釧路炭田は北海道東部、釧路市の近くに広がり、石狩炭田に次ぐ北海道第二の大炭田です。江戸時代の1857年に初めて白糠石炭岬とオソツナイ(釧路市岩見ヶ浜)で石炭を掘りました。
 これが本炭田開発の第一歩となるもので、道内石炭鉱業の始まりです。途中しばらく休んだのち1887年に再び掘りはじめ、21世紀の今日まで石炭を掘りつづけています。このため釧路炭田は、「開発の歴史は古く、(本格的な)開発は若い」(『釧路炭田』)といわれています。

<写真の解説>
 昭和のはじめ、現在の釧路町・別保でみられた、炭鉱で働く人びとの住まい(炭住)と石炭を運ぶところ。住宅はひとつの家(長屋)に数軒が住み、石炭はレールの上を馬がひくトロッコで運ばれました。