2022年5月の釧路市動物園ニュース
5月22日(日曜日)タンチョウのヒナが生まれました
釧路市動物園は希少野生動物保全のひとつとして、タンチョウの保護増殖に取り組んでおります。このたび、タンチョウのヒナが孵化しました。釧路市動物園での孵化は2013年以来9年ぶりとなります。個体の情報及び状況は以下の通りです。
- 孵化日 孵化確認日 2022年5月22日(産卵日は4月16日、19日)
- 親の情報
- 母親 アミ(2017年釧路市動物園内で保護、2016年産)
- 父親 コウ(2016年釧路市丹頂鶴自然公園内で保護、2013もしくは14年産)
2020年2月からつがいで飼育開始。
- コウ×アミの繁殖について
コウとアミのペアは、2020年2月からペアを組み、昨年2021年に初めて産卵しましたが、無精卵のため孵化には至りませんでした。今年、初めて繁殖に成功し、産卵した2卵のうち1卵が孵化しました。 - 今後について
今回のヒナは非公開ケージで飼育されているため、一般の来園者の方にはご覧いただくことはできません。育ったヒナを展示するかは未定です。ご了承ください。
2022年5月24日(火曜日)アムールトラの「ココア」誕生日
アムールトラ「ココア」は5月24日で14歳を迎えました。毎年全国各地からご来園頂き、たくさんのお客様とお祝いをしているお誕生会ですが、今年も新型コロナウィルス感染症拡大防止とネコ科の動物も感染の恐れがあるため中止といたしました。
ココアへ飼育員特製シカ肉の誕生日ケーキをプレゼントしました。
そのときの様子は下記をご覧ください。
おもちゃのプレゼントやケーキをセットしてココアの入場です。
運動場に入ってもケーキに近づいてくれませんでしたがしばらくして一番大きなシカ肉を一番先に食べてくれました。
この日はすぐにおもちゃで遊ばなかったココアでしたがきっと見てないときにこっそり遊んだのでは?
満足したココアは毛づくろいをしてのんびり。
たくさんのお祝いありがとうございました!
誕生会は開催できませんでしたが、記念カードを作りました。
ぜひ記念にダウンロードしてお持ちください。
2022年5月24日株式会社共立様がボランティア作業を行ってくださいました
上下水道工事などを手がける釧路市の地元企業である株式会社共立の皆さんが、「ボランティア活動」として、動物園の排水管の清掃を実施してくださいました。
排水管の中の動物舎から出るごみや砂を取り除いて頂いたことにより、詰まることなく排水できるようになりました。
本当にありがとうございました。
5月17日(火曜日)シマフクロウのヒナを人工孵化・育雛しています
釧路市動物園は希少野生動物保全のひとつとして、シマフクロウの保護増殖に取り組んでおります。このたび、シマフクロウのヒナが人工孵化しました。人工孵化は2006年以来16年ぶり、3回目となります。個体の情報及び状況は以下の通りです。
- 孵化日 孵化確認日 2022年5月7日(産卵日は4月1日)
- 親の情報
- 母親 ムム(1995年生まれ 当園生まれ)*世界で初めて飼育下で自然繁殖した個体
- 父親 トカチ(1999年生まれ 野生保護個体)
2000年10月に釧路市動物園に来園し、2000年12月からつがいで飼育開始。
- トカチ×ムムの繁殖について
トカチとムムのペアはこれまで4回の繁殖に成功し、5羽の子を育てました。2011年以降、産卵しない年、産卵するものの抱卵放棄するなど繁殖にまでは至りませんでした。2020年、10年ぶりに再度繁殖に成功しました(子は現在猛禽舎に展示)。2021年に2卵産卵しましたが途中で抱卵することをやめてしまいました。今回も再び産卵したものの抱卵を放棄したため孵卵器に入れたところ孵化に至り、人工育雛を行うこととなりました。
2022年5月18日(水曜日)萬木建設株式会社の皆さまがボランティア活動を行ってくださいました
土木工事などを手がける釧路市の地元企業である萬木建設株式会社の皆さまが、今年度2度目となる「ボランティア活動」を行って下さいました。
今回は、前回修繕していただいた、キリン観覧席の通路、ふくろうの森前の通路、ステージ前とサル山付近マンホール周りの舗装を、修繕していただきました。
子どもたちがつまづいたりすることなく安全に安心して通行できるようになり、また、冬場の除雪もスムーズに管理できるようになりました。
本当にありがとうございました。
2022年5月17日(火曜日)生活協同組合コープさっぽろ様「ホッキョクグマ応援プロジェクト」協賛金贈呈式がありました
生活協同組合コープさっぽろ様より、「ホッキョクグマ応援プロジェクト」(※)の協賛金総額200万円の寄付をいただき、釧路市動物園で贈呈式が行われました。
※生活協同組合コープさっぽろ様では、宅配システム トドックのイメージキャラクターがシロクマであることにちなみ、絶滅危惧種であるホッキョクグマへの理解を深め、環境意識を高めることを目的に北海道内4動物園と「ホッキョクグマ応援プロジェクト」を協働されています。
2022年3月12日(土曜日)から2022年5月8日(日曜日)釧路市動物園 写真パネル展を開催しました
イオンモール釧路昭和 1階レストラン街で、北海道ゾーンの動物たちや人気動物の写真を展示しました。
お立ち寄りいただきました皆様、ありがとうございました。
ぜひ本物の動物たちにも会いに来てくださいね!
2022年5月3日(火曜日)と5月5日(木曜日)トナカイの赤ちゃんが生まれました
トナカイの「みずほ」がオスの赤ちゃんを5月3日(火曜日)1頭出産しました。
さらに、5月5日(木曜日)に「アクアビット」がメスの赤ちゃんを1頭出産しました。
どちらもお父さんは「抜海」です。
2022年4月29日(金曜日)から2022年5月5日(木曜日)春の動物園まつりを行いました
今年も新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、イベントの人数制限等、感染予防を行いながら開催をいたしました。
また、園内は鳥インフルエンザ対策のため防鳥ネット、人止め柵や足踏み消毒マットの設置を行いました。
期間中たくさんのお客様にご来園いただき、また消毒にご協力いただきありがとうございました。
4月29日(金曜日)
ヒツジのキーホルダーをつくろう!
昨年毛刈りしたヒツジの毛を使い、ヒツジのキーホルダーを作りました。
表面にはヒツジの顔を、裏面にはオリジナルのイラストやメッセージをかいて、羊毛の感触を楽しめるキーホルダーが出来上がりました!
また、例年行っているヒツジの毛刈りは残念ながら公開することができませんでしたがバックヤードで全頭毛刈りを行いました。
すっきりしたヒツジたちに会いに来てくださいね。
4月30日(土曜日)
かえるの観察
事前にお申込みいただいた7組のお客様にご参加をいただきました。
毎年春に園内の北海道ゾーンのトンボ池に産卵にくるエゾアカガエルの卵やオタマジャクシ、カエルを観察しました。
実際にこどもたちに採取してもらい観察を行いました。
かえるをつくろう!
春にトンボ池でご覧いただくことができる「エゾアカガエル」のワークショップを行いました。
前足と後足の本数の違いを学びながら作ることができました。
ぜひおうちでとばして遊んでくださいね。
5月1日(日曜日)
ハクチョウのドリームキャッチャーをつくろう!
ハクチョウの羽を使って、ドリームキャッチャーを作りました。
枠の周りをデコレーションして、とっても可愛らしい仕上がりになりました。
ぜひどこかに飾ってみて下さいね。
5月2日(月曜日)
おはなし会
動物のクイズや手遊びや読み聞かせを行いました。
動物たちについて知るためのきっかけになるといいなと思います。
5月3日(火曜日)・4日(水曜日)
動物の足クイズラリー
クイズ4箇所を周って動物たちの足にちなんだクイズに挑戦していただきました。
みなさん何問正解できましたか?
5月5日(木曜日)
ペンギンのしおりをつくろう!
フンボルトペンギンの写真に羽をつけたオリジナルのしおりを作りました。
なかなか見る機会のないペンギンの羽、意外と小さいと思われる方が多かったでしょうか?
ぜひ読書の際に活用してみてくださいね!
このほか、3日(火曜日)~5日(木曜日)の3日間、サル山前ステージ広場で「こども縁日」も開催されました。
たくさんのご来園、ありがとうございました。
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このページに関するお問い合わせ
生涯学習部 動物園 管理飼育展示担当
〒085-0204 北海道釧路市阿寒町下仁々志別11番 釧路市動物園
電話:0154-56-2121 ファクス:0154-56-2140
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