2016年12月のどうぶつえん日記

2016年12月30日(金曜日) 行くふり来るふり


早いもので、もう1年が過ぎようとしています。
釧路市は本日が仕事納めです。
まあ、動物園にはあまり関係ありません。
生きものがいますからね。



今年の干支であるサルを1枚。


さて、毎年恒例となりつつありますが、少し一年を振り返ってみるとしましょう。


1月  冬休み工作教室の実施
2月  冬の動物園まつりの実施
    ホッキョクグマのツヨシの壮行会の実施   
    動物園のひなまつりとオランウータン「ひな」の誕生会を実施
3月  ホッキョクグマのツヨシがよこはま動物園ズーラシアへ移動
4月  ホッキョクグマのキロルが浜松市動物園から来園
    飼育の日イベント、春の動物園まつり(5/6まで)の実施
5月  コミミズクのコミタンがフライトガイドから引退
    アムールトラのココアの誕生祝いを実施
    エゾフクロウのモナカが誕生
6月  レッサーパンダにキンが札幌市円山動物園から来園
    キリンの日のイベントを実施
    チンパンジー「ゆづる」の命名式を実施
    フンボルトペンギンウォーキングを実施(7/3まで)
7月  夜の動物園まつり、サマースクールの実施。博物館と共催で昆虫観察会の実施
8月  夜の動物園まつりの実施
    イトーヨーカドー釧路店にて釧路市動物園まつりを実施
9月  アムールトラのカフカがおびひろ動物園へ移動
    秋の動物園まつりを実施
    動物慰霊式の実施
10月 開園記念行事の実施(41周年)
    オタリアのトキが姫路市立動物園から来園
    アムールトラのあさまが長野市茶臼山動物園から来園
    「食べる・たいせつフェスティバルin2016」に出展
11月 フンボルトペンギンウォーキングの実施 
12月 ホッキョクグマの誕生会の実施
    クリスマスZOOが大雪で中止
 
 
主なものをざっと書き出してみました。
今年は天候の巡り合わせが悪く、イベントが中止になったこともありました。
また例年通り、新たな仲間の来園と、親しんでいただいていた動物たちとの別れもありました。

年末を迎え、彼らとの想い出を振り返り、偲ぶ縁にしていただければと思います。
 
また、今年も多くの方々からご寄付や、ボランティアなど様々な協力をいただきました。
1年間、多くのご来園、ご支援をありがとうございました。
 
新たな年となりますが、ひきつづきご愛顧のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
 
 
皆様良いお年をお迎えください。




2016年12月27日(火曜日) 御用納めはもう少し先


しばらく更新できませんで、ずいぶんと間が開いてしまいました。
楽しみにして下さっている方すみません。


先週は大雪でしたが、とりあえず除雪もひと段落つきました。
職員が少々ぐったりしておりますが、動物たちは元気にしております。


 
プールで元気に泳ぎ回る、オタリアたち。
午前中だったからか、のぞきに行くと寄ってきました。

魚が欲しかったのでしょうか。
残念ながら私はエサをあげませんので、担当者を待ってください。

4頭とも入り乱れるようにして泳いでいます。
仲良くしているようなので、このまま進展してくれればと思います。


 
お隣のゼニガタアザラシたち。
こちらはあまり動かず、水の中にいます。

オスのセイッチだけ、別の隅っこにいました。
割と壁際でじっとしていることがありますので、居ないな、と思ったら、壁際ギリギリをのぞいてみてください。



フクロウの森に寄ってみました。


ちょっと眠そうなエゾフクロウです。
夜行性のイメージがあって、実際、暗くなってから活発に動きます。
ただ、昼間完全に寝ているわけではないのです。


地面に小さい塊が落ちていました。
これはペリットと言って、消化できない余計なもの、例えば骨や羽、毛などを固めて吐き出したものです。

全ての鳥が吐くわけではなく、フクロウやカワセミの仲間など一部の鳥で知られています。



鳴きかわしをしていたワシミミズク。
ちょうど鳴いていたところで、のどがふくらんでいるのがわかります。
繁殖期が近づいてきました。

「ウー」という、ちょっと地味な声ですが、こういう時期にしか聞かれないので、よければ耳を澄ましてみてください。



巣木のてっぺんにいたシマフクロウのペア。

いつもの手前の止まり木ではありませんでした。
今日はそういう気分だったのでしょうか。


 
タンチョウのケージに寄ってみると、雪の上でエサをさがしているようです。

こちらはオスの「019」です。
右脚に金属の足環(リング)がついていて、その番号で呼ばれています。

彼は丹頂鶴自然公園で産まれ、一度野生に放されているのですが、その時にこの足環をつけました。
その後、ケガをして飛べなくなってしまったので、動物園で第2の鶴生を歩んでいるというわけです。

この足環ですが、環境省指定のもので、規格が決まっています。
こういう足環(標識)をつけることを「標識調査」や「バンディング」といいます。
鳥の移動や年齢、寿命などを調べるために、環境省から専門家に委託する形で行われています。
標識がついた鳥がいつどこにいたかという情報が少しずつ集まってきて、鳥たちがどういう所にいるのか、
いつどこで何をしているのか、何年くらい生きるのか、といったことが少しずつ分かってきています。

タンチョウでいえば、26年間確認されている個体がいます。
なので、野外で最大そのくらいは生きるということがわかってきました。
なお、動物園など飼育下では、40歳以上と言う記録もあります。

当園でいえば、メスのマリが1976年生まれなので今年40歳です。
さすがに寒さがこたえるようなので、先日、バックヤードに収容しました。
春になったら、また外のケージに出す予定です。
長生きしてくれるといいのですが。


さて、本日で、釧路市動物園は年内の営業が終了となります。
明日28日は水曜日、休園日なので、そのまま年末年始の休業に入るためです。
年明けは1月3日から開園しますので、どうぞよろしくお願いいたします。



おまけ

今日のミルク



今日のキロル





2016年12月10日(土曜日) 冬景色


昨日は、この時季としては珍しく大雪が降りましたが、今日は晴れて暖かい日でした。
気温がプラスになりましたので、暖かい方です。

園内が大変滑りやすくなっていますので、ご来園の際は足もとにご注意ください。



大雪のあとでしたので、ミルクが大変はしゃいでいました。

 
雪の上でゴロゴロしたり、スライディングしたり。
当然、終わったらドヤ顔を決めます。


写真はありすぎて、どれを載せようかと思うくらいですが。
よく遊んでおりました。


ちょっと調子に乗ったのか、キロルの部屋のドアを何度も叩きます。


お客様から差し入れで頂いた塩ビのパイプをかぶります。いつもありがとうございます。
このポースだとセイウチみたいに見えますが。れっきとしたホッキョクグマであります。



かぶったまま、ポリタンクを持って立ち上がりますが、これは前は見えているんでしょうか。
まあ、本人(熊)が良いのなら、それでいいのです。



レッサーパンダ舎をのぞいてみると。

 
オオモミジの細い枝で、キンが曲芸をしています。
落ちないのは、さすがのバランス感覚ですね。

 
そのキンを下から見上げる、シンゲン。
木に登りたいようなそぶりを見せますが、ちょっと尻込みしているような。
それでも、追いかけっこをしていることもありますし、少しは距離が縮まっているようにも思います。
繁殖期はこれからですので、見守ることにいたしましょう。


 
ヒグマ舎に寄ってみると、2頭とも雪の上でのんびり転がっています。
声をかけるとこちらを見ますが、起き上がる気はないようです。


ちなみに、昨日のお昼前のヤマトがこちら。
吹雪なので、白いヒグマになっていました。
部屋に入りたいので、入り口近くでスタンバイしています。



午後になって、キロルが出てきます。

 
雪の上でもごろごろと、豪快に転がります。
珍しく、黒くないキロルです。

 
パイプに顔を突っ込んでみたり、背泳ぎをしてみたり。
陸でうろうろしていることも多いですが、割と遊んでいる姿も見られるようになってきました。



隣からのぞくミルクに向かってジャンプ。
やっぱり気になるのでしょう。



なお、昨日の様子がこちらになります。
ちょうど、一番雪がひどいときでした。


雪が多いと色々と大変ですが、雪ならではの動物たちの姿というのもあります。

冬の釧路市動物園へぜひお越しください。




2016年12月7日(水曜日) 冬になったので


昨日、雪が降りまして、動物園にも少し積もっています。


園内に少し、雪化粧がされました。

まあ、まだ気温が高い日もあるので、そのうちとけてしまうかもしれませんが。



ちょうど猛獣舎の前を通っていたところ、タイヤショベルが出動して近くで雪かきを行っていました。


けげんな表情で眺めているアムールトラのあさま。



眠さの方が勝ったのか、薄眼だけ開けたライオンのゆうひ。


 
ゆうきは少しうろうろしていましたが、あまり気にしていない様子。
アキラは一番奥で落ち着いて座っています。

ライオンたちには、ちょっと寒い季節になりました。



フェンス沿いに座っていたチョコ。
もう慣れたのか、特にショベルの音は気にしていませんでした。



さて、12月になりましたので、2月までの3か月間、水曜日は休園日となります。
お間違えの無いよう、お願いいたします。

今年初めての休園日だった今日は、クリスマスZOOに向けての飾り付けが行われました。


これはエゾリス舎の前。


これはアザラシ舎の隣です。



こちらはトナカイ舎の前です。

 
クリスマスの主役となるトナカイたち。
前にも書いたかもしれませんが、トナカイの鼻は赤くなくて、ちゃんと毛が生えています。
雪の中でエサをさがしますからね。



展示館の中には、トナカイの特別展のほか、トナカイの角で作った特製ツリーもあります。

ちょっとした話のタネにいかがでしょう。

この他にも、園内のあちこちに飾り付けがされておりますので、ぜひさがしてみてください。


また、既にお知らせしておりますが。
今年のクリスマスZOOは、23日(金祝)です。

クリスマスプレゼントつきスタンプラリーや、トナカイ舎の見学が行われますので、ふるってご参加くださいますよう。
詳細は、動物園イベント情報をご覧ください。

所々足もとが凍って、滑りやすくなっております。
お気をつけて、動物園までお越しください。



2016年12月2日(金曜日) いつの間にやら


早いもので、もう12月です。
今年もあとひと月弱となりました。

今日はやけに風の強い日でした。


 
先週でお散歩が終わったフンボルトペンギンたち。
ちょうどプールで活発に泳いでいる所でした。

繁殖期に入り、ペア同士で仲良くしていたり、よく鳴いたり。
けっこう活発にしております。

とはいえ、特に運動がしたいわけではないようで。
相変わらず、休んでいる時も多いのですが。



繁殖期に入ると言えば、ニホンザルたちもそろそろです。
ペア同士で毛づくろいをしていたり、寄り添っていたり。
顔やお尻の赤みがそろそろ増してきました。


気持ち良くて大あくび。




さて、先日よりお知らせしておりますが。
冬になりましたので、アミメキリン、シマウマ、ダチョウについては、午前10時半からの展示スタートとなります。



日当たりのいい、獣舎手前で並ぶスカイとコハネ。


食事中のシマウマ、小夏。


ダチョウのヨーコが食事中だったので、写真を撮っていたのですが。


撮っていたら奥へ行ってしまい、ジョンが代わりに出てきました。
まあ、そういうこともあります。

なお、今後寒さが厳しくなると思いますが、気温や天候によっては、更に遅くなることもあります。
また、収容も早くなることがありますので、すみませんがご承知おきください。



ホッキョクグマ舎にて。


カゴをかぶり、ポリタンクをくわえるミルク。
今日はこの2つがお気に入りだったようです。

 
かぶったまま飛び込んでみたり、投げてみたり。

今日も良く遊んでおりました。


午後になって、キロル。


パクパクタイムをのぞいてみましたが、相変わらず食べるのが速いです。
魚はひと口。


牛肉も、このサイズなら前脚で持って、3、4口くらいで食べてしまいます。
うまそうに引きちぎります。

なお、リンゴも、最近回ってきているのが小さめだからか、一口で食べてしまうので。
前脚で持って食べるところがなかなか見られません。

体も大きいですし、ちょっと豪快ですね。


既にお知らせしてありますが、明後日の12月4日、日曜日に、ホッキョクグマの誕生会を行います。
詳細は動物園ホームページ、イベント情報をご確認ください。

今年でミルクは4歳、キロルは8歳になります。
多くのお客様のお越しをお待ちしております。