釧路市地域おこし協力隊・阿寒湖アドベンチャートラベル推進員を募集します
釧路市は北海道の東に位置し、「釧路湿原国立公園」「阿寒摩周国立公園」の2つの国立公園やラムサール登録湿地を有し、国の特別天然記念物「タンチョウ」「阿寒湖のマリモ」に代表される世界一級の自然資源に恵まれ、さらにユネスコ世界無形文化遺産「アイヌ古式舞踊」など“世界に誇る宝”にあふれるマチです。
活動拠点となる阿寒湖温泉地区では、これまで国の登録DMOであるNPO法人阿寒観光協会まちづくり推進機構が中核となって誘客や受入環境整備などの観光まちづくりに取組み、外国人をはじめ数多くの旅行者が来訪しております。
当市では観光を地域のリーディング産業と位置付ける中で、欧米圏が主体のアドベンチャートラベル(アクティビティ、自然、異文化体験の3要素のうち、2つ以上で構成される旅行。以下「AT」という。)に対しては、全国に先駆け2016年から国際商談会(ATWS)に参加しております。
2023年9月には「ATWS2023北海道」がアジアで初めて開催され、ATディスティネーションとしての注目度が高まる中、ATツアーの販売や催行などAT推進体制の整備が急務となっております。
そのため、釧路市では地域においてATを推進し、かつ阿寒湖温泉地区の魅力を国内外へ伝えていただける方を、釧路市地域おこし協力隊 アドベンチャートラベル推進員として募集いたします。
意欲のある方の募集を心よりお待ちしております。
(参考)
・アドベンチャーツーリズムとは https://atjapan.org/adventure-tourism
※釧路市の観光情報については、下記の公式ホームページをご覧ください。
地域おこし協力隊・阿寒湖アドベンチャートラベル推進員募集要領
募集人数
2名
募集対象
- 日本語とこれ以外の言語(英語・中国語等)の日常会話以上の能力を有する方で、相応の言語の読み書き能力を有する方。
- 心身ともに健康で、地方都市の活性化に意欲があり、地域の特性や風習を尊重して地域住民と積極的にコミュニケーションを図れる方。
- 任期終了後に、当地域で地元スルーガイドとして活動する意欲のある方。
※スルーガイドとは、AT旅行者に同行し、アクティビティガイドとの橋渡しなど旅のお手伝いを担うガイドで、業務に必要な英語スキルと北海道に関する多様な知識を有したコーディネーターです。 - 地方公務員法(昭和25年法律第261号)第16条に規定する欠格条項に該当しない方。
- 土曜・日曜日・祝日や、早朝・夜間など不規則な勤務に対応できる方。
- 令和4年4月1日時点で年齢20歳以上の方(性別不問)。
- インターネット、ワード、エクセルなどの一般的なパソコン操作ができる方。
- 普通自動車免許を有し、実際に運転できる方。
- 現在、3大都市圏をはじめとする都市地域等(過疎地域を除く)に在住の方で、釧路市へ住民票を異動し、活動終了後も定住する意思のある方。ただし、地域おこし協力隊であった方(同一地域における活動2年以上、かつ退任後1年以内)で、3大都市圏外のすべての市町村及び3大都市圏内の条件不利地域に生活の拠点を移し、住民票を異動させた方は含めることとする。(現住所が海外の場合はお問い合わせください。)
- ※現住所が海外である場合など、上記9の項目に該当するか不明な場合、詳細についてはお問い合わせください。
- ※旅行に関する有資格者、若しくは活動実績のある方及び言語に関する資格を有する者は採用に配慮します。
活動概要
釧路市阿寒湖温泉地区のATの推進をはじめとする、市とNPO法人阿寒観光協会まちづくり推進機構が連携し行う下記業務を担っていただきます。
- ATに関する業務 ※当方が用意する育成カリキュラムに沿って、以下の業務を行っていただきます。
- ツアーへの添乗、ツアーの行程管理や救急救命、現地ガイドとの調整等
- ツアーに関する顧客対応
- ツアーコーディネーターが実施するATツアー造成販売業務等の補佐
- バイヤーやメディア等とのネットワーク構築や商談、調整等、各種プロモーションへの参加や通訳支援等
- バイヤーやメディア等からのメールへの対応等
- AT関連イベントに関する業務
- 外国語及び日本語を活用した観光情報発信業務
専用ホームページやソーシャルネットワークサービス等を活用した情報発信、更新等業務や、多言語パンフレット等、プロモーションツールの更新や翻訳、作成等 - 地域及び広域観光エリアにおける観光地域づくり推進に資する業務
- 外国語及び日本語によるサインや看板、メニュー等の翻訳、作成支援等
- 地域及び広域観光エリアにおける観光地域づくり活動等への参加、協力等
- その他市長が必要と認める業務
活動場所
北海道釧路市阿寒湖温泉地区及び周辺エリア
※活動拠点は阿寒湖まりむ館
雇用関係の有無
無し
委嘱形態
- 釧路市と業務委託契約を締結し、この契約に基づいて業務を実施していただきます。よって、市とは雇用関係にないため、健康保険及び年金等はご自身で加入し、保険料等を負担いただくことになります。
- 1日の勤務時間は9時00分~18時00分の間のうち、8時間45分(1時間の休憩を含む)とします。
※ただし、業務の内容により変動する場合があります。 - 原則として週5日間勤務で、「釧路市職員の勤務時間等に関する条例」及び「釧路市の休日を定める条例」により算出した市職員のこの月の勤務日の日数を下回らないものとし、勤務日指定表にて定められた勤務日とします。
- 地域おこし協力隊には月に1回、活動内容・時間・経費等を含めた活動報告をしていただきます。
- 地域おこし協力隊の活動に差し支えない範囲で、兼業を行うことができます。(要届出)
委嘱期間
- 地域おこし協力隊は市長が委嘱し、委嘱期間は委嘱の日から令和8年3月31日までとします。
- 次年度以降の委嘱については、活動状況や実績を勘案して委嘱期間を更新することができます。(最初の委嘱の日から最長3年間)。
- 地域おこし協力隊としてふさわしくないと判断した場合は、委嘱期間中であっても委嘱を取り消すことがあります。
委託料
(1)人件費
月額375,000円(年額上限:4,500,000円)を上限とし支払います。ただし、毎月の活動内容を審査します。
(2)活動に要する経費
本業務に必要となる以下の経費については年額1,000,000円を上限に支払います。ただし、毎月の活動内容を審査いたします。
- 健康保険・年金等の保険料(年額上限400,000円)
- 住居借上料(月額上限:48,000円)
- 車両維持費(業務で使用する車両の維持費:月額上限47,000円)
※対人及び対物保証が無制限の任意保険へ加入すること - 通信費(パソコン・インターネット関係経費:月額上限:15,000円)
- 消耗品・印刷費(消耗品関係経費:年額上限:活動経費の範囲内)
- 傷害・賠償保険(年額上限:40,000円)
- その他
活動旅費、研修・資格取得等に要する経費等、地域おこし協力隊推進要綱(平成21年3月31日付け総行応第38号総務事務官通知)に基づいて市が適正と認めたもの
- ※活動に要する経費1~7の各上限額について、この金額に準じることが難しい場合は釧路市と協議することとする。
- ※上記金額は全て税込み金額とする。
申込受付期間
令和7年4月1日から令和7年4月30日まで
応募方法
- 釧路市「地域おこし協力隊」応募用紙を下記よりダウンロードしてください。
- 応募用紙に必要事項を記入し写真を貼付してください。
(メールアドレス欄には、携帯電話以外のメールアドレスも記入してください) - 応募用紙に必要書類を添付して下記まで郵送してください。
〒085-0467 釧路市阿寒町阿寒湖温泉2丁目6番20号
阿寒湖まりむ館内 釧路市役所阿寒観光振興課宛
※提出された書類は返却しません。
選考方法
- 第一次選考
- 所定の応募用紙による書類選考を行います(選考結果は文書にて通知)。
- 第一次合格者には、第二次選考の日時等を通知します。
- 第二次選考
- 第一次合格者を対象に、釧路市内で面接を実施します。
- 第二次選考のために必要な交通費等は個人負担となります。
※選考後、業務委託契約のうえ地域おこし協力隊の活動を開始していただきます。
その他
- 募集に関する質問は、郵送、ファクス又はメールで受け付けます。質問の様式は問いません。電話での質問は受け付けませんのでご留意ください。
- 質問の回答は、質問者に郵送、ファクス又はメールで返信しますので、住所、ファクス番号又はメールアドレスをご記載ください。
問合先
〒085-0467 北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉2丁目6番20号 阿寒湖まりむ館内
釧路市役所 産業振興部 阿寒観光振興課(担当:宮下・長崎)
電話:0154-67-2505 ファクス:0154-67-2839
Eメール:ak-akankankou@city.kushiro.lg.jp
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このページに関するお問い合わせ
産業振興部 阿寒観光振興課 阿寒観光振興係
〒085-0467 北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉2丁目6番20号 阿寒湖まりむ館2階
電話:0154-67-2505 ファクス:0154-67-2839
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。