2016年7月のどうぶつえん日記

2016年7月22日(金曜日) ちょっと本気出してみた


今日は曇っていますが、湿度は低めで過ごしやすい日でした。


午前中、ホッキョクグマ舎をのぞいてみると

 
ミルクがバケツの中にボールを入れていました。



自慢げな顔。


 
だんだんよくばりになってきたようで、おもちゃを2つ確保しています。
今日はバケツと、もう一つ、という感じでした。



サル山にて。

 
枝からぶら下がって遊んでいる個体がいます。


子ザルもだいぶ大きくなりました。
そろそろ親から離れて、子ども同士で遊ぶことも多くなってきます。



ヒグマ舎にて。


いつも通り、おやつを要求するヤマト。


たまにはどアップで1枚。
このくらいの気候なら過ごしやすそうです。

キチノスケは、今日はいい写真が撮れませんでしたので、またの機会に。




北海道ゾーンの木道沿いにて、ハンノキの葉の裏に、こんなものがついています。

以前に成虫は紹介したことがありますが、ハンノキハムシの幼虫です。
葉の表面だけを食べて成長します。



こちらもハンノキの葉についていましたが、トビケラの卵です。
水辺の樹の葉に産み付けられ、卵からかえると、水の中に落ちていきます。

色々と見つかるので、案外面白いものです。
え、気持ち悪い?

まあ、そういうこともあります。仕方ありませんね。




さて。
午後のホッキョクグマ舎にて。

 
いつものように、砂場でゴロゴロ。
尺取虫のように動いています。



パクパクタイムでもらったニンジンをうまそうに食べます。
ただ、肉や魚の方が好きなようで、ニンジンは後回しにします。



今日はボールを壁に押し付けて飛ばしてみたり、

 
ホースを首にかけてみたりしていました。


少しずつ慣れてきたようで、そろそろ本領発揮でしょうか。

あまり夏らしくはなっていませんが、釧路の夏がそろそろ始まります。
今月末の30日と、来月8月の6日と13日は、夜の動物園まつりがおこなわれます。

夜8時半まで開園しておりますので、普段見ることができない夜の動物たちの様子を見にお越しください。




2016年7月16日(土曜日) 夏休み


今日もいい天気です。


そろそろ夏休みに差し掛かります。
毎年恒例となりましたが、中央広場に昔遊びコーナーが設置されました。
竹馬やフラフープ、色チョークなど色々とありますが、たまには童心に帰ってみてはいかがでしょう。
期間は8月31日までとなっています。


 
プールサイドに並ぶフンボルトペンギンたち。
そろそろ換羽が始まっていて、中にはボロボロに見える個体もいます。
この時季はあまり泳ぎたがりません。

病気ではありませんので、換羽が落ち着くまでしばらくお待ちください。



北海道ゾーンでは、エゾノレンリソウが咲き始めました。


ハシドイもようやく咲き始めました。毎度毎度、つぼみになってからが長いのです。



木道沿いにいた、ウスカワマイマイです。
この辺りではオカモノアラガイばかりなので、こういうタイプのカタツムリは珍しく感じてしまいます。


 
フライングケージでは、オシドリのヒナが大きくなってきています。
まだ羽は生えそろっていないので飛べませんが、もう親のあとをついて泳ぐようになっています。
もうしばらくしたら、親とほぼ同じサイズになりますので、小さいうちに見たい方はお急ぎください。



レッサーパンダ舎にて。
円山動物園から先月来園したメスのキンですが、シンゲンとのお見合いが終わったので、
同居が始まっています。



なかなか物怖じしない性格のようで、柱をよじ登ったり、


駆け下りたりと、活発に動いています。

シンゲンが逆に押され気味なのだとか。
仲良くしてくれるとありがたいのですが、まあ、今後に期待です。



夏休みが近づいてきました。
動物たちは元気にしておりますので、御用とお急ぎでない方はぜひ会いにお越しください。




おまけ

 
ポリタンクで遊ぶミルク


 
おねむな様子のキロル




2016年7月12日(火曜日) 温風の至る


よく晴れて暑い日でした。
ただ、風があると涼しく感じます。
釧路も少しずつ夏らしくなってきました。


木道から見た北海道ゾーンの様子です。
緑が濃くなり、様々な花が咲いています。


 
園路沿いでヤマブキショウマが咲きました。
白く小さい花が細かくついて、穂状の花が咲きます。


こちらはチシマアザミ。
背の高いアザミの仲間で、花は下向きに咲きます。
葉や茎に鋭いトゲがありますので、うっかり触らないようにご注意ください。



いい天気のハクチョウ池。



オオハクチョウたちも暑いからか、岸に上がって日陰に入っています。

対岸に上がってしまって見づらい時もありますが、ご了承くださいますよう、お願いいたします。




こども動物園をのぞいてみると、テンジクネズミたちが日陰に入っています。
やっぱり暑いのでしょう。



ウサギもうまいことコンテナの日陰に入っています。
ただ、こんなにくっついて暑くないんでしょうか。



今日もご機嫌な様子のアオメキバタンのしんちゃん。



ウサギのケージに乗っかっているインドクジャクのオス。

そういえばうっかりしていて忘れていたのですが。

 
先月末くらいまでは盛んに飾り羽を広げていました。
左が正面から、右が後ろから見た写真です。

そろそろ繁殖期も終わりになりますので、そのうち飾り羽が抜けていきます。



暦の上では夏至を抜けて小暑に差し掛かるころです。
これから暑くなりますが、それでも朝晩は冷え込んだり、天候次第で涼しい時もあります。
風邪などひかぬよう、ご自愛ください。




2016年7月5日(火曜日) そろそろ1年


今日はよく晴れた日でした。
陽射しが強くなってきましたが、少しひんやりとしていて、風が吹くとちょっと涼しいです。


北海道ゾーンにて

 
大型のセリ科植物である、オオカサモチが咲き始めました。
カサを広げたような形をしていますが、右の写真のように近くで見ると、小さな花が集まっているのがわかります。



こちらはサクラソウ科のヤナギトラノオ。
黄色の可憐な花ですが、葉の陰になりがちだからか、ちょっと地味にも感じます。


 
エゾノシモツケソウ(左)とホザキシモツケ(右)も咲き始めました。どちらもバラ科です。
昨年より少し遅めの開花です。
先月は雨も多く、気温も低かったようなので、そのせいかもしれません。



木道脇のハンノキの葉に、こんなコブがついています。
フシダニと言うダニの仲間が作る虫こぶで、ハンノキハイボフシ(たぶん)と呼ぶようです。
ハンノキの葉にできるフシダニが作るイボ、ということですね。

モノの本によるとコブの中に小部屋があって、ダニが入っているということなんですが。
まあ、それはいずれまた機会があれば紹介しましょう。


 
ハンノキにつくムシと言うと、以前にも紹介しましたが、ハンノキハムシという甲虫がまず出てきます。
色は青みがかかったものや黒っぽいものなど、多少差があるようです。


こちらはミドリシジミの幼虫です。
偏食なので、ハンノキ類の葉しかたべません。
シジミチョウの仲間は、チョウの中ではもっとも小型です。
成虫になるには、もうしばらくかかります。

アイヌ語では「スプンマレウレウ(ウグイ・蝶)」などと呼ばれるようですが。
生活とはあまり関係がないからか、これと言ってお話にはなっていないようです。




陽射しが強く、暑かったのでしょうか。
シマフクロウの愛花が水浴びをしていました。


 
きれいに鹿の子模様になったエゾシカ(左)とすっきりしたワピチ(右)。
どちらも換毛が終わり、短い夏毛になっています。



 
さて、本日は、チンパンジーの親子が外の運動場に出ていました。
陽を浴びて気持ちよさそうです。

冬の間は外に出られませんでしたし、先月は寒かったので、このシーズン外に出るのは初めてです。
慣れない所なので不安だったのか、ゆづるはリリーにしっかりとくっついていました。

ゆづるは順調に大きくなっているようで、あと1か月ちょっとで1歳になります。

今後も天候や気温を見ながら外に出していくことになります。
室内とはまた違った様子ですので、ぜひ会いにお越しください。



そういえばどうでもいい話ですが。
中の人が日記を書き始めてから2年が経ったようです。
だから何だということでもないのですが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。



2016年7月2日(土曜日) 降ったりやんだり


7月になりました。
昨日までは晴れた日が続いていましたが、今日は曇っていて、午後から雨です。
寒くはありませんが、少し涼しくなりますね。
あと、湿度があがるからか、少しベタベタするように感じます。


 
開園の少し前、キリン舎に寄ってみると、食事中でした。
コハネが青草を食べています。
もしゃもしゃしていましたが、そのうち首を挙げました。意外と、顎の下を見る機会がないなあと思ったので一枚。
え、見なくてもいい? そうおっしゃらずに。


こちらはスカイ。食欲旺盛なようです。



近くにあったツルウメモドキ。地味ですが花が咲いています。



北海道ゾーンにて、ジョウカイボン(カミキリムシ科)が葉の上を歩いていました。
カミキリムシの仲間で、他の昆虫などをとらえて食べる肉食性の虫です。
変な名前ですが、名前の由来についてはよくわかっていません。

 
ヤナギの枝に、よくこんな泡がついていますが、これはアワフキムシという虫の幼虫が出しています。
かわいそうですが泡をちょっとどけてみると、右の写真のようになります。
アイヌ語ではノニキキリ(ツバ・虫)などと呼ばれていたようですが、生活と関わりが薄いからか、あまり関心を持たれていなかったようです。



アキタブキの葉の上を、オカモノアラガイが這っています。
湿っていた日なので、彼らも活発に動いているようです。

たまにはこういう変わった生き物にも目を向けてみてはいかがでしょう。
いや、無理にとは言いませんけど。




フクロウの森にて。


エゾフクロウのヒナもだいぶ大きくなりました。
まだふわふわの幼羽が残っていますが、少しずつ成長しています。



猛獣舎にて。

 
アムールトラのチョコが、柱に体をこすりつけています。
何かあずましくなかったのかな。



午後になって出てきたカフカは、相変わらず寝ていました。



カワウソ舎にて


行ったときはちょうど食事中でした。
ホッケを腹の方からうまそうにかじります。
ただ、頭は固いので、残してしまうこともあります。
えり好みをしないでほしいところですが、なかなか、難しいのかもしれません。



小獣舎にて


アフリカタテガミヤマアラシのテンテンは、食事中だったようです。
寝ていたり、後を向いていることが多いので、なかなか顔をこちらに向けていないのですが。
顔が見えると、意外とつぶらな目をしています。


 
何かに注目しているコーアイ(左)と、枝で器用に寝ているシンゲン(右)
モミジの葉が満開になったせいか、ちょっと見づらくなってしまっています。
木に登っていることが多いので、探してみてください。



フライングケージにて


先日から、フライングケージに白いかごがセットされています。
実は、中に、オシドリのヒナたちが入っています。
小さいうちは、他のカモなどから攻撃されてしまうことがあるので、もうちょっと大きくなるまではこうやって育てる予定です。
大きさが違うのは、ふ化した日が違うからです。


お天気が安定しない今日この頃ですが、雨具を持って動物園までお越しください。