2018年1月のどうぶつえん日記

ページ番号1001899  更新日 2022年8月25日

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2018年1月19日(金曜日)オランウータン「りな」4歳になりました

写真:手作りケーキ


1月15日ケーキを作りプレゼント

写真:ケーキに走り寄る「りな」


ケーキをセットし、展示場に出すと「りな」は一目散に走り寄ります。
普段見た事のない物には少々警戒するものですが・・・

写真:ケーキを食べる「りな」


気にせず食べ始めました。

写真:「ロリー」到着


遅れる事数10秒、母親の「ロリー」がケーキに到着

写真:ケーキに近づく「ロリー」


7割程は「ロリー」が食べたかな。
4歳まで無事育てた「ロリー」ご苦労さま。

写真:スポンジケーキを握りしめる「りな」


ケーキの土台に使用した、スポンジケーキが一番好きなようです。
体重は現在18kg、1年間で5kg増えました。

写真:ケーキを食べる「ひな」1


「ひな」にもケーキをプレゼント

写真:ケーキを食べる「ひな」2


昨年大人の仲間入り(初潮)をしただけあり、上品な食べ方です。

写真:ケーキを食べる「ひな」3


「ひな」もスポンジケーキが大好きです。

皆様のご支援のおかげで「ひな」「りな」共にすくすくと育っています。
本当にありがとうございます。

2018年1月17日(水曜日)雉始雊

寒の入りを果たし、そろそろ大寒が近づこうという今日この頃です。
現在は24節気で言う小寒の末候で、72候では「雉始雊(キジはじめて鳴く)」となります。

写真:雪がとけている園内の様子


この冬は雪があまり降らず、それどころか雨まで降りました。
おかげで、園内の雪もだいぶ解けてしまい、路面が見えています。

写真:ゆうひ


猛獣舎にて、昼寝するライオンのゆうひ。

ここのところあまり寒くないので、彼らにとっては少し過ごしやすいのではないかと思います。

写真:ゆうひの肉球


肉球が見えていたのでなんとなく拡大。
ネコの仲間らしく、ちゃんと爪は引っ込めています。

写真:あさま


フェンス沿いを歩くアムールトラのあさま。
声をかけると、時々、しっぽが動きます。
割とご機嫌のようでした。

写真:チョコ1

写真:チョコの肉球


少し眠そうなチョコ。
こちらも肉球が見えていたのでなんとなく拡大。
ライオンのものとは少し違って見えますね。
こちらのほうがちょっと柔らかそうに見えます。
とはいえ、たぶん、実際は大差ないのでしょう。

写真:チョコ2

写真:チョコ3


そのうちに大あくびが始まりました。
立派な牙と、口の奥まで見えています。

写真:サル山のサルの様子1

写真:サル山のサルの様子2


サル山によってみると、いいお天気だからか、サルたちはめいめいくつろいでいます。

写真:オシドリ


フライングケージまで足を延ばしてみました。
オシドリが群れになって、お互いディスプレイをしたり、追いかけあったりしています。
彼らの恋の季節が始まっていますね。

写真:マガン


そんなフライングケージに、新しい仲間が加わりました。
マガンの幼鳥です。

野生生物保護センターで保護されていた個体ですが、翼をけがして野生に帰れないため、動物園で第2の鳥生を歩むことになりました。

まだ若いので目立ちませんが、大人になれば、額がもう少し白くなり、お腹にも黒い模様ができてきます。

マガモやオシドリより一回り大きいサイズです。

写真:ヒシクイ


こちらは、近い仲間のヒシクイです。
嘴は黒く、先っぽに黄色い部分があるのが特徴です。
マガンより一回り大きいですね。

釧路など道東には、ヒシクイのほうが多く飛来し、マガンは通過しますが数は少ないです。
また、警戒心が強いため、野生では間近で見る機会が少ないですね。

フライングケージにおりますので、じっくりと見比べてみてはいかがでしょう。

写真:そり山づくりの様子


本日、休園日なので、雪を搬入してそり山づくりが行われました。
完成はまだです。

使用できるようになったら改めてお知らせしますので、それまで今しばらくお待ちください。

2018年1月5日(金曜日)迎春

明けましておめでとうございます。
2018年が始まりました。

釧路市動物園は、今年は3日が水曜日でしたので、1月4日から開園しております。

写真:プレゼントグッズ


新春恒例企画ということで、オリジナルグッズのプレゼントを行いました(先着100組)。
楽しんでいただけたでしょうか。

毎年、グッズを考えたり作ったりするのは結構大変なのですが、ご好評につき、続けることができています。
ありがとうございます。

さて、今年は戌年です。
動物園では、現在残念ながら犬の仲間であるイヌ科動物は飼育しておりません。
イヌ科動物とは、例えばタヌキやキツネ、オオカミなどです。

ところでイヌ科は、分類学上は食肉目(しょくにくもく)というグループに属しています。
(まあ、現在はネコ目と呼ぶことが多いのですが、細かい話なのでよっこしておきます)

この仲間は、ミアキスという共通の祖先から始まっています。
そこからまず大きくネコの仲間と犬の仲間が分かれました。
その後、イヌの仲間はイヌ科、クマ科など、さまざまに分かれていったと、そういうお話があるわけです。

なので、犬とは外見上似ていたり似ていなかったりしますが、クマやアザラシ、テン、レッサーパンダなどが、簡単に言えば親戚関係にあるわけですね。

写真:ミルク1

写真:ミルク2


なので、楽しそうに遊んでいるホッキョクグマのミルクや

写真:キロル1

写真:キロル2


お肉をうまそうに食べているキロルは、イヌの親戚にあたるわけです。

写真:てんてん


巣箱をのぞかれて怒っているエゾクロテンのてんてんや、

写真:トキ


なんだか愉快な格好でボーっとしているオタリアのトキ君も、イヌとは遠い親戚関係になります。

写真:企画展の掲示


と、まあ、そんな話を、今年の企画展として展示館で展示しておりますので。
お暇な方、なんとなく興味をひかれた方、そんなこと知ってるよという方など、皆さまぜひご覧ください。

そんなわけで、展示の主役はレッサーパンダです。

写真:コーアイ


ちょっと眠そうなコーアイ

写真:シンゲン
雪の上のシンゲン

写真:シンゲンとキンの娘


そして、ケージの金網をよじ登る、シンゲンとキンの娘。

現在、この3頭のレッサーパンダを飼育しています。
シンゲンとキンの娘は、昨年末から完全に獣舎に引っ越しまして、一人暮らしを始めています。

担当の話では、移動したその日から何も気にせず、くつろいでいるのだとか。
将来は大物になりそうですね。

寒い日が続きますが、動物たちは元気にしております。
防寒をしっかりして、動物たちに会いにお越しください。

本年も釧路市動物園をどうぞよろしくお願いいたします。

このページに関するお問い合わせ

生涯学習部 動物園 管理飼育展示担当
〒085-0204 北海道釧路市阿寒町下仁々志別11番 釧路市動物園
電話:0154-56-2121 ファクス:0154-56-2140
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。