釧路市障害者施策推進協議会(平成29年8月7日開催)
会議名
平成29年度第1回釧路市障害者施策推進協議会主な議題
- 議 題
(1) 報告事項
① 障害福祉サービス等ニーズ調査結果報告書について
② 第4期釧路市障がい福祉計画の進捗状況について
(2) 協議事項
① 釧路市障がい者福祉計画(はーとふるプラン)について
② 第5期釧路市障がい福祉計画及び第1期釧路市障がい児福祉計画について
主な発言要旨
1 開 会
2 会長挨拶
3 議 題
(1) 報告事項
① 障害福祉サービス等ニーズ調査結果報告書について
事務局より説明
【主な質疑内容】
委 員: 調査の対象年齢について何歳から何歳までの方を対象としたものか。
事務局: 障害福祉サービスについては基本的に65歳未満の方が対象である。この中から無作為に抽出している。
② 第4期釧路市障がい福祉計画の進捗状況について
事務局より説明
【主な質疑内容等】
委 員: A型事業所の数値は増え、B型事業所の数値は減っているように見える。この数値を出した根拠は何か。
事務局: 利用者数の実績値を出している。根拠については、国保連の統計資料の数値となっている。
委 員: 就労移行率が3割以上の就労移行支援事業所は、目標値の50%となっているとあるが、これは以前から見るとよくなっているのか。
事務局: 約半数の事業所が一般就労移行率3割を超えている。事業所数は減っているものの、残った事業所での移行率が上昇しているものである。
(2)協議事項
① 釧路市障がい者福祉計画(はーとふるプラン)について
② 第5期釧路市障がい福祉計画及び 第1期釧路市障がい児福祉計画について
事務局より説明
【主な質疑内容等】
委 員: 資料の障がい者数の推移については65歳以下の方か。また介護高齢課でも計画の策定があり、介護保険との関係性もあるので、この障がい者数のうち65歳以上の方と、65歳未満の方がどのくらいの割合を占めているのか教えてもらいたい。
事務局: 全障害者手帳所持者であり、今後は年代別の手帳所持者の統計を示していく予定としている。
委 員: 重度障がい者が高齢化する中で、その家族からは将来の入居先を心配する声が多い。また、重度障がいを持つ乳幼児が通所できる医療型の施設がない。こういった相談に対応するためには、相談支援体制の整備だけでは不十分ではないかと思われる。
委 員: グループホーム等の整備については費用がかかり、社会福祉法人以外では、資金繰りが困難であるケースもあるものと考える。また、支援員の人材が確保できないことでグループホームの新設が難しいケースもある。
グループホームでヘルパー支援を行う際、ヘルパーの方は障がいのある方への配慮について理解を深めてほしい一方、障害福祉サービスの職員には、介護技術を高めてほしい思いがある。そのような学習の場があれば、人材育成にもつながるものと考える。
委 員: 能力がある障がい者に対しては、既存の仕事ではなく、何かできる仕事などを生み出すようなことを考えてもらいたい。
委 員: 基幹相談支援センターなど福祉や医療等にそれぞれ相談先はあるが、そういった相談を一元的に相談できる場所があればよいと考える。子供が障がいを持つ親は、子供がなくなるまで自分は死ねない等の不安の中で生活していることも事実である。そのような心配がなくなるような社会になってもらいたい。
4 そ の 他
(1)釧路市手話言語条例に規定する基本方針について
事務局より説明
次回開催予定について、11月下旬を予定している。内容については、釧路市障がい者福祉計画(はーとふるプラン)及び障がい福祉計画、障がい児福祉計画の素案をご提示し、ご意見をいただく予定である。
5 閉会