2024年4月の釧路市動物園ニュース

ページ番号1014249  更新日 2024年4月26日

印刷大きな文字で印刷

2024年4月26日(金曜日)ボルネオオランウータン「弟路郎」が札幌市円山動物園へ帰ります

釧路市動物園では希少類人猿の飼育繁殖に取り組んでおり、ボルネオオランウータンを1983年より飼育しております。「弟路郎」は1997年に当園で産まれ、2000年に繁殖のため札幌市円山動物園に移動しました。

令和3年度より、円山動物園のオランウータン飼育展示施設の建替工事に伴って一時的に「弟路郎」を当園で預かっておりましたが、このたび、円山動物園の新施設「オランウータンとボルネオの森」が完成したことから、円山動物園へ帰ることになりました。当園での展示は5月9日(木曜日)までとなります。
円山動物園へ帰ってからの展示等につきましては、円山動物園公式ホームぺージをご確認ください。

ていじろうの写真


2024年4月24日(水曜日)釧路市立山花小中学校の皆さんがパンジー移植を行ってくれました

毎年、ゴールデンウィークの春の動物園まつりに向けて、山花小中学校の皆さんがパンジーの移植を行ってくれています。
今年もホッキョクグマ舎の横の花壇やプランターに、心を込めてパンジーを植えていただきました。
春の動物園まつりには、児童・生徒の皆さんが植えた可愛らしいパンジーの花々を是非ご鑑賞ください。

パンジー移植の写真


パンジー移植の写真2


集合写真

2024年4月23日(火曜日)シマフクロウのヒナが孵化しました

釧路市動物園は希少野生動物保全のひとつとして、シマフクロウの保護増殖に取り組んでおります。1994(平成6)年に初めて孵化に成功したのち、今までに24回、31卵を孵化させています。
このたび、シマフクロウのヒナが1羽孵化しました。個体の情報及び状況は以下の通りです。

1.孵化確認日

2024(令和6)年4月17日(産卵日は3月10日)

2.親の情報

親の情報
名前 生まれ
母親 アオイ 2019(平成31年) 釧路市動物園生まれ
父親 R黄(あーる・き) 2018(平成30年) 旭山動物園生まれ

 

R黄は2022(令和4)年に釧路市動物園に来園し、2023(令和5)1月からつがいで飼育を始めました。
 

3.今回のつがい(アオイ×R黄)の産卵状況

2024(R6)年 初産卵 1羽孵化

4.今後について

今回のつがいとヒナはハクチョウ池近くの「シマフクロウ舎」で飼育しているため、巣立ちをした後は一般の来園者の方にご覧いただけます。また、園内「とりみロッヂ」では、巣箱内のカメラ映像をご覧いただけます。


孵化したヒナの様子
孵化した日(4月17日)

親鳥とヒナ
母親アオイとヒナ(4月20日)

2024年4月21日(日曜日)「春の遊園地まつり」と「飼育の日」イベントを行いました

春の遊園地まつり

冬季の間お休みしていた大型遊具が4月21日にオープンしました🎵
オープン初日はコイン式を除くすべての遊具を無料で開放し、皆様にお楽しみいただきました。

遊園地まつりの写真


遊園地まつりの写真2


キッチンカーの写真


今年度は11月3日まで遊園地を営業いたします。ご来園の際はぜひ遊園地でお楽しみくださいね!
 

飼育の日

日本動物園水族館協会設立記念で制定されました「飼育419の日」にちなみ、「ヒグマ舎バックヤードガイド」を行いました🐻
たくさんの方にお集まり頂き、ありがとうございました!

飼育の日の写真


飼育の日の写真2


2024年4月19日(金曜日)ヒツジの赤ちゃんが生まれました

4月12日(金曜日)にヒツジの「ハマナス」が2頭の赤ちゃん(オス、メス)を出産しました。

元気にすくすく育ってね♪(放飼場デビューはまだ先になります)

ヒツジの親子の写真


2024年4月13日(土曜日)釧路造園技能士会の皆さん19名による植栽の剪定ボランティアを実施していただきました。

釧路造園技能士会の皆さんに、類人猿舎前からエゾシカ前にかけて植栽しているオンコの剪定作業をしていただきました。
剪定をすることによって見た目を美しくなり、形を整え、風通しを良くする事で虫が付きにくくなったり植物の生長に効果があるとのことです。本当にありがとうございました。

企業や団体・個人の方々からの様々なご支援は、市民が守り育てていく市民動物園のあり方としても大変有意義であり、この度の社会貢献としてのボランティア活動に深く感謝いたします。

ボランティアの様子1


ボランティアの様子2


ボランティアの様子3


集合写真

2024年4月11日(木曜日)ヤギ「和」が亡くなりました

ヤギ「和(かず)」が2024年4月11日に心疾患のため亡くなりました。
元号が「令和」に変わってすぐの2019年5月に産まれました。一緒に産まれた仔と、それぞれ「令(れい)」「和(かず)」と名付けられました。母親の母乳が足りず、人間の赤ちゃん用の粉ミルクを使って人工哺乳で育ちました。放飼場に飼育員が作製したヤギ橋のてっぺんに登り、さらに立ち上がって高いところの柳の葉を食べる姿が印象に残っています。釧路市動物園公式YouTubeの過去の投稿に、バケツからミルクを飲む、幼い頃の可愛い「和」の姿が残っていますので、是非偲んでやっていただければと思います。

ヤギ「かず」の写真


2024年4月12日(金曜日)シマフクロウのヒナが孵化しました

釧路市動物園は希少野生動物保全のひとつとして、シマフクロウの保護増殖に取り組んでおります。1994(平成6)年に初めて孵化に成功したのち、今までに23回、29卵を孵化させています。
このたび、シマフクロウのヒナが2羽孵化しました。個体の情報及び状況は以下の通りです。

1.孵化日
1羽目孵化確認日 2024(令和6)年4月1日(産卵日は2月22日)
2羽目孵化確認日 2024(令和6)年4月2日(産卵日は2月26日)
2.親の情報
母親 ラライ 2006(平成18)年生まれ 野生保護個体
父親 フラト 2007(平成19)年生まれ 野生保護個体

2010(平成22)年に釧路市動物園に来園し、同年12月からつがいで飼育を始めました。
 

3.今回のつがい(ラライ×フラト)の今までの産卵状況
2016(H28)年 初産卵 破卵 
2017(H29)年 1羽孵化
2018(H30)年 1羽孵化
2019(H31/R元)年 2羽孵化
2020(R2)年  1羽孵化
2021(R3)年 無精卵

 

4.今後について
今回のつがいとヒナは非公開ケージで飼育されているため、一般の来園者の方にはご覧いただくことはできません。育ったヒナを展示するかは未定です。
 

卵の写真
卵(左側、内側からつついて割ろうとしている)

2羽のヒナの写真
2羽のヒナ(4月8日の様子)

2羽のヒナの写真
2羽のヒナ(4月9日の様子)

2024年4月1日(月曜日)エゾリス「ぐらちゃん」が亡くなりました

エゾリス「ぐらちゃん」(メス)が2024年4月1日に脳底出血と左大腿骨折および右上腕骨折のため亡くなりました。

 冬の間は越冬のために室内飼育をしていましたが、3月23日に北海道ゾーンのエゾリス舎に戻しました。しばらくはいつも通りだったのですが、3月31日に餌を食べていたところうずくまっていることがありました。見ていると自分で巣に登り中に入っていったので、様子を見ることにしました。翌4月1日朝に地面で動けなくなっているところを発見し、室内に収容し投薬治療を行いましたが、残念ながら死亡しました。
解剖の結果、左大腿骨折および右上腕骨折と脳底に出血を認めました。外傷や外出血はありませんが、落下するなどの外的要因により骨折や出血したものと思われます。

「ぐらちゃん」は2017年に清水町で保護され、2021年11月におびひろ動物園から来園しました。保護個体なので正確な年齢は不明です。

ぐらちゃんの写真

このページに関するお問い合わせ

生涯学習部 動物園 管理飼育展示担当
〒085-0204 北海道釧路市阿寒町下仁々志別11番 釧路市動物園
電話:0154-56-2121 ファクス:0154-56-2140
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。