2018年3月のどうぶつえん日記

ページ番号1001897  更新日 2022年8月25日

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2018年3月30日(金曜日)ライオン・アキラの爪切りをしました

3月30日(金曜日)にライオン・アキラに麻酔をかけて、爪切りを行いました。
日頃、爪とぎができるように丸太を入れてあるのですが、それでも伸び過ぎてしまうことがあります。
前回、爪切りを行ったのは2016年の11月なので1年半ぶりの爪切りです。
3月18日(日曜日)に左の前足の裏側の毛に血が付いているのが確認されました。巻爪だろうな、と思って様子を見ていました。
意外かもしれませんがライオンは指のまわりの毛が濃くて、巻爪をはっきりと確認することができません。3月27日(火曜日)には右の後ろ足の爪が肉球に食い込んでいるのが偶然確認できましたので、麻酔をかけて爪切りをすることになりました。

写真:後ろ足1


これは麻酔をかけて写した後足ですが、こうして見てもわかりません。
毛をかきわけて見ると、

写真:後ろ足2


なかなかな食い込みっぷり。
ライオンの爪は固いので、ペンチや骨を切る特別なハサミを使って切っていきます。
傷ついたところは洗って、抗生剤軟膏を塗り込んで終了です。
とはいえ、せっかく麻酔をかけたのに爪切りだけではアキラに申し訳ないので、健康診断も合わせて行いました。採血をして、ワクチンを打ちます。まだ血液検査の結果はでていませんが、聴診や触診では問題がなさそうです。
今回は園長のリクエストで尾の状態の確認もしました。
なんでも、「ライオンの尾にはトゲがある」という情報を仕入れたらしく、それを確認したいということでした。
スタッフも初めて聞く話だったので、かきわけて見てみると…。

写真:ライオンの尾のトゲ1


ありました!!

ただ、トゲか?というと何か違う感じもするのですが、底辺2mm、高さ3mmの円錐上の角質化した何かは確かにありました。

写真:ライオンの尾のトゲ2


触ってみるとそれ自体は固いのですが、付け根は意外にもグニャグニャと安定せず、怖くなったのでそれ以上はあまり触りませんでした。
何の意味があるのか、はたまた意味はないのか…。過去に持っていた器官が退化した名残なのか…。何もわかりませんが、確かにトゲのようなものはありました。

アキラも年とともに運動量も落ちて、爪も伸びやすくなります。また1年半後位には爪切りが必要になるかもしれませんが、それまで元気に過ごしてもらいたいものです。

2018年3月30日(金曜日)花も花なれ 人も人なれ

いつの間にやら年度末です。

少しずつ日が伸びて、暖かくなってきました。
とはいえ、今日は雪もぱらつき、ちょっと面妖な空模様です。

写真:アオサギ1

写真:アオサギ2


北海道ゾーン奥の林に、今年もアオサギたちが戻ってきました。
巣作りのため、しきりに小枝を運んでいるのを見かけます。
繁殖期なので飾り羽も出て、きれいな婚姻色になっています。

写真:オジロワシ


一方、こちらは白鳥池の対岸に止まっていたオジロワシの若鳥です。
このあたりで過ごすのか、それとももう少し北へ帰るのか。
力強く生きていってほしいものです。

写真:白鳥池


白鳥池もだいぶ水面が出てきましたが、まだ半分以上が氷におおわれています。
まあ、日差しも強くなってきましたので、そう時間もかからず溶けていくことでしょう。

写真:シマフクロウ


仲睦まじい様子の、シマフクロウのペア。
繁殖期なので、夕方近くなると、園内ではシマフクロウの声が響いています。

写真:ヒグマのキチノスケ


こちらはヒグマのキチノスケ。
先日、ヤマトが旅立ってしまったため、1頭だけになってしまいました。
お年寄りですが、まだしっかり歩き、かくしゃくとしています。

写真:ワピチ


ワピチの背中の毛がボサボサになってきて、そろそろ換毛が始まるようです。
これから冬毛が抜け落ちて、新たな夏毛に換わります。

写真:ヤマアラシのテンテン


少し暖かくなってきたからか、ヤマアラシのテンテンはちょっと活発でした。
珍しく、金網に前足を掛けています。

写真:レッサーパンダのシンゲン

写真:レッサーパンダのコキン


いつも通り、カエデの上で昼寝するシンゲンと、タケをほおばるコキン。

まだ寒い日もありますが、周囲は少しずつ春に移り変わっています。

写真:アキタブキ

写真:フクジュソウ


日当りのいいところで、アキタブキやフクジュソウが咲き始めました。
春の妖精たちが地上を彩っていきます。

あと数日で新年度となります。
春を迎える動物園に、ぜひお越しください。

なお、中の人はこの投稿でお役御免となりますので、新たな中の人をお待ちください。
宮仕えというものは、いろいろあるものです。

ちりぬべき時知りてこそ世の中の 花も花なれ人も人なれ(細川ガラシャ:細川家記)

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