2013年5月のどうぶつえん日記
5月20日(月曜日) エゾモモンガの幼子
5月9日 環境省から保護されたエゾモモンガの幼獣が運び込まれました。阿寒の森で伐採された樹木から見つかりました。驚いた親が逃げて見えなくなってしまったので、従事された方が心配して環境省の事務所に運び込んだそうです。生まれてほとんど日が経っていない赤子でした(写真左)。早速、獣医さんが子犬の粉ミルクを溶かして哺乳(写真右)。よほどお腹を空かしていたのか、みるみる胃袋の中が白くなっていきました(赤子なので、透けて見えました)
持ち込まれた時の体重は7~8gでした。今では体重は11gを超え、全身からうっすらと体毛も生えてきました(写真最下段)。口のおひげも目立ちます。すくすくと育っています。このまま無事巣立つまで大きくなってと願いながら、みんなでエゾモモンガのお世話をしています。
5月17日(金曜日) アルパカの毛刈りをしました!
久々の暖かな日差しでした。コブシの花も咲き、チシマザクラのつぼみもずいぶんと大きくなりました。
今日、アルパカ3頭の毛刈りをしました。厚い「セーター」を脱いだアルパカの夏への準備は万全です。
すっきりしたアルパカたちは放飼場へ。アルパカのもこもこした姿はかわいらしいものですが、ほっそりしたアルパカも、とてもかわいらしいものです。
すっきりと可愛らしくなったアルパカに、会いに来ませんか。
日曜日の19日には、11時からココアの誕生会があり、猛獣舎内の特別公開もあります。また、学校給食ラーメンの100食限定販売もありますので、そちらもどうぞ!
(K.K.)
5月8日(水曜日)
丹頂鶴自然公園で、5月4日(推定)にタンチョウのヒナが孵化しました。
養父母であるケオ(オス)とツルミ(メス)の2羽はしばらく奥のヨシにおり、採餌やカラスの追い払いをしておりました。
ややもすると、親ツルの足元でヒナが顔を出します。
どうやら親ツルに守られながら、眠っていたようです。
エサの時間が近付くと、親ツルに連れられてエサバケツのそばまでやってきて、元気な姿をみせてくれました。
親ツルは、ウグイの切り身を箸移しでヒナに与え、一生懸命に食べていました。
まだまだ食べることすらおぼつかない状態ですが、親について元気いっぱい歩いています。
食べ終わり一息ついたようで、ツルミ(メス)の背中に隠れるほほえましい親子の姿もみせてくれました。
5月1日(水曜日)
先月根室からワモンアザラシの赤ちゃんが保護されてきました。
収容から1週間たちましたが、全身の長い毛がすっかり抜け落ちて、テレビで見るようなツルンとした短毛になっています。
収容ケージをじーっと覗くと、前足をばたつかせていました。
威嚇(いかく)をしているつもりなんでしょうけど、とってもかわいいので、思わず微笑んでしまいます。
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