2008年5月のアムールトラのタイガとココアのページ

ページ番号1002212  更新日 2022年10月6日

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メインページが写真枚数などの関係で低速回線ではご覧になりにくくなってまいりましたので、古いタイガとココアの情報をこちらに移動しました。

掲載当時のまま移動しておりますので、記載している情報で古いものも混在しておりますが、ご了承下さい。

なお最新の情報は下の絵をクリックしてください。

2008年5月24日

2008年5月24日、アムールトラに3頭の子どもが生まれました。

釧路市動物園では初めてのアムールトラの出産ということで、出産予定日を控えて室内観覧通路を閉鎖、産箱内にはモニターカメラを設置し、また人工保育を行なうことも考えて準備を整えていました。

出勤直後の職員が確認したときには、床にいる動きのない3頭の子を確認、獣医師によって仮死状態であるという状況判断から、ただちに子を取り上げ、お湯に入れマッサージを施しました。

写真:お湯に入れマッサージをする様子


写真:ミルクを与える様子


オス2頭(約1040g、約830g)、メス1頭(約890g)でしたが、このうち一番小さかったオスがまもなく天国へ行きました。

元気になった2頭と天国に行ったオスも、両手足が曲がっている状態で、今後、立ち上がっての歩行が大変むずかしい状態であると判断しているところです。

写真:寝ているタイガとココア


このような状態であることから、動物園では日本動物園水族館協会のネットワークを通じ、今後の飼育に関係する情報収集などを行いながら、獣医師および飼育担当など職員が連携を取って懸命の保育に努めています。

病気から守ってくれる成分が多い初乳を飲んだ形跡がないことから、感染症のリスクも高いと思われるので、細心の注意のもと、飼育にあたっております。

そのため公開はしておりませんが、「大河(タイガ)」と「ココア」の保育状況をこのページでお伝えします。

2008年5月27日

アムールトラの子にミルクを与えている写真
生まれて3日目です。

ミルクは1日6回、40ccから50ccぐらいの量を飲みます。

オスは体重が1200gを超え、メスは1050gを超えています。

このページに関するお問い合わせ

生涯学習部 動物園 管理飼育展示担当
〒085-0204 北海道釧路市阿寒町下仁々志別11番 釧路市動物園
電話:0154-56-2121 ファクス:0154-56-2140
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