2013年1月のどうぶつえん日記

ページ番号1001960  更新日 2022年8月25日

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2013年1月20日 クマタカ「錬(れん)」フライト初公開!!

写真:クマタカフライト1


たくさんのお客様が見に来てくださいました!ありがとうございます!!

写真:クマタカフライト2


満を持して、錬が登場!!

が、お客様がいつもより多いので緊張して細くなっています。冠羽も立ちあがっちゃいました…。

写真:クマタカフライト3


しょっぱなから林の中へコースアウト…。がーーーん…。

写真:クマタカフライト4


カラスに威嚇され、なかなか戻って来ず…。

ようやく本来の飛行ルートに戻ったときにはお客様もすっかり少なくなってしまいました…。

写真:クマタカフライト5


それでも、大きく開かれた翼と鮮やかな鷹斑(たかふ:翼裏側の白黒の斑)に「きれい!!」という歓声があがっていました。

写真:クマタカフライト6


初めての公開ということで緊張して失敗が多かったですが、がんばった錬にお客様から拍手をいただきました。
フライト終了後はたくさんのご質問を受け、錬も少し落ち着いたようです。

写真:クマタカフライト7


今回はお客様から飛行ルートが見えづらく、ご迷惑をおかけしました。
次回は見えやすいように飛行ルートや観覧場所を工夫しますので、ぜひまた錬の勇姿を見にいらしてくださいね。

次もがんばるよ!!

2013年1月18日

昨年の9月29日に行ったホッキョクグマのツヨシの検査の様子です。

写真:ツヨシ麻酔1


ホッキョクグマ・ツヨシの皮膚炎がひどいので麻酔をかけて確認することになりました。
一口に皮膚炎といっても、原因によって治療法が異なります。間違った治療で悪化させることもあるので、まずは検査が必要です。

写真:ツヨシ麻酔2


お尻のところは拳大に脱毛していました。他にも額や首に脱毛がありました。出血しているのは麻酔をかけるときに打った跡からなので心配はいりません。

写真:ツヨシ麻酔3


サンプルを採った後は消毒剤を吹きかけます。根本的な治療ではありませんが、二次感染を防ぐためです。検査の結果、獣舎の消毒薬に対するアレルギーの可能性が高いことがわかりました。アレルギー性の皮膚炎はなかなか治りにくいので完治までは時間がかかりそうです。
毎日の投薬で様子を見ますが、早く治してあげたいところです。

2013年1月10日 コミミズク「コミタン」、フライトガイドに向けてのトレーニング順調

今年で3年目となるコミミズクのコミタンのフライトガイドが、1月19日土曜日より始まります。詳細はお知らせのページ確認してください。
昨年末より類人猿舎観覧通路にてトレーニングが始まり、今年で3年目とあって仕上がりも早く、今すぐにでも飛行の様子を見ていただける状態になりました。羽音がせず、グライダーのように飛行するコミタンを見に来て下さいね。
ガイドのほうもわかりやすくお話が出来るようにひと工夫する予定です(コミタンよりもガイドのほうが不安なのですけれどね)。今年もコミタン共々がんばりますよ。

写真:コミミズク「コミタン」

ニューフェイスが登場しますよ

2011年5月6日釧路市動物園生まれのクマタカ「錬(れん)」です。こちらは1月20日、日曜日よりガイドを交えてフライト公開を始めます。
2011年の冬からフライト公開に向けてトレーニングを行ってきました。錬は正門横の遊園地ゾーンでの公開となります。迫力あるクマタカの飛行を間近でご覧ください。
トレーニング中の「錬」の様子をちょっとだけ掲載しますね。

写真:クマタカ「錬(れん)」1

写真:クマタカ「錬(れん)」2


全長約72cm。この場所はどこかな?
尾羽も大きく広げてブレーキをかけます。

写真:クマタカ「錬(れん)」3

写真:クマタカ「錬(れん)」4


翼を広げると約165cm。風を受けて優雅に飛行します。

写真:クマタカ「錬(れん)」5

写真:クマタカ「錬(れん)」6


錬は人工繁殖個体ではなく親に育てられた個体です。2011年8月に母親が死亡。とても優秀な両親の元育てられた錬が最後の子どもとなりました。
飛行技術はとても優れています。うーん.・・・親に習うのでしょうね。

写真:クマタカ「錬(れん)」7
低空飛行から
写真:クマタカ「錬(れん)」8
角度を変えて

写真:クマタカ「錬(れん)」9


写真では追い切れなかったのですが、上空には餌が投げられています。確実にキャッチして降りてきます。
是非「錬」の豪快な飛行を見に来てくださいね。

2013年1月8日

6月3日(日曜日)

写真:アルパカ毛刈1


アルパカ・ネプチューンの公開毛刈りの裏でひっそりと行われていたエルシーの毛刈り。
ネプチューン同様、毛刈り前はモコモコです。

写真:アルパカ毛刈2


動物も人もケガをしないよう安全に動物を押さえることを「保定」と言います。飼育員4人がかりで保定して、バリカンを使って毛を刈ってもらいます。
アルパカはヒツジの毛に比べると脂が少ないので、半分程刈ったところでバリカンの油が少なくなって焼け付いてしまいます。途中でバリカンの歯を替えて毛刈りを続けます。
頭の毛は担当者がハサミで整えていますよ。

写真:アルパカ毛刈3


この日は毛刈りだけでなく、年1回の健康診断も行います。体重測定や血液検査のための採血をします。毛刈り後の毛の薄くなったところで、採血のための血管を探します。
ヒツジやヤギでは頚静脈(首にある血管)から採血するのですが、アルパカの皮膚はとても固くて、血管がどこにあるかわかりません。比較的皮膚の柔らかい太ももの内側の血管から採血をします。
アルパカは通常1歳のときは毛刈りを行わず、翌年2歳から毛刈りを行うということで、今回はルビーは毛刈りをしませんでした。また、トパーズはルビーにおっぱいをあげている影響なのかあまり毛が伸びなかったので、負担をかけないためにトパーズも行いませんでした。
毛刈りを行ったのはネプチューンとエルシーだけでしたが、健康診断はトパーズとルビーも行っています。検査結果は皆、良好!!来年の健康診断まで皆元気でいてね。

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生涯学習部 動物園 管理飼育展示担当
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