2013年5月のどうぶつえん日記

ページ番号1001957  更新日 2022年8月25日

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5月20日(月曜日) エゾモモンガの幼子

5月9日 環境省から保護されたエゾモモンガの幼獣が運び込まれました。阿寒の森で伐採された樹木から見つかりました。驚いた親が逃げて見えなくなってしまったので、従事された方が心配して環境省の事務所に運び込んだそうです。生まれてほとんど日が経っていない赤子でした(写真左)。早速、獣医さんが子犬の粉ミルクを溶かして哺乳(写真右)。よほどお腹を空かしていたのか、みるみる胃袋の中が白くなっていきました(赤子なので、透けて見えました)

持ち込まれた時の体重は7~8gでした。今では体重は11gを超え、全身からうっすらと体毛も生えてきました(写真最下段)。口のおひげも目立ちます。すくすくと育っています。このまま無事巣立つまで大きくなってと願いながら、みんなでエゾモモンガのお世話をしています。

写真:エゾモモンガ1

写真:エゾモモンガ2


写真:エゾモモンガ3

5月17日(金曜日) アルパカの毛刈りをしました!

久々の暖かな日差しでした。コブシの花も咲き、チシマザクラのつぼみもずいぶんと大きくなりました。

写真:コブシの花


今日、アルパカ3頭の毛刈りをしました。厚い「セーター」を脱いだアルパカの夏への準備は万全です。

写真:アルパカ ネプチューン 毛刈り前

写真:アルパカの毛刈りの様子


すっきりしたアルパカたちは放飼場へ。アルパカのもこもこした姿はかわいらしいものですが、ほっそりしたアルパカも、とてもかわいらしいものです。

写真:すっきりしたアルパカ1

写真:すっきりしたアルパカ2


すっきりと可愛らしくなったアルパカに、会いに来ませんか。
日曜日の19日には、11時からココアの誕生会があり、猛獣舎内の特別公開もあります。また、学校給食ラーメンの100食限定販売もありますので、そちらもどうぞ!
(K.K.)

5月8日(水曜日)

丹頂鶴自然公園で、5月4日(推定)にタンチョウのヒナが孵化しました。

養父母であるケオ(オス)とツルミ(メス)の2羽はしばらく奥のヨシにおり、採餌やカラスの追い払いをしておりました。

ややもすると、親ツルの足元でヒナが顔を出します。

どうやら親ツルに守られながら、眠っていたようです。

エサの時間が近付くと、親ツルに連れられてエサバケツのそばまでやってきて、元気な姿をみせてくれました。

写真:ツル公園で産まれたヒナ


親ツルは、ウグイの切り身を箸移しでヒナに与え、一生懸命に食べていました。

まだまだ食べることすらおぼつかない状態ですが、親について元気いっぱい歩いています。

食べ終わり一息ついたようで、ツルミ(メス)の背中に隠れるほほえましい親子の姿もみせてくれました。

5月1日(水曜日)

先月根室からワモンアザラシの赤ちゃんが保護されてきました。

収容から1週間たちましたが、全身の長い毛がすっかり抜け落ちて、テレビで見るようなツルンとした短毛になっています。

写真:ゴマフアザラシ


収容ケージをじーっと覗くと、前足をばたつかせていました。

威嚇(いかく)をしているつもりなんでしょうけど、とってもかわいいので、思わず微笑んでしまいます。

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