平成20年5月の釧路市動物園ニュース
平成20年度の釧路市動物園ニュースです。
リンク等が切れている場合がありますので、ご了承下さい。
2008年5月30日(金曜日)ホッキョクグマの「コロ」が天国へ行きました
5月29日に、ホッキョクグマの「コロ」が天国へ行きました。
コロは推定昭和49年12月生まれで、33歳でした。
昭和50年10月1日の釧路市動物園の開園に先立ち、6月25日に、まだ小さな子どもで来園し、これまで長い間、当園のシンボル的存在として親しまれてまいりました。
メスの国内最高齢としての記録ばかりではなく、これまで8回の出産で15頭を出産、このうち3回の子育てに成功して4頭を育てています。
その中で、平成2年12月18日の出産は世界的にも珍しい3つ子でしたが残念ながら1頭は4ヶ月後に天国へ行きましたが、成長した2頭は、オスが神戸市王子動物園、メスは名古屋市東山動物園で現在も元気に暮らしています。
平成11年8月2日に長年連れ添ったオスの「タロ」が天国へ行き、その後は娘の「クルミ」(平成8年12月26日生まれ、11歳)とのんびり暮らしていました。
ここ数年はプールへ入ることも少なくなり、砂場で寝ていることが多くなっていましたが、コロがいるだけで気持ちが安らぐ、そんな存在でした。
本年5月12日には、クルミとツヨシの繁殖に向けてツヨシと寝室を交換し、かつて子どもを育てた部屋に移って一旦は食欲を取り戻したのですが、5月29日、推定午後4時30分、眠るように旅立ちました。
なお死因は、肝臓腫瘍と考えられます。
(報道用資料より。ホームページ用に一部文章を変更しています。)
2008年5月24日(土曜日) 顔出しパネルや浮き球を寄贈いただきました
ツヨシプロジェクトの代表の方から顔出しパネルと更にツヨシやクルミのおもちゃとなる浮き玉10個を寄贈する目録を釧路市教育委員会の林教育長へいただくとともに感謝状をお渡しいたしました。
誠にありがとうございます。
感謝状贈呈式には、多数のお客さまをはじめ、生涯学習部長、園長らも参加しました。
皆さまお忙しいなか、ありがとうございました。
2008年5月18日(日曜日)今年もありがとうございました!
平成12年から毎年、東北海道塗装工業協同組合青年部の皆さまが塗装ボランティアで、動物舎の壁を塗っていただいております。
昨年に続き、ホッキョクグマ舎の塗装をしていただきました。
元々はツヨシの部屋でしたが、いまはお見合い準備のため、クルミのお母さんである「コロ」の部屋がとてもきれいになりました。
またホッキョクグマ舎の屋根も塗装していただきました。
毎年、ありがとうございます!
2008年5月16日(金曜日)園内の桜が開花しています
釧路では5月15日に開花宣言がでました。
日本で2番目に遅い開花宣言です。
園内では開花宣言の前に桜が咲き始めており、そろそろ見ごろと思います。
エゾヤマザクラが主で、動物園正門から市営西門前駐車場へ向かう道路と園内サル山前から芝生の方を見ていただくと、釧路の遅い春を告げている桜の様子がご覧いただけます。
2008年5月6日(火曜日)春の動物園まつりが終了しました
4月29日から5月6日にかけて、春の動物園まつりを行ないました。
期間中は駐車場が満車になるだけの多数のお客様にご来園いただきまして誠にありがとうございました。
サル山前ステージでは、3日に「獣拳戦隊ゲキレンジャー」ショー、4日は「「ゲゲゲの鬼太郎」妖刀!操られたねずみ男」ショーが行なわれ、5日には、「寿子ども蝦夷太鼓同好会」の皆さんによる太鼓の演奏、霧雨模様で気温が低い中、頑張って見事な演奏をしてくださいました。
6日は、ちびっこお楽しみステージ、そして釧路出身で、現在は札幌を中心に活動しているcloverさんによるミニライブが行なわれました。
各動物舎では、パクパクタイム、パクパクタイムスペシャルが、アフリカゾウでは期間中毎日、ナナにエサをあげようを実施しておりました。
今後も釧路市動物園をどうぞご利用下さい。
ハクチョウ池の観覧を制限しております
秋田県で収容された野生のオオハクチョウから高病原性インフルエンザウィルスが検出されさらに別海町でもオオハクチョウから同様のウィルスが検出されたため5月1日よりハクチョウ池の観覧を制限しておりますので、ご理解ください。
また弱った野鳥・野鳥の死骸を発見したときには釧路近郊の方は速やかに路支庁(0154-43-9154)へご連絡下さい。
また素手で触らないようご注意下さい。
このページに関するお問い合わせ
生涯学習部 動物園 管理飼育展示担当
〒085-0204 北海道釧路市阿寒町下仁々志別11番 釧路市動物園
電話:0154-56-2121 ファクス:0154-56-2140
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