1-1 マンモス
マンモスは、今から数万年前のウルム氷期に、陸続きとなったユーラシア大陸から多くの動物とともに北海道に渡ってきたといわれています。
長い牙を持ち、頭の中央が出っ張り、腰の高さが肩よりやや低い体をしています。体の表面は30~40cmほどの褐色の長い毛でおおわれ、きびしい寒さに耐え、ツンドラ地帯や針葉樹林帯の草や小枝、コケなどを食べていたようです。
この全身骨格は、ロシアでみつかった化石をもとに作られたレプリカで、体の長さ3.5m、体の高さ2.9m、牙の長さが2.5mです。日本ではマンモスの歯の化石が、夕張市や襟裳岬など10か所ほどで発見されています。
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