春採湖調査会について

ページ番号1004297  更新日 2022年8月25日

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春採湖調査会

春採湖とその周辺の水質浄化と自然環境保全のための基礎的な調査を行うため、自然科学の各分野の研究者が集まり、昭和60年5月に設立しました。
以来、春採湖の基礎調査を継続するとともに、釧路市などが行う春採湖に関する取り組みに対して提言や助言をいただいています。

春採湖の概要

春採湖は市街地の中にあり、周囲4.7キロメートル、面積0.36平方キロメートル、南西から東北に伸びる細長い形をしています。ヒブナの生息地として昭和12年に国の天然記念物に指定されており、市民の憩いの場としても親しまれています。

春採湖は海跡湖で、現在も短い河川(春採川)を通じて海(太平洋)とつながっており、淡水と海水が混じった汽水湖となっています。そのため、ヒブナやトゲウオ科のイトヨ・イバラトミヨなどの魚類のほか、汽水性の生物が生息しています。また、鳥類は130種以上が飛来しており、湖畔には400種ぐらいの植物が見られ、市街地の湖で四季を通じてこれだけ多くの動植物が見られる春採湖は、たいへん貴重な自然の残る希少な湖沼です。

また、春採湖周辺は春採公園として整備されており、湖畔には野草園、ロックガーデン、野鳥観察舎、トンボの池などのほか、春採湖の自然を解説する春採湖ネイチャーセンターが設置されています。また、春採湖に面した高台には釧路市立博物館があり、釧路市の自然に関する多くの情報が展示されています。

写真:春採湖

写真:ヒブナ

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このページに関するお問い合わせ

市民環境部 環境保全課 自然保護係
〒085-8505 北海道釧路市黒金町7丁目5番地 釧路市役所本庁舎1階
電話:0154-31-4594 ファクス:0154-23-4651
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