平成29年7月の釧路市動物園ニュース
2017年7月26日(水曜日)発泡スチロール協会様のシロクマキャンペーンで寄贈がありました
発泡スチロール協会では、2008年より毎年発泡スチロールの日にあわせて、日本全国の動物園や水族館で飼育されているシロクマへ新鮮なお魚を発泡スチロール容器に入れてプレゼントしています。
釧路市動物園では7月26日にホッキョクグマ舎前で贈呈式を行い、ホッキョクグマたちへニジマスのプレゼントをいただきました。
また、式典にご参加いただいた来園者の皆様へのプレゼントも頂きました。
ホッキョクグマたちの生息環境が少しでも改善されるよう普及啓発される取り組みを行っている発泡スチロール協会様に感謝申し上げます。
2017年7月24日(月曜日) 保護されたタンチョウのヒナを放鳥しました
7月18日に、浜中町の酪農家にて弱っていたタンチョウのヒナが1羽保護され、釧路湿原野生生物保護センターにて緊急治療後に当園に搬入されました。
投薬、治療を行い、当初は立てませんでしたが、翌日には起立できるようになりました。
念のため2日ほど様子を見て、歩行等に問題がないことや、親から離れる期間は短い方が良いことなどから、親元に戻すことを決めました。
7月21日、保護された牧場の敷地内にて放鳥を行いました。
待つこと1時間半程度、近くの堆肥置き場に親が来ました。
しばらく気づいていませんでしたが、ヒナの声を聴いたとたんに駆け寄ってきました。
親との再会。(この2枚は環境省釧路自然環境事務所撮影)
無事に成長してくれることを願っています。
なお、当園に運ばれてくるタンチョウは、重傷を負ったものがほとんどで、今回のように無事に野生に戻せるのはまれな例です。
タンチョウに限らず野生動物は、交通事故や電線衝突など様々な人間活動の影響で、ケガをしたり死亡したりしています。
無事に戻せた、というだけでなく。
事故等で傷つく動物が少しでも減ることを願ってやみません。
YouTubeに放鳥の動画を追加しました(2017年7月25日)
2017年7月18日(火曜日) 釧根電気工事業協同組合青年部様がイルミネーションを設置して下さいました
釧根地区の電気工事業者からなる釧根電気工事業協同組合青年部様より、設立30周年を記念に、猛獣舎横に夏の湿原をイメージしたイルミネーションを設置して下さいました。
このような暖かい支援は、釧路市民とともに歩んでいる釧路市動物園として、大変ありがたく感謝いたしております。
なお、夜の動物園まつりの開催初日の7月29日(土曜日)19時に点灯式を行ないます。
昼とは違う夜の動物たちの姿やライトアップされた幻想的な園内とあわせ、釧路の豊かな自然を思わせるイルミネーションをお楽しみ下さい。
2017年7月8日(土曜日)9日(日曜日)第42回サマースクールを行いました
開園当初から毎年開催している、夏恒例の「サマースクール」を7月8日と9日の2日間行いました。
両日ともに天候にも恵まれ、各日20名程の子どもたちが飼育体験や動物学習を行いました。
午前中の飼育体験の様子です。
飼育係の指導の下、動物舎の清掃や餌やりなど楽しく飼育体験を行いました。
午後の動物学習の様子です。
今年は各班に分かれてクイズラリーを行い、友達と協力をしながら動物クイズを解いて、動物について学習をしました。
毎年、小学5年生から中学3年生を対象にサマースクールを開催しています。(事前申し込みが必要です)
飼育係になってみたい、そこの君!来年のご参加をお待ちしています。
レッサーパンダの赤ちゃんが誕生しました!
この度、20年ぶりにレッサーパンだの赤ちゃんが誕生いたしました!順調に育っています。
まだ、室内の産箱の中に入っており、その様子はご覧になれませんので、ご了解ください。
- 出産推定日 平成29年6月28日(産箱の中からの鳴き声で判断しています)
- 産仔数 1頭(性別不明)
- 両親
- 母親 キン
(平成24年7月20日 札幌市円山動物園生)
(来園 平成28年6月17日、帰属は埼玉県) - 父親 シンゲン
(平成23年6月18日 長野市茶臼山動物園生)
(来園 平成26年11月13日 帰属は釧路市)
- 母親 キン
- 状況 公開日程は未定です。
赤ちゃんは2~3ヶ月後に産箱から出てくるようになりますので、その後に親子の様子を見ながら屋外の飼育場での飼育を進める予定です。
このページに関するお問い合わせ
生涯学習部 動物園 管理飼育展示担当
〒085-0204 北海道釧路市阿寒町下仁々志別11番 釧路市動物園
電話:0154-56-2121 ファクス:0154-56-2140
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