市指定天然記念物キタサンショウウオ

ページ番号1005711  更新日 2024年5月9日

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釧路市指定の天然記念物
昭和50年12月12日に指定

キタサンショウウオについて

キタサンショウウオはカエルやイモリと同じ両生類で、体長は11センチメートルほど、身体の色は黒っぽく、背中にオリーブ色の模様、前・後足ともに4本指という特徴をもつ生き物です。
昭和29年、釧路市北斗付近にあった平戸前小学校6年生の児童たちによって初めて発見されました。
主にユーラシア大陸に広く生息しており、日本では釧路湿原や北方四島の国後島など、限られた地域でしか見つかっていません。氷河期の遺存種として、学術的価値の高い動物です。

写真:キタサンショウウオ

保護活動の推進

キタサンショウウオは魚やエゾサンショウウオなどの天敵がいない湿地や水たまりなどで生活しています。釧路湿原に広く分布しているため、隣接する市街地でも姿が確認されることがあります。
近年は湿原の乾燥化や開発行為によりキタサンショウウオの生息できる環境が少なくなってきており、環境省レッドリストにおいて絶滅危惧IB類に指定されています。
このため、釧路市では文化財(天然記念物)に指定し、個体や生息域の保全に努めています。

皆で守らなければならない

キタサンショウウオは天然記念物に指定されているため、許可なく捕獲や生息域を消失させる行為は禁止されております。
開発行為などを行う際、そこが生息域かどうかは、生息域調査記録をもとに情報提供が可能である場合もございますので、まずは釧路市教育委員会までお問い合わせください。

連絡先

釧路市教育委員会 生涯学習部 釧路市立博物館
電話番号:0154-41-5809
ファクス番号:0154-42-6000

メールアドレス:entry-museum★city.kushiro.lg.jp (★を@に変えてください)

釧路市の財産であるキタサンショウウオの保全に向けてご協力をお願いいたします。

キタサンショウウオの保全にご協力ください

写真:キタサンショウウオの保全にご協力ください

写真:釧路市内キタサンショウウオ生息適地マップ

写真:生息可能性のある土地での工事に係る調整手順と許可申請の流れ

お問い合わせ

文化財・天然記念物に関するお問い合わせは下記アドレス宛にお送りください。

  • メールアドレス:entry-museum★city.kushiro.lg.jp (★を@に変えてください)

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このページに関するお問い合わせ

生涯学習部 博物館 博物館担当
〒085-0822 北海道釧路市春湖台1番7号 博物館
電話:0154-41-5809 ファクス:0154-42-6000
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。