2023年2月のどうぶつえん日記
2023年2月21日(火曜日)
20日には嫌がらせのような降雪に見舞われた動物園です。
予報よりたくさん積もりました。天気を予知するのは21世紀でも難しいものですね。
さて
園内にはソリ山とソリを用意しておりますので、お子さまから大きなお友達まで、ご自由にあそんでくださいね!
こどもどうぶつえんから
アオメキバタンのしんちゃんです。
さわってほしくて寄ってくるのですが、接触することで万が一手にでも高病原性鳥インフルエンザになられると困りますので…ごめんね。
インドクジャク、気が早いですね。
本格的に羽を広げるのはゴールデンウィーク前後からですので、見てみたいお客様、もうしばらくお待ちください。
いつも前からばかりなので、後ろから。
モルモットには尻尾がありませんが、ウサギはご覧の通りです。かわいい尻尾ですよ。
最後に。
少し前の写真になりますが
キリン観覧席にはコハネのためにお花を頂いております。
また、コハネへのメッセージもいただいております。
本当にありがとうございます。
2023年2月16日(木曜日)
2月15日に2回目となるインスタライブを行いました。
ご覧になられた方、どんな感じでしたか?
あとから見られるようにアーカイブ化しようとしたら、失敗しましてね…。
またハクトウワシです。
前はメスの「カズエ」でしたが、今回はオスの「フジ」です。
エサを与えに行くと、とっとと姿が見えない場所に移動してしまいます。
なおカズエには足環がついていますが、フジにはついていませんので、見分けることができます。
ゼニガタアザラシのエリモです。
動物には人間が真似できないことがたくさんありますが
先程の写真との違いがわかりますか?
自分の意志で鼻の穴を広げたり閉じたりできるのです。
フライングケージにいるマガモです。
野菜を与えて様子を見ていると、まもなく仲良く食べにきました。
おまけ
眠たいです。
2023年2月11日(土曜日)
こんにちは、チンパンジー担当です。
2月8日にチンパンジーの女の子「つむぎ」が3歳の誕生日を迎えたので、11日に特製ケーキを作ってお祝いしました。
オランウータンと比べ、チンパンジーは腸内環境が乱れやすいので、
糖質を抑えるためスポンジケーキは使わず、野菜と果物のオードブルのような形にしました。
お客様から頂いたザルやボウルをお皿代わりに使い、5皿分用意して展示場に設置。
食いしん坊なお母さん「リリー」(写真奥)が二皿独占し、残りはお父さんの「ゆみのすけ」、息子の「ゆづる」、娘の「つむぎ」(写真手前)でそれぞれ一皿ずつ、しっかり分かれて食べていました。
こちらは一番大きなお皿を手に入れた「ゆみのすけ」です。
野生由来の子なので生年月日不明ですが、年々白髪が増えて、見た目はすっかりおじいちゃんです。
毎日子供たちと追いかけっこ等をして遊んでおり、見た目とは裏腹に元気なお父さんです。
横からお父さんの手が伸びてきて少し持った行かれても怒らない「ゆづる」。
余裕のこの様子。
やんちゃでイタズラ好きな子でしたが、段々と大人らしくなってきました。
最後に、お祝いに頂いたお花と「つむぎ」のツーショットです。
「つむぎ」の大好きなリンゴジュースやイチジクも頂きました。ありがとうございました!
2023年2月9日(木曜日)
立春が過ぎました。
釧路の春はまだまだ先のようです。
まだ2月ですものね。
さて今回は猛禽類。
猛獣舎の近くにいるハクトウワシです。
写真はメスのカズエです。
飼育員が遠くにいても、姿を確認したら威嚇して鳴くことが多いです。
ふくろうの森のエゾフクロウです。
高いところにいることが多いので載せてみました。
こちらはオオコノハズクです。
高いところにもいますが、目線の高さにある巣箱に立っていることもありますよ。
シロフクロウのオス、しらたまくんです。
思わぬところにいることがあります。
最後に。
キリン親子の写真です。
左から「スカイ」、「コハク」、「コハネ」になります。
コハネ、ありがとう。
2023年2月6日(月曜日)
こんにちは、チンパンジー担当です。
オランウータンの「弟路郎」宛に美味しそうなメロンを頂きました!
ありがとうございます。
室内展示場にいた弟路郎くん。
声をかけると大抵来てくれます。
柵ごしにスライスしたメロンをあげると、大きな口で直接受け取ってくれました。
そして…
こちらはボールを抱えながら、飼育員の動きを伺うチンパンジーの「つむぎ」です。
毛布が大好きなつむぎ。
最近はシングルサイズの大きな毛布も、片足で軽々と持ちながら、天井をぶらさがって渡れます。
そんな小さな身体ながら力持ちのつむぎは2月8日で3歳の誕生日を迎えます!
11日(土曜日)の13時30分頃に飼育員特製ケーキでお祝いをする予定です。
ご都合の合う方は是非お越しください。
毎日チンパンジーの展示場と寝室に毛布を置くようにして数年。
着々とみんな毛布の使い方が上手くなり、毛布大好きチンパンジー達になりつつあります。
つむぎと並んで特に毛布をこよなく愛するのが、今年で50歳を迎える「ユウコ」です。
毛布を持って…
寝室の中を移動。まだキレイな毛布は必ず持って動きます。
移動先にも新しい毛布はあるので、汚れた毛布を返してくれるように飼育員がお願いすると渡してくれます。
最後に、類人猿舎からは離れて毛布(?)好きのこちらの動物をご紹介します。
こちらは誰でしょう?
頭が隠れていますね…
アップにしてみました。
一生懸命な様子!
アメリカビーバーの「菊丸」です。
飼育員の作業部屋に置いてあるカワウソ用の麻袋を盗んで、近づく飼育員に目もくれず寝室に運んでいきました。
寒い季節なので、とにかく色々な床材が欲しいのかもしれません。
皆様も暖かくしてお過ごしください。
2023年2月2日(木曜日)
大寒はとっくに過ぎていますが、寒いですね。
どれくらい寒いかというと
まるで気嵐(けあらし)のような状態が見られるほど寒いです。
そんな中、今シーズンも未だに防寒着を着ていない飼育員がいるんですけどね。
さて今回は類人猿舎側の北海道ゾーンから。
オオワシ
オジロワシ
どちらも時々鳴きますが、そこそこ遠くまで聞こえますよ。
近くにいることがあるので、その時は大きさを実感していただけると思います。
そして坂をくだってハクチョウ池
今は何も飼育していないですが…
後ろを振り返ると、運が良ければ小鳥(カラ類)の群れを観察することができ、
中にはシマエナガもいます。
今度はサル山方面に向かって坂をのぼると
シマフクロウが2羽います。
昨年オスのトカチが死亡したため、現在はオスのR黄、メスのアオイとのペアリングを試みています。
ちなみにR黄の由来は、右(Right)に黄色の足環がついているからです。
アオイには左の足に青い足環がついています。
写真でおわかりになると思いますが、通常はなかなか足環は見えません。
最後にクマタカ
こちらも2羽で飼育しています。
クマタカはなわばり意識が強く、特に繁殖時期は人に対する攻撃性が強くなって、襲ってくることもあります。
なので…とてもおっかないので普段は動物舎の中には入りません。
除雪が行き届いておりますので、紹介した希少猛禽類をぜひご覧になってみてくださいね!
おまけ
これ以上こっちに来ないでください
(機械は止まっています)
このページに関するお問い合わせ
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