エゾリス

齧歯(げっし)目 リス科

特徴

【個体情報】
 

愛称 ポップ キャロル 孝一
性別 メス メス オス
出生日 2015/7/23
(おびひろ動物園)
2015/5/29(推定)
(おびひろ動物園)
 
来園日 2016/3/29 2016/3/29 2016/3/27 (保護)


【一般情報】
 

分類  齧歯目
 リス科
和名(亜種和名)  キタリス(亜種名 エゾリス)
学名(種名)  Sciurus vulgaris (亜種名 Sciurus vulgaris orientis)
英名  Eurasian red squirrel
形態 頭胴長  22~23cm
尾長  17~20cm
体重  300~470g (1歳以上の成獣)
性差  明らかな性差はない
外毛特徴

  あごの下、胸、腹部は白色。夏毛は焦げ茶。冬毛は少し茶色がかった灰色。冬毛は夏毛の約2倍の長さで、耳先に4cm程度のふさ毛。換毛: 夏毛は4月下旬~6月下旬、冬毛は9月下旬~11月上旬。大陸のキタリスでは被毛の色に地域変異があり(黒色、褐色、赤色など)

分布   キタリスの分布は欧州、ロシア、中国東北部、朝鮮半島、北海道。亜種のエゾリスは北海道(北方四島にはいない)
生物学特性 生息環境 森林地域に広く分布。主要な食物となる樹木が多くある公園や農家周辺の林にも生息
食性   樹木の種子を主な餌とし、そのほか花や樹液。昆虫やキノコも食べる(種子はクルミ、ミズナラ、チョウセンゴヨウ、逃避、とど松、エゾマツ、カラマツ、キタゴヨウ、ハルニレ、カエデ類など)
縄張り・行動圏  行動圏=1~4ha(個体間で重複。個体間で順位関係が成立)
繁殖 ・妊娠期間=38~39日

・産仔数=1~7(3~6が多い)

・繁殖回数=年1~2回

・交尾時期=2~3月、5月

・出産期=4~7月

・仔の独立時期=生後約2.5ヶ月

・巣:球状巣(外径平均30cm、範囲 20-70cm)は枝元や木の股に作られる。樹洞巣にはキツツキ類が作った穴や自然にできた樹洞を利用。

・営巣木:針葉樹を好む

性成熟   約1年
寿命   満1歳まで生きるのは全体の4分の1程度。野生下では3年以上生存する個体は少ない。飼育下では16年の記録あり
行動・生態など   ・外部寄生虫=ほとんどの野生個体にリスナガノミが寄生

・餌を貯蔵する(トドマツ、クリ、クルミ類、ミズナラなど、高カロリーの種子を貯蔵する餌として好む。)

参考資料   ①宝川憲久 1994 エゾリス。川道武男(編):日本動物大百科. 1 哺乳類70-71頁、平凡社、東京

②山口由衣・柳川 久 2010   帯広畜産大学キャンパスにおけるエゾリスの生態. 1. 巣と営巣木の選択帯広畜産大学学術研究報告 31: 34-39.

Lee. T. H.  2001  Mating behavior of the Eurasian red squirrel (Sciurus vulgaris Linnaeus, 1758) in Hokkaido, Japan.  Mammalia 65: 131-142

Lee. T. H.  2002  Feeding and hoarding behaviour of the Eurasian red squirrel Sciurus vulgaris during autumn n Hokkaido, Japan.  Acta Theriologica 47: 459-470

Lee, T. H and H. Fukuda  1999  The distribution and habitat use of the Eurasian red squirrel Sciurus vulgaris L. During summer, in Nopporo Forest Park, Hokkaido.  Mammal Study 24: 7-15

Lurz, P. W. W., J Gurnell and L. Magris  2005  Sciurus vulgaris.  Mammalian Species (769): 1-10(米国哺乳類研究者協会発行)





【過去の解説記事】

エゾシマリスに比べ体つきはとても大きいです。
北海道全域に生息しています。冬眠はしません。
木の種や芽、花、樹液、昆虫などたくさんの種類のエサを食べます。
当園でも柳の新芽を与えますが、これもきれいに食べてしまいます。
キリン舎裏の北海道ゾーン入口で皆さんが来るのを
待っています。金網の中も時々走っているよ。

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