2022年7月の釧路市動物園ニュース

ページ番号1008262  更新日 2022年11月28日

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2022年7月28日(木曜日)人工ふ化・育雛していたシマフクロウが亡くなりました

7月4日から立つことができなくなり、治療とリハビリを続けていましたが、徐々に衰弱し、残念ながら7月28日に亡くなりました。

死因は脊椎の変形とO脚になっていたことからくる病と考えられます。

人工育雛していたシマフクロウの写真

2022年7月22日(金曜日)萬木建設株式会社の皆さまがボランティア活動を行ってくださいました

レッサーパンダ前の園路に埋設している排水管と排水桝が隆起し、雨水の排水に支障があり、通行する際にも危険な箇所を修繕していただきました。

写真:萬木建設株式会社様ボランティア作業1
作業はまず地面を掘り起こします。

写真:萬木建設株式会社様ボランティア作業2


排水管と排水桝を新しいものに入れ替えて舗装に仕上げていただきました。

写真:萬木建設株式会社様ボランティア作業3


これで雨水の排水機能のもよくなり、来園者の方も安全に通行できるようになりました。
本当にありがとうございました。

萬木建設株式会社様集合写真


企業や団体・個人の方々からの様々なご支援は、市民が守り育てていく市民動物園のあり方としても大変有意義であり、この度の社会貢献としてのボランティア活動に深く感謝いたします。

2022年7月17日(日曜日)ホッキョクグマ「ツヨシ」が死亡しました

繁殖のためによこはま動物園ズーラシアに貸与しておりましたホッキョクグマ「ツヨシ」(18歳・メス)が、7月17日に亡くなりましたのでお知らせいたします。
「ツヨシ」は札幌市円山動物園で2003年(平成15年)12月11日に生まれたメスです。2005年(平成17年)1月より当園で約11年間飼育展示し、2016年3月によこはま動物園ズーラシアに移動しました。
死因は、肝臓・腎臓・卵巣に発生した悪性腫瘍です。今年4月より食欲不振・元気消失を認め、6月上旬に悪性腫瘍があることが判明し、経過観察を行っていました。
ツヨシの死亡により、釧路市動物園所有のホッキョクグマは、当園で飼育展示中の「ミルク」(9歳・メス)のみとなりました。※釧路市動物園では現在「ミルク」と「キロル」、2頭のホッキョクグマを飼育展示しており、「キロル」(13歳・オス)は、繁殖のため札幌市円山動物園から借受している個体です。

写真:ホッキョクグマ
ホッキョクグマ「ツヨシ」(よこはま動物園ズーラシア提供)

2022年7月14日(木曜日)ビッグとキカ ヒナ誕生までの軌跡

台湾へ渡った北海道タンチョウ「ビッグ」と「キカ」ヒナ誕生を記念して、それまでの軌跡をまとめた動画を釧路市動物園公式YouTubeにアップしました。是非ご覧ください。(下記URLをクリックすると新しいウィンドウが開きます)

2022年7月10日(日曜日)ライオン「ユウキ」が死亡しました

7月10日に釧路市動物園で飼育・展示中のライオン「ユウキ」が死亡いたしましたのでお知らせいたします。
ライオン「ユウキ」は札幌市円山動物園で2007年(平成19年)11月27日に生まれたメスです。2010年4月より当園で飼育展示され、2013年に双子(ヤマト・ゆうひ)を出産しました。※ヤマトはおびひろ動物園、ゆうひは当園で飼育中です。
今年1月より尿の状態が良くなく、腎機能の低下が考えられ、投薬治療を行ってきました。5月頃より食欲の低下が見られ、餌の種類を変更するなどできるだけ食べられるようにしていましたが、6月に入り、暑さの影響もあり病状が進行、加えて食欲低下が進み、採餌量がさらに減少して衰弱しておりました。病状から麻酔下での治療は難しく、経口での投薬を継続していましたが、7月9日には起立不能となり、10日午後1時20分頃、担当者が死亡を確認しました。死因は慢性腎不全による食欲低下に伴う衰弱と思われます。
ユウキの死亡により、釧路市動物園で飼育中のライオンはオス2頭となりました。

写真:ライオン
2021年の誕生日の時のユウキ

2022年7月9日(土曜日)10日(日曜日)第46回サマースクールを行いました

新型コロナウイルス感染症対策のため、今年度も各日定員5名でサマースクールを開催しました。

午前中は飼育係と一緒に飼育体験を行いました。

写真:サマースクールの様子1
エサを測っています

写真:サマースクールの様子2
トナカイの毛替りを観察

午後はハクチョウの羽を使用した羽ペン作りや、学芸員によるバックヤードガイドを行いました。
普段は入ることができないエサの保管庫や調理室、動物舎等を見学しました。

写真:サマースクールの様子3
標本を見学

写真:サマースクールの様子4
キリンのコハク舎見学

今回の体験を通じて、動物園の仕事や役割、そして動物たちへの関心や興味がより一層深まってくれるといいなと思います。

あいにくの天気でしたが、一生懸命作業してくれた参加者の皆さん、ありがとうございました。

毎年、小学5年生から中学3年生を対象にサマースクールを開催しています。
(例年、6月初旬より受付を行っています(抽選))

飼育係になってみたい皆さん、来年の応募をお待ちしています。

2022年7月6日(水曜日)株式会社アークの皆さまがボランティア活動を行ってくださいました

株式会社アークの皆さまが、ボランティア活動としてワピチのエサ入れ、草入れを製作して下さいました。
当初既存のものを修理する予定でしたが、アーク様のご提案により園内にある廃材を再利用し新たに製作していただきました。また、動物病院で使用する作業台等の溶接修理も行ってくださいました。

写真:株式会社アーク様ボランティア活動1


写真:株式会社アーク様ボランティア活動2


株式会社アーク様集合写真


これで動物たちも安心して暮らすことができます。本当にありがとうございました。

企業や団体・個人の方々からのご支援は、市民が守り育てていく市民動物園のあり方として大変有意義であり、この度の社会貢献としてのボランティア活動に深く感謝いたします。

2022年7月1日(金曜日)グラントシマウマが来園しました

釧路市動物園では1976年よりシマウマの飼育展示を継続して行っておりますが、昨年5月にメスの「小夏」が死亡してからは不在となっておりました。新規個体の導入を検討していたところ、譲渡していただける個体が見つかり、6月23日に来園しました。
来園した個体は「チョビミチ」(オス、6歳)で、東武動物公園(埼玉県)より来園しました。6月22日朝に東武動物公園を出発し、23日昼に釧路市動物園に到着しました。到着後はシマウマ舎に入り、環境にも慣れてきたことから、本日7月1日より一般公開をいたします。

来園個体

  • 個体名 チョビミチ
  • 性別 オス
  • 生年月日 2016年5月6日(6歳)

写真:グラントシマウマ

2022年7月1日(金曜日)友好園・台北市立動物園タンチョウのヒナが生まれました!

台北市立動物園のタンチョウ「ビッグ(オス)」と「キカ(メス)」に待望のヒナが誕生しました。
この2羽は、2011年(平成23年)9月、台湾と北海道の「友好の印」として、また、釧路市動物園と台北市立動物園の学術交流とタンチョウの繁殖を目的として、釧路市から台湾へ貸与しているタンチョウです。

ヒナは6月19日に生まれました。その誕生を祝して、釧路市動物園では「ヒナ誕生おめでとう!ビッグとキカ」と題して、園内レストハウスでパネル展を7月2日(土曜日)より開催いたします。元気にすくすく育っている様子など、台湾から届いた嬉しい便りを是非ご覧ください。

写真:台北で生まれたタンチョウのヒナ

このページに関するお問い合わせ

生涯学習部 動物園 管理飼育展示担当
〒085-0204 北海道釧路市阿寒町下仁々志別11番 釧路市動物園
電話:0154-56-2121 ファクス:0154-56-2140
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