッケー大会おもてなし有志の会) 50,000円補助
- 異世代自然体験活動(桜が丘ひぶなクラブ) 180,000円補助
- くしろエコ・フェア2010(くしろエコ・フェア2010実行委員会) 100,000円補助
- ゆめこい倶楽部 地域の「宝」発掘プロジェクト(くしろ橋南西ゆめこい倶楽部) 50,000円補助
- 社団法人釧路青年会議所くしろ夕日プロジェクト2010(社団法人釧路青年会議所) 50,000円補助
- 阿部貞夫生誕100周年版画展開催事業(阿部貞夫生誕100周年版画展釧路実行委員会)180,000円補助
- 地域文化振興事業(釧路霧笛保存会) 50,000円補助
要望10事業に対し、10事業全てが採択された。補助金の総額は990,000円。
主な議論
審査の方法・要望書、資料に基づき事業の概要を説明
以下、審査
(委員長挨拶) 10団体から総額105万円の要望が出ております。予算に対して、5万円のオーバーとなっております。金額は最後に審査することとして、各審査員の意見を尊重しながら、まず事業の採択可否を審査していきたいと思います。
《審査員一同了承》
1 第2回 釧路女相撲大会
- 2年目の事業。地域の活性化やにぎわいの創出を図ることを目的に開催。昨年は64名の選手が参加し、多くの市民から好評を得て盛り上がった様子。
- 引き続き今年も盛り上げてもらいたい。
- 昨年10万円の補助、今年は半分の5万円まで。
- 採択
2 くしろ川リバーサイドフェスタ2010
- 新規事業。釧路川下流域の久寿里橋から幣舞橋を中心とする区域で、市民と観光客とが気軽に集えて憩える「川辺空間」を創り上げていくための継続的な事業展開を目的としている。
- 「フェスタ」と題しているように、どちらかというとお祭りのような取組、楽しそうな印象。
- 事業の実施時期は、天侯の良い日が続く9月であり、時期的にも開催に適している印象。
- 採択
3 釧路の資源(水曜日)を守り、アートという視点で、どう活かしていくか?
- お祭りとは違う趣旨の事業。
- 100名程度の市民を対象にしたパネルディスカッションの中で、どうやって釧路の水資源を守っていこうかという環境意識を高めるほか、来年実施予定の市民参加型のアートイベントに向けての説明会を行うことでワークショップを行い、具体像を深めることが目的。
- 市民自ら何かを作りあげる活動を支援することは、すごく良いこと。
- 取組の成果が、芸術作品として残っていくこのような取組みこそ応援していきたい事業、頑張ってもらいたい。
- 採択
4 全日本少年アイスホッケー大会おもてなしプロジェクト事業
- 団体がサポートしている大会が、「総務大臣・国民スポーツ杯」を受賞するなど、目的や活動内容が、かなり素晴らしい事業だという印象。
- 有志の方々に集まっていただいて、なんとかホスピタリティを向上していき、大会に参加した選手の方に、釧路に来て良かったなと感じていただきたいという思いがある様子。
- 採択
5 異世代自然体験活動
- 「異世代交流」に着眼点を置くことは良いことだが、バスに乗って移動するわけだから、参加者以外の市民に対して、呼びかけ等がなくなる点に少し寂しい印象。
- 団体自体は、会員が200名以上、福祉の視点で各種スポーツ活動や文化活動を行うなど活発に活動している様子。
- メインは地域の方々だと思うが、昨年実施している「体力アップステーション事業」などをはじめ、全市的に活動している様子。
- 採択
6 くしろエコ・フェア2010
- 現状を少しでも良い方向へ変えるため、地域に住む一人ひとりが『くらしと環境』について考える場を持つことを目的に、環境に係る多くの市民団体が実行委員会を構成している取組。
- 事業内容は、こども遊学館を会場に、ペットボトルの石けんづくりや廃油のキャンドル作り、エコバック作りなどの体験コーナーを用意し、環境について考え、楽しんで学んでもらうほか、フィールドワークの開催など。
- 環境をテーマに多くの市民が係わっている取組の印象。
- 採択
7 ゆめこい倶楽部 地域の「宝」発掘プロジェクト
- 団体としては、旧港町ビールの前でパラソルショップをやったり、地域密着事業として地域住民と他の地域の住民との交流会機会を設けたり、他団体の事業に参加するなど地域ぐるみで熱心に活動。
- 要望事業の内容は、実際に街を歩いてみて、どのような地域の「宝」があるのかをワークショップなどを開催してどうやって残していくのかを議論する事業。
- 釧路発祥の地ということで、地域の「宝」さがしを否定するなにものもない。
- 採択
8 社団法人釧路青年会議所 くしろ夕日プロジェクト2010
- 釧路を売り込む一つのテーマが「世界3大夕日」というのは少しオーバーな表現に思える。
- 去年や一昨年あたりから、「夕日」は良く聞くようになった。
- 夕日と海と橋が一緒に見える風景というのは、なかなか見つからないらしい。
- 2年目の事業なので、昨年のように盛り上がり、だんだん定着してくれれば良いと思う。
- 採択
9 阿部貞夫生誕100周年版画展開催事業
- 道東の自然と時代感を十分に感じさせる多くの作品を世に残した、釧路に来られた版画家の中では、有名な方。
- 市民の方々に少しでも作風に触れる機会を提供することが目的。
- 展示場所は生涯学習センターの1階。開催期間が10月5日から10月10日までと短い印象を受ける。
- 留萌でも9月22日から9月28日までの開催の予定。
- 採択
10 地域文化振興事業
- 霧笛を釧路の産業遺産として市民の手で保存し、果たしてきた功績や歴史を学び、後世に伝えていくことを目的としており、新聞でも大分宣伝している。
- 良いのではないか。霧笛の音はもう出してはいけないのか。
- せっかく設置するなら、何回か鳴らして欲しい。ただ、上に置いてあるだけなら寂しい。
- お祭りの時に鳴らせるようにすると聞いている。
- 採択
総括
全事業採択。補助額については、20万円要望の事業のうち、補助金への依存度が高い事業を減額対象とする方法も検討されたが、一律2万円ずつ減額し要望額に対して、90パーセントずつ満たす方法とする。20万円要望の事業を一律2万円カットして18万円とし、全部で99万円の補助額とすることで決定。
各審査員了承。10事業採択・補助金額合計99万円。
以上
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