アムールトラ「ココア」について

ページ番号1015872  更新日 2025年1月24日

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アムールトラ「ココア」の現況について(2025年1月24日更新)

 ココアの現在の状況についてお知らせいたします。
 前回のお知らせをご覧になってくださった皆様より、さらにたくさんの励ましのお言葉や温かいご支援をいただいております。厚く御礼申し上げます。

 「タイガとココアのページ」でもお伝えさせていただいているとおり、最近のココアは後ろ足を引きずりながらも、時折立ち上がって歩きます。1月22日には自らの力で久しぶりに外の放飼場へ出たりもしました。便秘の方も完全に解消されてはおりませんが、今月初めより排泄しています。

 そして、とても有難いことに某メーカー様よりマットの試供品をご提供いただきました。ココアの場合、現在は褥瘡(床ずれ)の傷はなく、足を引きづる際にできる擦り傷が主で、少しでも緩和できればと思っておりますが、不慣れなものに対する警戒心からストレスがかからないよう、反応を見極めながら慎重に使用させていただきます。今使っている滑り止め用マットも慣れるまで時間を要しましたので、こちらもココアのペースに合わせて進めたいと考えていることから、ご理解くださいますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

 ココアのことにつきましては、こちらのページのほか、「タイガとココアのページ」や釧路市動物園のSNS(X、Instagram、Facebook)でも随時お知らせしておりますので、併せてご覧ください。今後ともココアを温かく見守っていただけますと幸いです。

アムールトラ「ココア」の現況について(2025年1月9日更新)

 平素より、アムールトラ「ココア」へ励ましのお言葉や温かいご支援を賜り、大変感謝申し上げます。

 ココアは生まれつきの障がいを抱えながらも昨年5月に16歳を迎え、日々穏やかに過ごしてまいりましたが、年齢からくる衰えも徐々に見え始め、昨年から腰の湾曲が進み、後ろ足の歩行により不自由を感じるようになっていましたが、この年末から後ろ足で立つことが難しくなり、寝ていることが多くなりました。また、同時期に便秘を患い、食欲も減退していました。
 活力の低下、また、立てなくなってきたことによる下半身の状態悪化がみられたため、先日麻酔下で検査を行いました。尾から臀部にかけて皮膚炎が確認され、後ろ足で立つことが難しくなった影響で尿が体につくことが多くなったためと判断しています。また、後肢を引きずって移動する際に擦ることからくる傷ができはじめています。前回の検査より体重は減少していました。ただ、内臓の状態を見ると以前と比べて大きな数値の変化は見られておりません。
 現時点では便は排出されていますが、食欲はまだ完全には回復していません。後肢を使った歩行はほぼなく引きずって移動している状態です。年齢や体の障害のことなどを考えると、劇的な改善がみられるかは現状不透明な状態です。
 今は尿の付着による皮膚炎対策として、患部の洗浄を実施し、昨年より使用している後肢の負担を緩和するマットを最近よく寝ている場所にも増やすなど、ココアの生活の質の低下をできるだけ招かないようにして、体力の回復に全力で努めている状況です。

 後肢を引きずりながらも、ココアはココアのその日一番行きたいところ、落ち着くところへゆっくりと移動したりなどしています。そんなココアの現況を今後もHPや「タイガとココアのページ」で随時お知らせいたします。ご心配をお掛けいたしますが、今後ともココアを温かく見守っていただけますと幸いです。
 

このページに関するお問い合わせ

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