企画展「軍艦島」消えた炭鉱集落



写真所蔵:長崎市(転載はご遠慮ください)
長崎県・端島。
長崎港から。南西に約20km。
面積わずか0.06平方キロ。
その独特な姿から「軍艦島」と呼ばれるようになりました。
三菱鉱業高島鉱業所端島礦。
日本初の鉄筋コンクリート集合住宅、海底水道、屋上緑化・菜園…
「近未来都市」軍艦島。
石炭とともに、最盛期には5000人もの暮らしが存在しました。
昭和49(1974)年閉山、そして無人島に。
そこには、当時の生活が、あたかも時が止まったかのように残され、「軍艦島」は、日本有数の近代化産業遺産として関心が集まっています。
稼行当時の生活や炭鉱労働について、また現在の姿について、貴重な写真、映像、資料、模型から、その魅力に迫り、進められているその活用について、紹介します。
そして、釧路地域にも存在する近代化産業遺産。
…それらからのメッセージを掘り起こし、
郷土の歴史を振り返ります。
- 期間:2008年6月7日(土曜日)~7月6日(日曜日)<終了しました>
- 会場:釧路市立博物館 1階マンモスホール(企画展は入場無料です)

展示内容
- 軍艦島とは(解説)
- 炭鉱集落「軍艦島」(稼行当時の生活・労働写真)
- 軍艦島2007(無人島となって33年経った、現在の写真)
- ひろがる・つながる近代化産業遺産(九州での活用例)
- 釧路の近代化産業遺産
- 映像コーナー
題名 | 制作 | 販売 | 制作年 | 上映時間 |
---|---|---|---|---|
軍艦島 forest or ruins | オープロジェクト | 日活 | 2004 | 45分 |
軍艦島 思い出の島"端島"を訪ねて *稼行(操業)当時の映像です |
西村暉希 | 非売品 | 1973 | 15分 |
石炭と人間の匂いを求めて | 足尾研究会 | 非売品 | 2003 | 16分 |
*上映作品は、日や時間により異なります
企画展「軍艦島」展示解説
- 6月15日(日曜日)
- 6月21日(土曜日)
- 6月29日(日曜日)
- 7月5日(土曜日)
いずれも11時・14時から(無料です)
- 主催:釧路市立博物館
- 共催:長崎市・NPO法人軍艦島を世界遺産にする会
- 協力:北海道釧路支庁・九州伝承遺産ネットワーク・足尾研究会・オープロジェクト
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