【博物館】講演会「釧路・筑豊・台湾を結ぶヤマの歴史」6月19日[日曜日]
平成23年6月19日(日曜日)午後1時30分~3時 博物館講堂(無料)
木村組炭砿から現代に続く3地域のヤマの歴史をたどります
台湾の炭鉱から釧路炭田へ進出した木村久太郎、そのビジネスパートナーである台湾の事業家・顔家。この両者が台湾と釧路で関わった炭鉱に三井財閥が加わることで、台湾最大の炭鉱だった基隆炭鉱と、釧路コールマインの前身である太平洋炭鉱が誕生しました。そして筑豊・田川からは、日本鉱業史上に金字塔を打ち立てた、三井田川伊田竪坑の開削技術者・小林寛と田邊儀助が、それぞれ基隆と太平洋炭鉱に渡り、筑豊の経験を台湾と釧路へ伝えることになります。釧路市立博物館と田川市石炭・歴史博物館が進めている石炭交流によって掘り起こされた、釧路・筑豊と台湾を結ぶヤマの歴史をご紹介します。
また、「山本作兵衛コレクション」(炭坑絵)ユネスコ世界記憶遺産登録についてもお話します。
講師:福本 寛氏(田川市石炭・歴史博物館 学芸員)
主催 釧路市立博物館 共催 釧路市立博物館友の会
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