企画展「タキイシの火は消えず」
昨年で、釧路で初めて石炭が採掘されてから150年を迎えました。これは北海道における石炭採掘の始まりでもあります。このことは意外に知られていないように思われます。
そこで本展示では、北海道新聞釧路支社との共同企画により、釧路炭田における石炭採掘の変遷を紹介しております。(関連記事は「タキイシの火は消えず 釧路から始まった」として北海道新聞平成18年12月26~28日の各朝刊に掲載されております)
当館においては、石炭・炭鉱に関わる情報収集を行っている途中であり、この機会に石炭・炭鉱に関わる資料及び情報の提供をご来館のみなさんに広く呼びかけております。お心当たりの方がいらっしゃいましたら、お声をかけていただければ幸いに存じます。
主な展示内容
- 150年前の釧路・白糠での石炭採掘
- 明治期の地質調査
- 春採炭山から太平洋炭礦へ
- 海底下への挑戦~国内唯一の坑内掘り炭鉱へ
- 釧路炭田の炭鉱
- 新聞ができるまで
江戸~明治初期の各古文書に登場する釧路の「タキイシ」=石炭について、釧路炭田のおもな炭鉱位置図、「太平洋炭礦坑道図」(昭和戦前期:釧路コールマイン所蔵)、石炭に関する写真や坑道図、雄別炭礦の地質図・坑道図・株券・カラー写真なども展示しています。
また、今回の企画にあたり、炭鉱やその関係者への取材から、実際に記事になるまでを追った「新聞ができるまで」コーナーも設けています。通常では見られない新聞の原版(フイルム・刷版)などもご覧いただけます。
会場のようす
- 期間:2006年12月27日(火曜日)~2007年1月21日(日曜日)【15日(月曜日)は休館です】
- 場所:博物館1階マンモスホール(ホールは入場無料)
- 主催:釧路市立博物館・北海道新聞釧路支社
このページに関するお問い合わせ
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