フンボルトペンギン
ペンギン目 ペンギン科
特徴
- IUCNレッドリスト 絶滅危惧2類(VU)
絶滅の危機が増大している種 - ワシントン条約 附属書1
絶滅のおそれのある種であって取引による影響を受けているか又は受けるおそれのあるもの
背の高さ約50cm、体重4~5kg、南アメリカの太平洋岸、ペルーからチリにかけての海岸や沖合いの島々で繁殖する温帯のペンギンです。
この地方は乾燥地帯で砂漠や岩場が多く植物はサボテンなどの乾草に強い種類しか生えていません。
フンボルトペンギンはこのサボテンの根のすき間や岩のすき間にトンネル状の巣をつくり、産卵・子育てをします。
フンボルトという名前は、このペンギンがフンボルト海流(ペルー海流)が流れ込む海域で暮らすことから名づけられています。
フンボルト海流は南極海から北上する寒流で、栄養豊富で魚も多くいます。
エサは主にイワシやカタクチイワシで、海の中を巧みに泳いで捕まえて食べます。
動物園では、イカナゴを与えています。
正門から入って、階段を上るとペンギン舎がすぐに見えます。
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