特別展「暮らしのなかのストーブ」
釧路市立博物館設立70周年記念事業
北海道開拓記念館2006移動博物館
釧路市立博物館特別展
暮らしのなかのストーブ
- 会期:7月14日(金曜日)~8月20日(日曜日)(月曜休館)(終了しました)
- 会場:釧路市立博物館 特別展示室ほか(釧路市春湖台1-7 電話 0154-41-5809)
- 観覧時間:午前9時30分~午後5時
- 料金:常設展入館料でご覧になれます(大人360円・高校生210円・小学生100円)
日本列島でも、多雪寒冷な気候条件にある北海道の冬の生活は、本州以南の冬のくらしと異なった歴史がありました。
とりわけ、明治期以降、本州以南から多くの人々が北海道に移住してきましたが、出身地で使用してきた従来の囲炉裏や火鉢などで冬を越すことは困難をともないました。その冬の寒さを克服するため、住宅の改良や暖房器具の開発が行われ、薪ストーブや石炭ストーブなど、さまざまなストーブが登場することとなったのです。北海道の冬の暮らしに欠かせない暖房器具となったストーブは、ぬくもりのある家族団らんの立役者として、活躍してきました。
この展示会では、北海道の冬の生活を支えたストーブを中心に、防寒具、暖房機器の変遷をたどります。あわせて、暖房燃料として重要であった石炭と採炭について、日本最後の炭鉱となった釧路の太平洋炭礦(現 釧路コールマイン)関係資料をもとに、展示します。
フォーラム
暮らしのなかのストーブと釧路
- 月日:8月5日(土曜日)
- 会場:釧路市立博物館講堂
- 時間:午後1時30分~午後4時00分
講師:高崎 守 氏(太平洋炭礦管理職釧路倶楽部会長)・小笠原 立雄 氏(釧路市立博物館友の会理事)・村上 孝一 氏(北海道開拓記念館)・舟山 直治 氏(同)
炭鉱・石炭・ストーブをキーワードに、釧路での冬のくらしを語り合うものです。掘られた石炭がどのようにして家庭などで使われていたのか、意外に知られていない話が出てくるかも。あわせて、石炭ストーブの燃焼体験もあります。
<ギャラリートーク>申込不要
- 8月5日(土曜日)午前10時~・午前11時~(終了)
- 8月20日(日曜日)午後2時~(終了)
会場:釧路市立博物館 特別展示室
講師:展示シナリオチーム(北海道開拓記念館・釧路市立博物館)
特報
釧路の夏、石炭ストーブで暖まりませんか?!なつかしの石炭ストーブ燃焼実演
8月5日(土曜日)午前10時より(フォーラム開催日)(終了)
その他、学芸員の気まぐれで突然実演が行われることもあるかも?!
前回の気まぐれ...7月30日。みんなでストーブの周りであたたかくなりました。
協力:釧路コールマイン株式会社
第1回目実演、7月14日のようす


会場のようす



多数のご来場、まことにありがとうございました。会期中に100万人目のお客様もお迎えすることができました。
えっ、夏にストーブ展?!
北海道以外の方は「えっ、夏にストーブ展?!」とお思いでしょう。でも、夏の釧路は北海道の中でも特に涼しいところなのです。平年の真夏日(最高気温30℃以上)はたった0.1日!(札幌は7.6日)、夏日(同25℃以上)も5.3日しかありません(札幌は45.6日)。平均最高気温(1975~2000年)も7月が18.8℃、8月も20.9℃なのです。北の避暑地「釧路」で、暮らしのなかのストーブ展を楽しんでみませんか?
(各気象データは気象庁による)
特別展「暮らしのなかのストーブ」で、ココロをあたためませんか?
…でも、「フトコロの寒さ」まではちょっと難しいかも?!
- 主催:北海道開拓記念館・釧路市立博物館
- 後援:釧路市・北海道新聞社・朝日新聞北海道支社・毎日新聞北海道支社・読売新聞北海道支社・釧路新聞社・HBC・HTB・STV・uhb・NHK釧路放送局・FMくしろ
- 協力・資料提供:釧路コールマイン株式会社・釧路石炭販売株式会社・太平洋石炭販売輸送株式会社・太平洋炭礦株式会社・太平洋炭砿釧路管理職倶楽部(敬称略・50音順)
このページに関するお問い合わせ
生涯学習部 博物館 博物館担当
〒085-0822 北海道釧路市春湖台1番7号 博物館
電話:0154-41-5809 ファクス:0154-42-6000
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