2016年1月のどうぶつえん日記

2016年1月30日(土曜日) 冷ゆることの至りて甚だしきとなれば也

ここ数日、冷え込む日が続いています。
まだ少しの間続くようですが、まあ、真冬とはこういうものです。

24節気で言えば「大寒」にあたり、一年で最も冷え込む時季とされます。
一方で、冬至を過ぎていますので、日は徐々に長くなりました。
太陽の位置も少しずつ高くなり、日差しも力強さを増してきています。

まあ、寒いものは寒いのですが。


さて、そんな寒い日でしたが、動物たちは元気にしています。


 
珍しくこんなところで座っていたレッサーパンダのコーアイ。
日当たりが良いからでしょうか。

なんとなく悩ましげなポーズから、見られているのに気付いて手前に出てきます。



隣のフライングケージに寄ってみると。


陽を浴びてのんびりと泳いでいます。



伸びをしているマガモのオス


リラックスしているようで、こんなポーズをしているやつもいます。
別に調子が悪いわけではありません。



うさぎドームにて

 
テンジクネズミの砂場や、ウサギのサークルに入り込んでいるインドクジャク。
別にちょっかいを出すわけではないのですが、時々中に入っていることがあります。

羽はしっかり伸びたようなので、そのうちまた羽を広げて見せてくれることでしょう。


 
テンジクネズミたちは、相変わらずにぎやかです。
よく見ると大きいのと小さいのがいますが。

小さい方は、ふれあいデビューしたての個体です。
生まれてから約1か月半ですが、おとなの半分くらいの大きさです。
やさしく触ってくださいね。


さて、本日はちょっとした作業がありまして。

 

サル山に新しく横木をセットしました。

早速、上を渡ったり、皮をかじったりしています。
遊び道具兼おやつとして、うまく活用してくれているようです。

たぶん、皮は数日できれいになくなってしまうと思います。



寒い日が続きます。
防寒をしっかりして、動物園までお越しください。



2016年1月21日(木曜日) またいろいろの草の原かな


この冬は雪が少ないなあ、などと思っていたら大雪が降りました。
冬将軍が帳尻を合わせに来たのでしょうか。



ただ、そのおかげもあって、そり山と歩くスキーコースが完成しました。
長らくお待たせしておりましたが、本日から利用できます。

歩くスキーは展示館、そりはサル山前ステージにて貸し出しを行っておりますので、ご利用ください。


 

北海道ゾーンもかなり白くなり、枯れたヨシや葉を落とした木々がかえって目立ちます。


 
雪が積もったタンチョウの放飼場。
やはり雪がある方が、姿が映えるように思います。
羽づくろいをしたり、餌を取りに行ったり、思い思いに過ごしています。



これはミズナラ(たぶん)の冬芽。


こちらはエゾニワトコの冬芽ですが、少し開いてしまっています。
冬になってから少し暖かかった時期があったので、春だと勘違いしてしまったのでしょう。
このままですと凍ってしまい、ここからは葉が伸びてきません。
しかし、時にはこういうこともあるのです。


足もとに目を転じると、クモガタガガンボの仲間が歩いています。
寒くないと生きていけないので、冬にしか見ることができません。
虫の中には、こういう種もいるのです。

 
コツコツと音がするので探してみると、枯れ枝でアカゲラが餌を探しています。
後頭部が赤いので、これはオスです。
虫のいそうな場所をめがけて、勢いよく嘴を叩きつけます。

足の指は、フクロウやインコなどと同じく、前2本、後2本の対趾足です。
また12枚ある尾羽のうち、中央の4枚は軸が太く、硬いのです。
そのため、両脚と尾羽、3点で体をしっかりと支えることができ、木くずが散って穴が開くほどに樹をつつくことができます。

他にも、そこかしこで声が聞こえ、小鳥たちが茂みの中で餌を探しているようです。


背景がほぼ白一色になり、寂しさも感じられますが。
案外、気を付けてみていると賑やかなところもあるのです。

たまには、そういう日を過ごしてみるのもいかがでしょう。

冬野にはこがらやまがらとびちりて またいろいろの草の原かな(新撰和歌六帖:藤原信実)



2016年1月14日(木曜日) 久々の雪

今朝方雪が降ったので、ようやく、北国の冬らしい風景になりました。
釧路はもともとそこまで雪は多くありませんが、それでも地面を覆うくらいは降ります。


さて、動物たちの様子はどうだったでしょう。

 
北海道の冬というと、オオワシやオジロワシのイメージをお持ちの方も多いかと思います。
オジロワシは場所によっては繁殖もしているので、ほぼ年中見ることができますが、渡ってくる個体も多くいますし、オオワシは主に冬鳥として北方から渡ってきます。
いつ見ても精悍な鳥たちですが、雪がある方がなんとなく姿が映えるように思います。



北海道の鳥というと、シマフクロウの名前もあがります。
風があったので、ちょっと羽角がボサボサしていますね。
昼間はじっとしていることが殆どですが、たいてい寝ておらず、案外こちらの動きをじっと見ています。


 
サル山の水道パイプの上にきれいに並ぶニホンザルたち。
中には、壁を使って器用に寝ころがっている個体もいます。
雪の上が嫌だったんでしょうか。


さて、ヒグマ舎をのぞいてみると、今日はキチノスケしか出ていませんでした。
たまに、寒い日などに、外に出たがらない時があるのです。
なにぶん高齢ですので、ご理解くださいますよう、お願いいたします。



奥に居たので何をやっているのかよく見えませんが、カーブミラーに映っていました。

 
そのうちに後ずさりしながら、ゆっくりと尻から見えてきます。
どうやら雪を集めているようです。

 
角に集めた雪を、尻や肢で整えて、座ります。

冬ならではの光景ですが、ベッドを自分で作っているのです。
放飼場のこの角は、日当たりが良いので気に入っているのでしょう。


雪が積もると、動物たちの違った一面が見えたり見えなかったりしますので、ぜひ確認にお越しください。


おまけ。

 
先日お客様から差し入れでいただいたおもちゃに突進するミルク


洗濯カゴも相変わらずお気に入りです。

 
 
こちらは、雪の上でゴロゴロするツヨシ


さすがに、おもちゃ3つは欲張り過ぎだと思うんですよ。ツヨシさん。



2016年1月9日(土曜日) 冬晴れ


今日も良く冷え込む日でした。


相変わらずコンパクトに座るアルパカのネプチューン。



こちらは昨年生まれのシャーロット。
カメラを向けると小首をかしげて近寄ってきました。
残念ながら、私はなにもあげません。

今年は雪が少ないので、歩きやすそうです。
これから積もってくるのでしょうか。



今日はやけに近寄ってきたヤギたち。
触るとけっこう暖かいですし、頭をこすりつけて来ることもあります。
しかし、油断していると作業着の袖や長靴をかじられたり、ひもを引っ張られたりします。

まあ、そういう習性なので、仕方ありません。

時々、お客様相手にもやらかすことがありますので、ご注意ください。


今日は遠巻きに見ていたメンヨウたち。
気にしないでいると近寄ってきます。
追いかけたりせず、ゆっくりと触ってください。

なお、ヤギやメンヨウはお客様の出入りにともなってたまに脱走することもありますので、
放飼場に入る際にはゲートをしっかり閉じてくださいますよう、お願いいたします。



レッサーパンダのシンゲンはいつものお気に入りの場所で寝ていました。
起きてきましたが、眠そうです。


こちらはメイメイ。
寝ていることが多いのですが、今日は起きていました。



うさぎドームに寄ってみると。


おしくらまんじゅう中のテンジクネズミ。
いつもと変わらず、おしゃべりしています。

 
10月に生まれたウサギの子どもたちが、年明けからふれあいデビューしています。
生まれた時から比べるとだいぶ大きくなりました。

寒い日が続きますが、動物たちに会いにお越しください。


おまけ


今日もクロクマになっていたツヨシ。
今日の枕はポリタンクです。



2016年1月7日(木曜日) 寒の入り




新年あけましておめでとうございました。

昨日から小寒となりまして、寒の内となっています。
それに合わせてなのか、少し寒くなりました。
まあ、例年よりは雪も少なく、少し暖かい気もするのですが。

ここのところそり山に関するお問い合わせを幾つもいただいております。
残念ながら、雪が全然ありませんので、まだそり山は作っておりません。
これからの気候次第でもありますので、もうしばらくお待ちください。




今年は申年ですので、サルたちの写真を載せてみましょう。
サル山のニホンザルたちは元気にしております。

冬はサルたちの繁殖期なので、顔やお尻の赤さが増しています。
子どもたちの取っ組み合いも見ることができます。


類人猿舎まで行ってみました。


仲良く並ぶ、シロテテナガザルのオンちゃんとミク。
冬の間は室内運動場にしか出せませんが、元気に飛び回っています。


 
その隣のオランウータン。
午前中はロリーとりなが出ています。

りながかなり活発に動き回るので、なかなか写真が撮れません。
まあ、元気なのはいいことです。
そろそろ、誕生日を迎えます。


午後になって、入れ替わりでひなが出てきます。
食事中だったのですが、食べながら柵の近くまで来ました。
ちょっとお行儀の悪いひなちゃんです。


チンパンジーの親子は、相変わらず仲睦まじい様子です。


赤ちゃんもだいぶ筋力がついてきたらしく、こんなポーズもしています。

 
年末にはつかまり立ちまでもうちょっと、という感じだったのですが。
なんと、梯子にぶら下がることができるようになっています。

成長が早いですね。


あとで見に行くと、疲れたのか、リリーに抱かれて寝ていました。

動きもかなり活発になってきましたので、ぜひ会いに来てください。


さて、新年となりました。
今年はどんな年になるのでしょうか。

皆様にとって良い年でありますように。
また、今年も釧路市動物園をどうぞよろしくお願いいたします。