2017年1月のどうぶつえん日記
2017年1月28日(土曜日)水沢腹堅
昨日は日中プラスになり、雨がぱらついたところもあるようです。
今日は一転して寒い日でした。
まあ、気温はさほどでもないのですが、暖かくなってから冷え込むと余計寒く感じます。
さて、園内の様子はどうだったでしょうか。
一部凍っていたり、傾いているところもあるので通行止めにしておりますが、今日の木道の様子です。
雪景色の中、ときどき小鳥の声が聞こえてきます。
シジュウカラなど、カラ類がうろちょろしているのですが、残念ながら写真は撮れませんでした。
カワウソ舎にて、こちらの姿を見て立ち上がるリッキー(たぶん)。
残念ながら餌をくれる人でないのがわかったのか、毛づくろいに移行してしまいました。
びっしりと毛が生えているので、寒いのは平気です。
一方、寒さが得意ではない動物たち。
お昼を過ぎると寒くなってきます。
ペンギンたちは寒さに弱いので、遅めに出して早めに出す日が続いております。
窓から部屋の中の様子がご覧いただけますので、窓からのぞいてみてください。
中から掃除の音が聞こえるので、入れてもらいたいようです。
寒いせいか、ジョンも手前に来ませんでした。
それとも、キーパー通路に人がいたから、そっちを威嚇していたのかもしれません。
ともあれ、掃除が終わるまで待ってください。
シマウマの小夏さんは、特に獣舎の方によって行ってはいませんでした。
乾草をほおばっています。
獣舎の壁の前で陽を浴びるスカイと、乾草を食べるコハネ。
一緒にいる時も、そうでない時もあります。
熱帯の動物たちも、遅めに出して、早めに収容する日が続いています。
アナウンスやツイッター等でお知らせしていますので、ご確認ください。
皆様にお目にかかる時間はちょっと短いですが、健康管理のためですので、ご理解くださいますようお願いいたします。
一度雪がとけたせいで、道がツルツルになっています。
運転にお気をつけて、動物園までお越しください。
おまけ
雪の上でゴロゴロするキロルの表情が味わい深かったので載せてみました。
こちらはリンゴを食べているところ。なかなか正面を向いてくれないのです。
まあ、仕方ありません。そういうこともあります。
2017年1月26日(木曜日)蕗の花はまだ咲かない
少々間が開いてしまいました。
冷え込みが続き、雪も多いですが、動物たちは元気にしております。
インフルエンザや風邪が流行っていますので、体調にはお気を付け下さい。
だいぶ長らくお待たせしましたが、そり山が完成しましたので、ご利用いただけるようになりました。
サル山前ステージのところでソリを貸し出しています。
また、歩くスキーコースも完成しており、展示館で歩くスキーの貸し出しをしております。
厳冬期にしか楽しめない遊びですので、ぜひご利用ください。
日が当たっているので、少しは暖かいでしょうか。
お隣の猛獣舎に寄ってみました。
運動場の日当たりのいいところで座っているアムールトラのあさま。
ときどき、ボールをちょしたり、蹴ったりして遊んでいますが、
今日は残念ながら写真に撮れませんでした。
相変わらず仲のいいライオンの夫婦。
冬には珍しく、運動場の手前に出てきています。
雪がかいてあるからかな。
息子のゆうひは、今日は丸太を抱えていました。
爪を立てて、がりがりと削ります。
ゴロゴロ言いながら歩いているチョコ。
格子にスリスリしたり、ゴロゴロ言っていたり、ちょっと発情がきているようです。
いつもよりちょっと愛想のいいチョコさんでした。
寒い日が続きます。
暖かくして動物園までお越しください。
おまけ
今日のミルクはよく寝ておりました。
まあ、こういう日もあります。
2017年1月6日(金曜日)芹乃ち栄う
年末は冷え込みが厳しい日が続いていましたが、開けてからは少し暖かい日が続きます。
まあ、釧路基準ですので、しっかり1日中氷点下なのですが。
寒い中、元気にしているダチョウの夫婦。
ただ、寒さには弱いので、遅めに出て早めにしまうことが続きます。
動物の健康のためですので、ご理解くださいますよう。
フライングケージに寄ってみました。
プールで元気に泳いでいたり、陸で陽を浴びていたり。
左の写真、真ん中手前にいるのがマガモのオス、その後ろにオシドリのメス。
右後ろの頬が白いのがシジュウカラガンです。
右の写真はオナガガモのメスです。
メスは地味な羽色をしていますが、繁殖期ですので、オスの羽衣は派手になっています。
こちら、手前にいるのはオシドリのオス。
オレンジ色の大きいイチョウ羽が目立ちます。
右の写真では、水面から伸びあがり、首をすくめるようなポースをとっています。
幾つか、特徴的な動きがありますが。
ディスプレイと言って、メスやライバルのオスに対してアピールをしているのです。
冬にはこういう行動を割とよく見ることができます。
冬こそ、こういう鳥たちが面白いのです。
お隣のレッサーパンダ舎。
相変わらず微妙な距離感のシンゲンとキンです。
ただ、前よりは割と近くなりましたし、少し前には交尾も確認されています。
上手くいくといいのですが。
ヒグマ舎に寄ってみると、キチノスケは自分でベッドをこしらえています。
写真ではわかりにくいのですが、けっこうしっかりと雪を盛り上げて、その上に寝ているのです。
一方のヤマト。
彼は、自分でベッドを作ることはありません。
気に入ったところに寝て、体の周りの雪が押し固められてへこんで、ベッドのようになります。
この写真では、プールだったところにうまく入り込んでいます。
個体によって、その辺は性格が出るようですね。
ホッキョクグマ舎にて。
とりあえずミルクの飛び込みを2枚。
まあ、右の写真は飛び込みと言うか、落ちたというか。
雪の上では、けっこうゴロゴロします。
砂の上ではやらないのですが、何か違いがあるのかもしれません
午後になって、キロルに交代します。
雪の上でゴロゴロ。
けっこうみられるようになった背泳ぎ。
パクパクタイムでもらったリンゴを、前脚で持って食べます。
今日のは2口で食べてしまいました。
早食いのように見えてしまいますが、まあ、ホッキョクグマですので。
しっかり咀嚼していますし、問題はないと思います。
2017年1月3日(火曜日)あけましておめでとうございました
2017年となりました。
釧路市動物園は、少しお休みをいただいて、本日から営業開始です。
幸いにして、天気に恵まれた日でした。
何かと、イベントの日は悪天候が続いた今年度ですが。
新しい年はそうではないように願っています。
さて、今年は酉年ですので。
まずは園内の鳥たちの様子を見ていきましょう。
池ふくろうケージのシマフクロウのペア。
巣木の上に、2羽ならんで止まっています。
陽を浴びてのんびりしているようです。
北海道の冬を代表する猛禽の、オオワシとオジロワシ。
もうしばらくすると、繁殖期に入ります。
ときどき、野生の個体が上空を飛ぶこともありますので、気が向いたら見上げてみると、見つかるかもしれません。
近い仲間の、ハクトウワシ。
猛獣舎の近く、ココアの運動場の正面あたりにいます。
案外、皆様素通りされるのですが、格好のいい猛禽だと思います。
西門の近く、アルパカの隣にいるアカコンゴウインコの親子。
相変わらず仲がいいのですが、やっぱり望遠でないとこういう姿が撮れません。
そんなに気にしないでもいいと思うのですが。
まあ、そういうこともあるのでしょう。仕方ありませんね。
めでたい鳥と言うと、タンチョウを忘れてはいけませんね。
タンチョウ広場から見える、019とエムタツの夫婦です。
雪の上でエサをさがしています。
繁殖期が近くなってきたので、そのうちダンスが始まります。
さて、今年はうまくいってくれるでしょうか。
クマタカの錬のフライトガイドの様子。
合図を受けてちょうど飛び立ったところです。
毎日午後1時半から、正門案内所裏の広場で行っています。
クマタカの特徴や生態について、担当者のガイドを聞きながら、勇壮な飛翔を見ることができます。
天候や錬の体調次第では中止のこともありますので、園内放送やホームページ、ツイッター等をご確認ください。
この他にも多くの鳥たちがおりますが、長くなりましたので今後また紹介していくことにしましょう。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
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生涯学習部 動物園 管理飼育展示担当
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