配偶者等からの暴力とは?

ページ番号1004508  更新日 2022年8月25日

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配偶者等からの暴力は、ドメスティックバイオレンス(DV)ともいい、配偶者(事実婚相手も含む)などの親密な関係にある人からの暴力で、あらゆる暴力を用いて相手を支配しようとする行為をいいます。殴る、蹴るなどの身体に対するものだけが暴力ではありません。暴力には様々な形があります。

暴力の形態

  • 身体的暴力
    殴る・蹴る・髪を引っ張る・首を絞める・ものを投げつける など
  • 精神的暴力
    大声で怒鳴る・交友関係を細かく監視する・無視する・侮辱する・大事なものを壊す など
  • 性的暴力
    ポルノを無理やり見せる・脅しや暴力的な性行為・避妊に協力しない・性行為の強要 など
  • 経済的暴力
    生活費を渡さない・外で働くことを禁止する・無理にお金を出させる・借金をさせる など

DVに関する疑問

Q:DVってケンカと違うの?

A:ケンカは、お互いが対等の立場で、それぞれの意見をぶつけ合う一時的なものであるのに対し、DVはどちらか一方的に継続して振るわれる暴力のこと。DV関係にある場合、暴力を受けている人は自分の意見を言うことができず、何をするにも相手の許可が必要で自由がありません。

Q:加害者ってどんな人がいるの?

A:加害者は職業や学歴、年齢など関係ありません。誰に対しても粗暴な態度を取る人もいますが、職場や友人の間では人当たりが良い人でも、家庭では暴力を振るっていることがあります。

Q:暴力を振るわれる方に問題があるのだろうか?

A:暴力を振るわれてもいい人はいません。暴力は人の心身を傷つける重大な人権侵害です。

Q:別れればいいのでは?

A:被害者は収入や子どものことなど、別れることによって生じる問題を考え、ずっと悩んでいます。
また、暴力を振るわれ続けることによって無力感を感じていたり、相手も反省していつかは暴力を振るわなくなるかもしれないと期待して、なかなか決断できないことがあります。

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